今日は同僚で飲み仲間でもある後輩のI君からのリクエストに応え、私の友人Kさんを紹介する飲み会企画。
二人はフェイスブックのグループで接点はあるものの、直接の面識がないので、私が間に入って両者をご紹介するというオフ会です。
今宵は私の指定で、城南エリアで作戦を展開。
居酒屋とB級グルメに造詣が深いKさんは大田区がホーム。
東海道線沿線に住むI君の帰宅も考えると、城南エリアがよかろうという判断です。
私自身も、城東、城北方面の下町居酒屋が多いので、たまには城南の下町居酒屋を攻めてみたいという気持ちもありました。
金曜日だからなのか、ごった返すJR蒲田駅中央改札で待ち合わせ、無事に合流。
蒲田と言えば餃子が有名ですが、下町居酒屋天国でもあります。
まずはJR西口の飲み屋街で今宵の作戦を練ろうということになりました。
しかし超オオバコ店の大衆酒場
鳥万はなんと超満員で行列。
これにはKさんも驚きです。
「並ぶなんて珍しいですよ」
15分ほど待ったものの入店出来る可能性は低いため、東口へと展開。
しかし、駅前の
居酒屋三州屋本店でも振られてしまいます。
ならば、と大田区役所脇の
歓迎本店に足を向けますが、ここも大行列。
「蒲田は好景気に沸いているね。給料日直後でもないのに、この賑わいだもんね」
「景気は悪いままだから、安い店が多い蒲田は活況なのかも」
などと経済談義を交わしながら、流れ流れて京急蒲田駅前へ。
你好 別館に一縷の望みを託します。
階段を下りて地下へ。
不安な思いでドアを開けますが、奥に空席があるようです。
やうやく今宵のオフ会が始められます。
卓上にはファミレスのような電子式オーダーのタブレット端末。
蒲田の老舗中華屋でこれには違和感を感じますが、それも時代の趨勢。
ドリンクに続きギョーザもオーダー。
ようやくの
生ビール。
蒲田を30分もさ迷っただけに、美味しさもひとしおです。
蒲田と言えば餃子。
当店も人気店のひとつだけに、もちろん餃子からスタートです。
ニンニク水餃子がまず出てきました。
ニンニク醤油のタレがたっぷりかかっています。
強烈なにんにくの刺激が口中に広がります。
フライデーナイトだから、良しとしましょう。
もちろん羽根付きです。
この羽根付き餃子が有名な
歓迎、
金春、
你好の人気三店は、大連系の店で、餃子三兄弟とも言われていますが、実際も親戚関係だとか。
もちろんこのカリッとした皮が旨いのですが、もちろん肉汁が溢れでる餡も最高。
「肉専用サワー」と銘打ったジン・トニックがありました。
コショウを利かせたドリンク。
一口飲んでみましたが、デフォルトは万人向けなのかコショウ不足。
もう少しパンチが必要だと感じて、追いがけ。
改めて乾杯です。
ここから、多品種小ロット好きのI 君が、タブレットを操作し始めました。
このパターンは危険です。
ピリ辛キュウリ。
これはみんなが好きな干し豆腐の和え物。
やっぱり旨い。
ここまではいいでしょう。
しかし、知らない間にボタンを押していたのか、揚げギョーザとゆで餃子が続々と到着しました。
テーブルの上は大変なことに。
とはいえ、美味しいですからモリモリと頂きます。
揚げギョーザは、カリッと揚がった皮とジューシーな餡のコントラストが楽しい。
一方のゆで餃子はモチモチプリプリ。
ここでとどめの土鍋麻婆豆腐が登場。
大変なことになってきました。
今日は三軒は回りたいと思っていたのですが、すでに胃袋からはアラームが出ています。
次なる展開を考える間もなく、一軒目はフィナーレへ。
超炭酸角ハイボール。
KさんとI 君が同じ大学なのは知っていましたが、浪人やら留年やらでカウントが複雑なものの、同い年だということが判明し、大いに盛り上がります。
両名を引き合わせるのが趣旨の本日の城南オフ会。
羽田空港お膝元の京急蒲田駅前から、若干ディレイしたものの、無事テイクオフとなりました。