2014年6月21日土曜日

ツーリングの疲れは地元の止まり木のひとり酒で癒す。与力町「竹うち」~南森町「ホワイトラベル」


一泊二日の鳥取までのバイクツーリング。
二日で682キロ、オフロードバイクでの高速ツーリングは身体に堪えます。
自宅に帰って荷解きをして、シャワーを浴びてから遅めのチェックインは、与力町竹うち
大好きな居酒屋です。


乾いた身体に生ビールが滲み渡ります。


小松菜のお浸し
油揚げ鶏肉が入っています。


水茄子の浅漬け


今日は大好きな三岳を持参。
持ち込み料を払って置かせてもらいました。


かつおタタキさばきずしを盛り合わせでお願いしました。


かつおタタキおろしにんにくで。


さばきずし生姜で。
脂ののったさばを浅く締めています。


アブラメ新子唐揚げ
アブラメとは関東で言うアイナメのこと。
カサゴの親戚にあたります。


一見グロテスクなようで、なかなかキュート。


脂ののった白身は柔らかく、さっぱりしたと胡麻ポン酢の相性も良し。


ここは一人で飲みたい時に、そっとしておいてくれるので、そんな気分の時にぴったり。
旨い肴をアテにゆるりと三岳のロックを舐めれば、ツーリングの疲れもじんわり溶けていきます。
ほろ酔い気分になったところで、仕上げにもう一軒。



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もちろん仕上げはホワイトラベル
土曜日とはいえ、グループ客がいて賑やかな雰囲気。
私はスタッフのKさんとツーリングの話を。


やはり往復682キロのツーリングは身体に堪えたようです。
いつの間にか睡魔が襲って来ました。
時計を見ると23時。
私はスツールから腰を上げました。



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バイクで巡る鳥取~岡山~兵庫B級グルメの旅④ 旅の締めくくりは兵庫県佐用町のご当地B級グルメ、ホルモンうどん。素敵なお母さんが切り盛りする「一力」


米子自動車道から中国自動車道へ入り、兵庫県へ。
今回のB級グルメ焼きそば巡りでもう一軒立ち寄りたい店がありました。
山間にある佐用町のご当地B級グルメ、ホルモンうどんです。


少し西に位置する岡山県津山市ホルモンうどんも有名ですが、あえてこの鄙びた町の鄙びた店を訪ねてみることにしました。
岡山兵庫の山間部は昔から畜産が盛んで、鮮度のいいホルモンを使った料理が発達したようです。


何軒かある店から選んだのはホルモン焼き一力

2009年8月の台風で甚大な水害を受けた佐用町
水害後佐用川の反対側から店を移転し、国道179号線沿いのこの場所で営業しています。


店の前には畑と川と山が広がっています。
のどかな田舎の風景。


大きな鉄板を囲むように長椅子が配置されています。
芸能人やテレビの取材の色紙も貼られていて、知る人ぞ知る人気店であることがわかります。


感じの良いお母さんが一人で切り盛り。



メニューはホルモン焼きのみ。
ホルモンうどんは、このホルモンうどんを単品で頼んで一緒に炒めてもらうという訳です。


とはいえ注文はホルモンうどんと言えばOK。
鉄板にホルモンキャベツネギをのせて炒めます。


ホルモンのいい匂いがしてきました。


続いてうどんを投入します。
うどんは一つでいいですか?」
と聞かれます。
「はい」

なるほど、うどんは好みで玉数を増やせるわけですね。
うどんを入れたら特製の味噌ダレをかけて、更に炒めます。
このうどんは地元の製麺所のもので、ホルモンうどんにピッタリの腰があるそうです。


出来ました。
炒めるときに使った味噌ダレを小鉢に入れてくれます。


実に美味しそう。


いろんな部位の大きなホルモンがゴロゴロ入っています。


まずはホルモンだけを味噌ダレにつけて頂きます。
甘辛のタレが実に良く合います。
鮮度の良さがわかる食感。


続いてうどんを。
少しだけ味噌ダレにつけて。


かなりの量のホルモンが入っています。
それもそのはずで、単品のホルモン焼きうどんを加えているのですから。


「タレが足りなかったら足してね」
とお母さん。


相当なボリュームで食べても食べても減りません。
今日のランチは二食目でしたが、とても美味しいので難なく完食です。


15時頃だったのですが、評判を聞いて神戸からやってきたという女性二人連れとご一緒しました。
その方たちは既にお昼を食べたから、と二人で一人前を分けていました。

地元の方が明日の昼の予約をしにお店に来ました。
「4人で来るから」
とホルモンや色んな部位の内臓を大量に頼んだ後、
「うどん8つ」
と言うのにはビックリ。

すっかり満足してお店を出て出発の支度をしていると、お母さんが表まで見送りに来てくれました。
「気をつけて帰ってくださいね」
「ありがとうございます!」

今回のB級グルメ焼きそば巡りの旅は、素敵な女性たちとの出会いの旅でもありました。



関連ランキング:ホルモン | 佐用駅

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一力ホルモン / 佐用駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

 

バイクで巡る鳥取~岡山~兵庫B級グルメの旅③ 夢にまで見た憧れの蒜山やきそばを「悠悠」で。B-1グランプリ優勝の実力に感動

ツーリングの二日目は米子から松江に向かい、中海へ。
中海大橋中海堤防道路、そして通称ベタ踏み坂として知られる江島大橋を渡ります。


その後、米子自動車道溝口ICから鳥取県道45号線を走り、大山の山懐にある桝水高原へ。


大山の中腹、およそ標高900メートルの道を気持ちよくワインディング。


蒜山大山スカイラインを下って蒜山高原にやってきました。


今回の旅のハイライト、蒜山焼きそばを食べるためです。
数ある店の中から選んだのは悠悠


B-1グランプリ優勝のご当地B級グルメ、蒜山焼きそばの人気店です。


蒜山やきそばの定義は3つ。
地産のかしわ肉高原キャベツ、そして濃厚な味噌ベースの甘辛ダレ
10店の公認店はそれぞれにアレンジを利かせて特色を出しているようです。


もちろん注文は蒜山焼きそば
この店では自信と誇りを込めて、あえて「ひるぜんの焼きそば」という呼び方をしています。
とても感じの良い女性店員さんが3人で切り盛り。
なんとも家庭的な雰囲気です。


まず鶏肉を炒めます。


続いてキャベツタマネギを加えて炒めます。


そしてを投入。
豪快に炒めます。


出来ました。


夢にまで見た憧れの蒜山やきそば。


大きな鶏肉


中太の麺に特製の甘辛味噌ダレが絡みます。


さすがB-1グランプリ優勝の実力。
何とも素晴らしい味に感動して言葉もありません。


「お好みで一味を振るといいですよ」
と教わったので、辛いのが好きな私は早速試してみました。


一段とタレの味が引き立つようです。
やや油の多い炒め方もB級グルメらしくて好ましいもの。
毎日食べたい位の味でした。


蒜山焼きそばの美味しさもさることながら、この店も接客も秀逸。
見るからにバイク野郎とわかる私に、
「どちらからいらしたんですか?」
と話しかけてきます。
もちろん地元蒜山蒜山焼きそばのPRもさりげなく。
郷土を愛し、ご当地B級グルメを愛する素晴らしい女性店員さんたちに
「お気をつけて」
と見送られ、お値段とお味以上の満足感でいっぱいの私はバイクに跨りスロットルを大きく回しました。



関連ランキング:焼きそば | 真庭市その他

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悠悠焼きそば / 真庭市その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.5