「亀戸餃子」でエンジンを暖めた私たちは、本日のメイン
「亀戸ホルモン」に向かいます。
予約のできない行列店は、18時開店。
お店に到着した18時半は当然一回転目のお客さんで満席ですが、それは織り込み済み。
順番は7番目で、店の前に置かれた椅子に座って持つことができました。
そこへ遅れて到着した長男も合流し、4名で並びます。
我々の後ろにもたちまち行列が出来て、店員さんに隣の建物の前に整列させられます。
この暑さの中、立って待つのはかなりしんどいでしょう。
店先で熾されている炭の遠赤外線に煽られ、汗だくになりながらのウェイティング。
メニューを渡され、作戦を立てているうちに、早めに食べ終わったお客さんが出始めます。
更に待ち合わせで並んでいた男性が、女性友達3人のドタキャンに遭って行列を離脱するという、我々にとっては幸いな出来事もあって、ジャスト一時間で入店です。
店内のセンターの大きなテーブルに案内されました。
既に真っ赤に炭が燃える七輪がセットされています。
さすがに外よりはましですが、エアコンの効果は限定的です。
まずはドリンクをオーダー。
私はもちろん
ホッピーです。
一時間待ちの疲れも吹き飛ぶ一杯。
オーダーは組み立て通りに頼んだものの、4人では足りないという店員さんの物言い。
皿数を増やしたり、品数を増やしても、
「まだ少ないですね。ちょうど入れ替わりなので、追加を頼まれても40分くらい待ちますよ」
と半ば脅かすような口ぶりです。
結局、店員さんからOKが出るまで料理を発注したので、どれぐらいの物量になったか自分でも把握できなくなりました。
注文の大仕事を終えて、ホッピーを飲んで人心地。
そこに山盛りの
豆もやしナムルと、
煮込み、
ネギ塩タン刺が出てきました。
煮込みはコリアン風のピリ辛。
濃厚で実に旨い。
ネギ塩タン刺も、肉そのものの旨味をしっかり感じます。
妻は
麦飯をオーダー。
続いて、一気に
ホルモンが出てきます。
上ミノ、
塩ホルモン。
上ミノはナイスな弾力と歯応え。
塩ホルモンの脂は、アルコールが進む味。
ハツ二人前。
見るからに鮮度と処理の良さを感じる色。
ここは私が普段良く行く豚もつの店ではなく、牛ホルモンメインのお店。
単身赴任していた大阪を思い出します。
厚切りのハツの食感は、思わず唸るほど。
続いては
レバー。
これはみんなの好物でもあり、3人前頼みました。
塩味のレバーは、もちろんサッと表面を炙るだけですぐに頂きます。
さすがに当店でも評価が高い部位なので、全く臭みもなく、変なざらつきもない見事な味です。
そこにタレものが出てきました。
トロミノ、
シマチョウ、
ギアラです。
ナカは三度目のお代わり。
ナカが多いので、ホッピーが一向に減りません。
食感が個性的で脂の多い部位には、濃厚なタレが良く合います。
お皿が続々と出て来た時には、頼み過ぎたと思いましたが、息子たちの協力により無事食べ切りました。
しかし、ダイエットによって満腹中枢が正常化した私は腹パンです。
気になるお会計は、まさかの11,400円。
なんと@2,850円という驚きの高コスパ。
すっかりホルモン焼で燻された家族4人は、亀戸駅から総武線にのりましたが、満員のお客さんに相当迷惑をかけたはずです。
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