土曜日の今日、どうしても行きたいお店がありました。
勝田台のもつ焼き角一。
千葉県の郊外にありながら、東京の名店に引けをとらない人気店となりました。
私が初めてこの店に来た2009年は、食べログの書き込みも一件だけ、サラリーマンなど私しかいないくらいのアウェイなお店でしたが、今では関東のもつ焼き好きの間でも知られる店となりました。
今日は長男と二人で。
10分前から並んで一番乗りです。
暖簾がかけられ、ようやくオープンの17時となりました。
急遽行こうということになったので、予約はしていなかったのですが、一番乗りなので席はありました。
私たちはテーブル席へ案内されます。
その後、お一人様が二組くらい入ったところで、今日は打ち止め。
早くも満席です。
17時5分で、もうフリーのお客さんは入れなくなりました。
いつの間にこんなに人気店になったのでしょう。
壁のドリンクメニューが新しくなっていました。
生ビールで乾杯。
ここのジョッキは冷凍されているのでキンキンに冷えてます。
そして、お母さんの泡の作り方も実に上手い。
今日の突き出しはきのこの煮物。
ポテサラ。
自家製の濃厚な味付け。
ポテサラの旨い店は間違いない、ということを実感します。
最初はもつの刺し身から。
ニンニク醤油とごま塩は自分で調合。
ハツ刺しとタン刺し。
堪らない旨さ。
食の楽園大阪でも、豚モツだけは例外。
やっぱり、東京でしか食べられない味です。
これがまた絶品のもつ煮込み。
もつ焼きの店がそれぞれ創意工夫して、独自の味を競うだけに、その店を象徴する存在でもあります。
角一は味噌仕立て。
味噌といえば唐辛子。
七味を振って。
煮詰まって濃厚な味噌に、もつの脂と旨味が溶け込んで、更に濃厚になっています。
えも言われぬ旨味。
自家製ぬか漬け。
これが実に旨い。
味の素がたっぷり振ってあるところが、また高ポイント。
息子はレモンハイ。
トーインの炭酸が渋い。
私はもちろんホッピー。
これもまた、大阪では飲めない味。
焼酎甲類の入ったジョッキに、ホッピーを注ぎ入れます。
この作業からして、楽しい。
注文した焼き物が出てきました。
レバーのタレ若焼き。
生が食べられなくなった今、若焼きがせめてものノスタルジー。
アブラはにんにくたれで。
この店名物のにんにくたれは、継ぎ足しで作られた濃厚な味。
カシラ。
適度な噛みごたえの部位。
これもにんにくたれが合います。
ホッピーはナカをお代わり。
もう少し食べたいので、ガツとコブクロを塩で。
お酒も、もう一杯。
ニッカハイボール。
ちょっとさっぱりしたものが食べたくて、みょうが。
自家製ぬか漬けをもう一回。
味の素をもらって、更に増量。
素晴らしい冠雪。
このうま味調味料の実力を再認識。
「もうちょっと食べたいなぁ」
と呟きながらメニューを眺める私。
「納豆オムレツ食べたいんじゃないの」
と息子。
父のことをよくわかっています。
一人なら絶対に食べられないボリューム。
玉子も見事に半熟。
ゆっくり2時間。
旨いもつ焼きと酒を飲みながら、久しぶりに息子とサシ飲み。
離れ離れなので、募る話を。
気持よく酔って、お腹もいっぱい。
家に帰って、仕上げることにします。
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