2019年7月20日土曜日

山形ラーメン人気店の新店に二度目の訪問。勝田台「金ちゃん BEYOND」の味玉中華sobaはちょっと残念


土曜日のランチ。
妻と二人でお気に入りの勝田台「中華ソバ篤々」へ出向きましたが、出遅れたのか12時半で12組21人待ち。
「これは一時間待ちだなぁ」
と諦めて、近所の「金ちゃんBEYOND」へ方針変更です。


八千代中央の山形ラーメンの人気店の新店で、以前息子と飲み会帰りに食べに来て以来二回目の訪問です。


入口の券売機で味玉中華sobaを購入。


ちょうどお客さんが入れ替わりで、スムーズにチェックイン。
カウンター席に座り、入口で購入した食券を渡します。
ふと見ると、麺の固さ、油の量を変えられる貼り紙を見つけ、「固め」でお願いしました。


程なく出て来たラーメンは美しいビジュアル。


八千代中央の店はオーソドックスな昔ながらの中華そばですが、こちらはBEYONDの店名通り、トッピングや盛り付けも創作性を感じる造りです。


まずはスープをひと口。
深みのある醤油味。
鶏油が膜を張って、さっぱりしているのに濃厚さも兼ね備えています。


中太の縮れ麵を啜ります。
「あれ」っと思うほど柔らかいです。
「柔らか目と間違えたのかな」と思うほど。


前回ノーマルの茹で加減だった時の方が固い位でした。
従業員が変わると味が変わるのでしょうか。
それは飲食店としてはいけないことです。


ブラックペッパーを振って、味をピリッとさせます。


豚と鶏のチャーシュー、味玉と、トッピングにも箸をつけながら完食です。
再訪は無いな、と感じてしまう残念なランチでした。

2019年7月19日金曜日

30度超えのランチは冷たいうどんをツルっと。「さぬきうどん 新橋甚三」で「すだちおろしぶっかけ 温玉トッピング」


新橋の本社で会議が終わったのは13時過ぎ。
レイトランチとなりました。
虎ノ門の事務所に戻りがてら、どこかでランチを食べて帰ろうと歩き始めましたが、たちまち汗が噴き出してきました。
スマホをチェックすると、気温は31度。
低温が続いていた関東地方ですが、暑がりの私には過ごしやすい日が続いていただけに、いきなりの真夏日は堪えます。
「これは何かあっさりとして冷たいものを食べないと」
と、西新橋の「自家製さぬきうどんと肉 新橋甚三」へ。
界隈ではレベルの高いさぬきうどんが食べられる新店です。
お店にたどり着いたときには、みっともないくらい汗だくになっていました。


この暑さ、そして絶賛ダイエット中の私は、すだちおろしぶっかけをチョイス。
もちろんどんな時でも温玉トッピングは欠かせません。


13時半ですので、人気の行列店もスムーズなチェックイン。
食券を女性スタッフに渡し、カウンターに着席です。


程なくうどんが運ばれてきました。
しっかりとした極太麺がぶっかけの汁に浸っています。
たっぷりの大根おろしと、カットされたすだちが目にも涼味を感じさせます。


別皿の温玉をオン。
ダイエット中ながらもちょっとだけ天かすものせて準備は整いました。


うどんを三本手繰って、ゆっくりと口元に運び、ツルっと流し込んで喉越しを楽しみます。
さぬきうどんの魅力は、極太麺に秘められた腰と弾力。
噛まずに一気に流し込みつつも、舌と喉で小麦の風味や食感を楽しめるのが、良いうどんの評価。
ここは東京にしては本場にかなり近いレベルまで頑張っているうどんだと私は思います。


中盤で温玉に箸入れ。
思ったよりは固めでした。


そのまま一気にスウィープ。完食ですが完飲は控えました。


すだちを絞るときに、種がそのままなのが気になりました。
私が大阪赴任時代、一番旨いと思っていた梅田の「うだま」では、すだちの種を取って出してくれていました。そうすることで、そのまま絞っても種がうどんや出汁に入ることがなく、お客さんが純粋にうどんを味わえるようにという、小さいけれども大きな気配りです。
ここよりもはるかに美味しく安く、香川県並に旨いさぬきうどんの店が、本場ではない大阪で経営できている理由を、この店も学んでくれれば、きっともっといい店になるでしょう。
麵も出汁も具もサービスも悪くないと思いますから。




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2019年7月18日木曜日

あの船橋の人気大衆酒場がオオバコの新店をオープン!「増やま 本店」は早くも大人気


今日は成田で明朝仕事のために前泊する部下のS君を連れて、船橋で一杯飲むことにしました。
船橋は私のホームグラウンド。
もちろん「一平」「増やま」の二択ですが、どちらも人気店なので行列覚悟です。
ところがそんな私に、敬愛する食べログレビュアー「しろくま1124」さんからTwitterのDM。
開いてみれば、7月7日に増やまの新店が70席のオオバコでオープンしたとの事。
これは良い知らせです。
本八幡の「馬越」「わたらい、新小岩の「かど鈴」と同業態ながらもチェーン店化せず、地域密着の大衆酒場を開いて来た船橋の気鋭が、満を持しての「本店」オープンというわけです。
新店が本店とは奇妙ですが、現「増やま」が狭い上にあまりの人気でほとんど入れない現状を考えると、誕生の地船橋でオオバコの大衆酒場を開きたいという悲願があったのでしょう。
JR船橋駅の北口を出て、徒歩3分ほどの路地裏に、新装開店の堂々としたお店がありました。


物件が少ない船橋駅前に、よくぞ出物があったものです。
真新しい「増やま 本店」のコルトン看板と染め抜きの長暖簾に、本店の誇りと自身が窺えます。


その暖簾を潜って店内へ。大きなコの字カウンターを囲むようにテーブル席があって、見事な昭和大衆酒場が令和元年にオープンです。
18時前とあってさすがに空席はありますが、それでもオオバコは半分の入り。カウンターは既にほぼ満席の賑わいです。


オオバコになったおかげで4人からテーブル席の予約も出来るようになりました。
これも大きな進化です。
友人たちを安心して連れてこれるからです。


今日は二人なので金宮のボトルを入れることにします。
1,200円と大衆価格なのが実に嬉しい。
ボトルキープは一ケ月。
以前のお店はそもそも入店出来ないことが多く、キープしても一ヶ月以内に再訪できるか不安でしたが、この本店ならその心配はなさそうです。


まずはホッピー
を頼んで乾杯です。


「重ネ」と呼ばれる煮込み豆腐にもつ煮込みがのった名物から。
ホワイトボードからアジ刺う巻きを頼みます。


私は黒ホッピーに展開。


S君は炭酸とレモンを頼んで生搾りレモンハイです。


金宮のボトルは早くも底をついて、二本目。


追加のつまみは、たまご好きの私には欠かせない煮玉子、名物の紅ショウガの天ぷら、そして私の大好物の分厚いハムカツ
絶賛ダイエット中にも関わらず揚げ物を頼んでしまいました。
とは言え、酔いも回ってきたので、罪悪感よりも幸せを感じます。


炭酸水をお代わりして、私は酎ハイに切り替えます。


「満席なんで、お待ちになりまーす!」
と言う声に驚きました。
これだけのオオバコがなんと19時半で満席。
「増やまファン」の多さを実感します。
そんな私の目の前に、突然お新香が差し出されました。
「頼んでないのになぁ」
と訝りながら振り返ると、なんとこの店の情報を今日教えてくれた、当の「しろくまさん」その人です。
茶目っ気たっぷりに笑う彼は
「お新香をどうぞ。キャノンデールさんのために味の素をいっぱい振ってもらいました」
と言います。
「いやぁ、ビックリしたなぁ」
と彼を我々のテーブルに招いてS君に紹介します。


ホンビノス貝の酒蒸しをつまみにアルコールは角ハイボール、S君は名物のガリ酎


更に名物のモヒートを頼んで、三人で乾杯です。


ボルテージが上がった私は、キンミヤのボトルを追加。
なんと三本目です。


そろそろお腹もいっぱいですが、つまみはしろくまさんが頼んだ「まぐたく」
まぐろのたたきと刻みたくあんの相盛りです。


締めは、納豆オムレツとはんぺん焼き
オーナーが修業した「一平」では裏メニューだった納豆オムレツが、レギュラーメニューにあるのは嬉しい限り。


原則二時間のお店で五時間も飲み続け、完全に酔っ払いました。
さすがに三人連れもって電車に乗ったので、乗り過ごす事はありませんでしたが、家に帰ってからソファで四時まで寝落ちしてしまいました。