2018年8月24日金曜日

メニュー全クリしたつもりでもまだ食べていなかった「刺身三点盛」。新橋「活魚料理ととや」

新橋の本社で昼時会議の後のレイトランチ。
魚気分だったので和楽が思い浮かびましたが、13時半だと売り切れ仕舞のリスクもあり、活魚料理 ととやへ。
インスタでフォローしている方がぶり大根を前日にアップしていた影響も受けてのディシジョンです。


エレベーターで四階へ。


さすがに待ちは無しでしたが、メニューを渡されながら、鯛頭ぶり大根の煮魚二種と銀だら西京焼きは終了と告げられます。


「ガーーーーン」
とは言いませんでしたが、なんとなく予想が当たってしまった結果に落胆しつつも、気を取り直してオルタナティブチョイス。
暗記するくらい、いい加減食べ尽くしたここのメニューですが刺身三点盛というのは食べていない事に気がつきました。
「これだな」
と着地点を見つけた私は、その「刺身三点盛」をオーダーして、いつもの小鉢類がセッティングされたカウンター席に案内されます。


写真を撮影しようとスマホを取り出した途端にご飯、味噌汁、刺身三点盛がどどっと出てきました。


「ととや」に通って18年。こんな経験は初めてです。


「そりゃそうだよな、刺身だもん」
と今更ながら納得し、どれから食べようかと戸惑いながら箸を進めます。
刺身は三点盛りと言いながら四点盛られています。
かんぱち、たい、まぐろ、さより。


ずっと昔から変わらない小鉢類。
変わらない良さがここにあります。


悩んだ末に、まずは好物の茶碗蒸しから食べ始めます。


もちろん刺身と言えばオン・ザ・ライスで決まりです。


即席自家製海鮮丼を食べながら
「だったら海鮮丼でも良かったかな」
とまたもや余計な事を考えながらもモグモグと食べ進みます。
ここの海鮮丼はボリューム満点で、質では刺身三点盛りが勝るとはいえ、どうもチグハグな展開。


小鉢のお新香や佃煮もオン・ザ・ライス。


味噌汁マニアの私も納得の高偏差値のここの味噌汁は、もちろんいつも通りお代わりして、納得のランチ。


海鮮丼よりは刺身の量は少ないですが、その変わりネタがいいのが刺身三点盛。
美味しかったけど、やっぱり煮魚が食べたかった、というのが結論のランチでした。





関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 新橋駅汐留駅内幸町駅

活魚料理ととや魚介・海鮮料理 / 新橋駅汐留駅内幸町駅
 
昼総合点★★★☆☆ 3.5



2018年8月23日木曜日

神田の昭和酒場でじっくりと② 気さくな店主の作る料理と奥さんの出す生ホッピーが旨い御食事処「あい津」

「鳥勢」で旨い焼鳥をつまんでからの二軒目は、歩いて数分の御食事処 あい津
もちろんここも昭和レトロなタイムスリップ感満載のお店です。


暖簾を潜れば、小さな店はご常連でほぼ満席。
店主の差配でカウンターに二席作ってもらいました。
ここに来たら生ホッピー
Y部長は生ホッピーが初めてらしく興味津々です。
アジア系ながら流暢な日本語を操る奥さんが淹れる生ホッピーは抜群の旨さ。
ビール感覚で飲めてしまいますが、意外と度数は高いので要注意です。


つまみはマストアイテムの名物、鳥豆腐
鳥の旨味がしっかり出たスープで煮込まれた湯豆腐です。
ブラックペッパーがアクセント。


部長の相談事に耳を傾けながら、生ホッピーはたちまち二杯目。


いずれも魅力的な黒板のメニューに新さんま塩焼きを見つけました。
これを頼まない手はありません。


秋の訪れを実感する脂の乗ったさんまをつまみます。


もちろんはらわたが一番好き。


話が深まるとともに、神田の夜も更けていきます。
実にいい飲み会でした。




関連ランキング:居酒屋 | 神田駅新日本橋駅淡路町駅

 
夜総合点★★★☆☆ 3.6

神田の昭和酒場でじっくりと① 南口路地裏の「やきとり 鳥勢」で旨い炭火焼鳥と猛烈に濃いナカ

「今週、行きませんか」
と部下の部長にお盆休み明けの月曜日に誘われました。
何か相談があるのかな、と思い、落ち着いて話せる昭和酒場にしようと、ホームグラウンドの一つ、神田へ。
JR南口から一本入った路地裏にあるやきとり 鳥勢の暖簾を潜ります。


年季の入った飴色の壁とカウンターに歴史を感じる老舗の焼鳥屋。
まずは瓶ビールで乾杯。


すぐに出てくる馬さしマカロニサラダを注文します。
本当はとりさしが食べたかったのですが、夏場はお休みとのこと。


サシも色鮮やかな馬さし


マヨ感の強いマカロニサラダはボリュームたっぷり。


いい感じの立ち上がりです。


馬さしはニンニク醤油で。
ルイベのような冷凍が口の中でとろけていきます。


ビールは一気に二杯コップを空けて喉を潤した後、ホッピーにチェンジします。
のみの扱いです。
ここのナカはハンパ無い量で、「ウチより多いナカは無い!」と一昨日豪語していた小川町のイチゴーのオヤジも度肝を抜かれることでしょう。
ナカが多すぎて、ソトが入る余地がありません。


焼き物はやきとり (ねぎま)を塩で、レバをタレで頼みます。


肉は一つ一つが大きくジューシーで、備長炭での焼き加減も抜群。
さすが店主。


平成の世も終わろうとしているこの時代に、ノスタルジーを求める客で今日も満員です。


深い話になってきたので、河岸を変えることにしましょう。
ひと時のタイムスリップを終えて、平成の雑踏へ。
これからもう一軒、タイムマシンに乗り込みます。




関連ランキング:焼き鳥 | 神田駅新日本橋駅淡路町駅

 
夜総合点★★★☆☆ 3.6

ようやく訪問できたカツカレーが評判の行列の新店。虎ノ門「ジーエス」の欧風ブラックカツカレー

以前牛すじカレーを出していたリズカレーがあった場所に6月に出来た新店です。
カレー好きの友人やインスタからの情報は入手していたものの、後回しになってしまい、ようやく訪問。
ジーエスとは、プロデュースしているシェフ斉藤元志郎氏のイニシャルらしいです。


入口で食券を購入。
もちろん人気メニューの名物カツカレーです。
たまご好きの私はギョクオチという卵黄もトッピング。


12時10分前だったので空席がありましたが、カウンター10席ほどの狭い店はたちまち満席で行列が出来始めます。


当然ながらトンカツを揚げるところからスタートなので少し待ちますが、期待が高まる楽しい時間。


出てきたカツカレーは、いわゆるブラックカレー。


初めて見るとドキッとするくらいの色です。
フォンドボーとスパイスによるものでしょうか。


とんかつはカリカリの衣が実に美味しそう。
厚さもかなりのものです。


卵黄は少しだけルーから顔を覗かせています。


ブラックなカレーと黄金色のトンカツに映える野菜の彩りも美しい。


洋食的な欧風カレーですが、スパイスがしっかりと効いています。
見た目とは裏腹に優しくて深みのある味。


実に美味なカレーと上質のカツのコラボは、1,300円とサラリーマンランチとしてはやや高めながらも、お値段以上の価値があるクオリティ。


卵黄を崩してカレーやカツに絡めれば、たまご好きの私には至福の時。


個人的には辛さが足りなかったので、中盤に卓上の辛口スパイスをインして味変。


卓上にある紅生姜にも手を出します。


太陽ソースという愛知県のメーカーの美味しそうなソース。


トンカツにかけて、そのままでライスと一緒にトンカツ定食風にも頂きました。
カレーはもちろんですが、肉厚のトンカツも非の打ちどころがありません。
「カツとカレーの店」と謳い、ロースカツ定食カツサンドもあるくらいですから、当然でしょう。


トンカツの下にたっぷりの千切りキャベツ。
ライスが間仕切りを兼ねているので、ルーと混ざり合うことはありません。
盛り付けにも意味があるのです。


大満足のランチとなりました。


チキンカツカツサンドも気になることろで、再訪は必至です。
女性店員の接客も明るく丁寧で、気持ちのいいランチタイムとなりました。
4人連れで来店のお客さんもいましたが、無理やりバラバラに詰め込むことはせず、並びで空くまで案内を控えます。
その代わり後ろのお客さんが余計待つことになるので、お一人様ないしはお二人様が適正人員だと思いました。