2013年1月5日土曜日

「やっぱり家が落ち着くね」とはよく言ったもの。旅から戻った夜は地元の「美尋」~「ホワイトラベル」で撃沈

一泊二日の南紀バイクツーリング。
この寒さの中、2日間で636キロ走ってさすがに疲れました。
荷解きをして熱い風呂に入ってから向かったのは美尋


いつもは混む店も遅い時間で年明け早々ということもあってお客さんは常連さん一組だけ。
「とりあえずをください」とお願いしたところ「お正月ですから」と升酒が出てきました。
やっぱり日本酒は旨いなぁ。


助子


昆布


お店からもう一つ振る舞い。
マスターの出身富山かぶら寿し昆布蒲鉾をあしらった一皿。
おせちっぽくて焼酎も進みます。


今日のお魚からいいところをお任せでお造りに。


さわらのいいものがあるというので、塩焼にしてもらいました。


西京焼きのイメージが強いのですが、「活きのいいのは刺身か塩焼ですよ」とマスター。


キープしてあるさつま島美人が無くなったので、黒五代を入れました。


最後はマスターご夫婦と私だけ。
3人で飲みながらお正月にまつわる親類縁者や家族の話など。
お互いの家庭のことなど深いお話ができて、まるで私がマスターご夫婦とが正月の親戚の集まりのような感じ。
早くに亡くなった父や義兄のことも思い出し、ちょっとしんみりとした一夜となりました。




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時刻は0時前。
もうすぐ私の誕生日。
一人は寂しいよなぁ、とホワイトラベルへチェックイン。
ホっとするいつものタマゴサンド


おすそ分けの吟醸酒ケーキ


誕生日のお祝いにお店から一杯。
ごちそうさま。


常連さんと語り合ううちにお酒を進みます。
初めてというお客さんとも絡む内に酩酊状態。
何時に店を出たのか記憶が定かではありませんでしたが、完全に撃沈しました。



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本州最南端の町串本。「料理 萬口」で二度美味しいご当地名物かつを茶漬け


昨日から二泊三日の予定で熊野三山を目指すバイクツーリング。
しかし今夜から紀伊半島南部は山間部で10センチの積雪との予報。
行ったはいいけれども帰れない、という事態になりそうで残念ながら旅程を変更し今日帰ることに。
それでもせっかく紀伊田辺まで来たのだから本州最南端の潮岬まで行ってみようと出発。

南紀白浜千畳敷
自然の雄大さを実感。


絶景、三段壁


熊野街道をひたすら南下。
いいお天気のツーリング日和。


潮岬に到着!



雄大な太平洋。
海が丸く見える!


ランチは本州最南端の串本駅近くでご当地名物かつを茶漬をいただくことにしました。



料理 萬口


ちょっと心配な外観ですが。。。


かなり古い昭和の店。
店内には有名人や番組取材の色紙などがいっぱい。


これがかつを茶漬


醤油と胡麻と味噌で作った特製タレがかかっています。



お櫃からご飯を半分よそい、そこにを半分のせます。
タレをスプーンでかけて、海苔をのせて一杯目はかつを丼で。



お漬物と一緒に。



丼を食べ終わったら再び同じようにをご飯にをのせ、タレをかけた後にお茶をかけてお茶漬けに。


食べ方は宇和島名物の鯛茶漬けに似ていますが、風味は全く異なります。
野趣豊かな漁師めしのような素朴で骨太な味わい。


串本といえば
海の男達が船の上でとれたてのを賄で食べた料理なのかな、と思いながらバイクに跨りギアを入れました。




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料理 萬口割烹・小料理 / 串本駅

昼総合点★★★☆☆ 3.1

2013年1月4日金曜日

紀伊田辺駅前「味光路」の居酒屋「かんてき」で地元名物うつぼ尽くし

和歌山市の元車庫前○宮で和歌山ラーメンの遅いランチを食べた後、今日の目的地紀伊田辺を目指します。


美しい海岸線。


奇岩が連なる日高町の岬。
四国と最も近い紀伊水道にあたります。


道端にタヌキがひょこり。
妙に人懐っこいヤツだったのでしばらく遊んでしまいました。


丁度夕暮れ時だったので紀伊田辺を通りすぎて白浜まで足を伸ばしました。
円月島の夕暮れを見たかったからです。
この岩の丸い穴から夕日が見えるのです。


宿にチェックインしてフロントで貰った地図を頼りに駅前の飲み屋街へ。


200店もの飲食店が軒を連ねるという歓楽街。
さして人口が多いとは思えない地方都市ですが、かつて漁業が盛んだった頃の名残でしょうか。


通りのあちこちにイルミネーションが埋めこまれ、それが味小路ならぬ味光路ということのようですが、かつては親不孝通りと呼ばれていたとか。
私にはその方がしっくりきます。


そんな店の中から私が選んだのは居酒屋かんてき


店内はカウンターと板の間。
地元企業と思しき10人ほどのグループの新年会も開催されていて観光客は私一人。
これは正解だった。


とりあえず生ビール


 付き出して出てきたうつぼのモツ煮


メニューを眺めるとやはりうつぼが名物のようです。


うつぼのお造りを頼みました。
タタキで出てきたのでちょっとびっくり。
お店の方に伺うと「皮にコラーゲンがたっぷりあって美味しいんだけど、堅いので少し炙ったほうが食べやすいんですよ」との事。
なるほど、色々と研究しているんですね。
紀伊田辺では最近町興し的にうつぼ料理を売り出しているそうですが、この店は昔からうつぼを出していたのが自慢。


グロテスクな外観とは裏腹に、なかなか上品で淡白な白身の味。
カリッと炙られた皮は関西風の蒲焼にも似た食感。
これはユニークな食材です。


マスターは良一さん。
木村祐一が痩せて老けたような感じのナイスなオジサン。
娘婿の敬二さんと二人で板場を切り盛りしています。
お二人の人柄に惹かれてか、地元の常連さんが引きも切りません。


ポテサラ


自家製さつまあげ


芋のお湯割りを。
私にしては珍しいのですがやはり今日は冷えたので。


ホテルの紹介ということでお店からのサービス。
うつぼ団子鍋


これは有難い。
冷えた身体が芯から温まっていきます。


棚に三岳がありました。
これはロックで頼まないと。



さきほどのうつぼ団子鍋の汁を雑炊にしてもらいました。
ちょっと多いかも。


お新香も。


賑やかな店内は地元の常連さんで賑わっています。
店主との軽妙な掛け合いは聞いているだけでも楽しいもの。
いい店に入ったな、とひとりごちながら三岳を飲み終えてお会計。
「明日も気をつけて運転してくださいね」とお店の皆さんに見送られて店を後にしました。




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かんてき (レストラン(その他) / 紀伊田辺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3