2025年12月30日火曜日

行列の人気店、瑞穂通「手打ちうどん うえだ」。唯一無二のもっちりうどんで年越しを

 

前回の名古屋帰省で気に入った瑞穂通の「手打ちうどん うえだ」。
8月に御器所から移転して間もないのですが、開店前から行列が出来る人気店。
年内最終営業日が30日だと知り、年越しそばならぬ年越しうどんを啜ろうと開店30分前の11時に現着します。
既に先客は二組。
今日はお義母さん、妻、次男、三男と私の5人ですが、一回転目は確保しました。
記名帳に名前を書き、じっくりメニューをチェック。 


この店は注文を受けてから茹で上げるため、一回転目のお客さんは入店前に注文を聞かれます。
前回はぶっかけでしたが、今日は冷え込むので温かいうどんからセレクト。 
種類豊富なカレーうどんや、冬季限定の「あんかけ玉子とじ」にも心惹かれますが、悩んだ末に、定番のちく玉かけうどんに決めました。


11時半の開店と同時に店内に案内されます。
うどんが出てくるまで20分ちょっと待ちましたが、みんなでおしゃべりしていたので気になりませんでした。
息子たちはかけうどんのとり天定食。


妻はとり天ざるうどん。


お義母さんと私はちく玉かけうどんです。


驚いたのは、5人分のうどんと、揚げたての天ぷらが完璧なタイミングで揃って提供されたこと。
全員が同時に熱々を食べられる、店主の見事な捌きに脱帽です。


うどんの風味を引き立てるため、おろし生姜が添えられています。


まずは、お出汁をひと口。
深みのある出汁の香りが広がりますが、決してうどんを邪魔しない関西系の優しく上品な薄味です。


そして、「うえだ」の真骨頂はなんといってもこの個性的なうどん。
表面はツルッと柔らかく、噛めばもっちりと押し返すような弾力。
芯にしっかりとした歯応えがあり、讃岐とも大阪うどんとも違う、まさに唯一無二の「うえだのうどん」。
食べ応えがあるのに、のど越しが良くてスルスルと胃に収まってしまいます。


天ぷらも期待を裏切りません。 
持ち上げるのが大変なほど大きなちくわ天は、サクサクプリプリ。 


玉子天を割れば、絶妙な加減の半熟。
黄身の甘みが、お出汁に溶け出してこれまた最高です。


うどんを大盛りにしようか迷いましたが、普通盛りでも十分な満足感。


最後にお出汁の味を唐辛子で引き締め、一滴残らず完飲。
最高の一杯でした。


家族みんなが満足した「年越しうどん」になりました。
お店を出ると、記名帳には10組以上の待ち列。
この後、デパートで最後の買い物をして帰ることにします。

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手打ちうどん うえだ (うどん / 瑞穂区役所駅、桜山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2025年12月29日月曜日

「はり清」のお弁当をネット予約してJR京都伊勢丹で受け取る便利さ。年末年始限定の「吉祥来福御膳」は、まさに京料理の玉手箱!

 

実家の母が入所している枚方の施設に向かう途中でJR京都伊勢丹に立ち寄り「京都和久傳」で美味しい懐石ランチを頂きました。
夜には名古屋の妻の実家に戻るので、晩ご飯のお弁当を買って帰ります。
美味しいお店に詳しい妻が、あらかじめ伊勢丹のサイトで予約してくれたのは「はり清」のお弁当。
創業300年を超える老舗のお弁当を東京で買うことはできませんが、京都伊勢丹だからこそ当日に引き取れるのです。
これなら、価値のある「美味しい京都お土産」となります。


デパートで引き取り、車に積んである保冷BOXに入れます。
母を見舞った後、一路名古屋へ向かい、ようやく晩ご飯の時間です。
可愛らしいピンクの不織布に包まれた姿に、期待が高まります。


「吉祥来福御膳」という名も、いかにも年末年始らしくて縁起が良い。


包みを開けると、富士山に日の出というおめでたい掛け紙。


そして蓋を取れば、珠玉のおかずが敷き詰められた「玉手箱」が姿を現しました。
どこから箸をつけるべきか、嬉しい迷ってしまいます。


煮物の一つひとつに施された繊細な細工は、いかにも京料理らしい職人の手仕事。


野菜、お肉、魚とバラエティ豊かで、彩りの美しさは見ているだけでもお酒が進みそうです。


ご飯にのった大好物のちりめん山椒に、思わず笑みがこぼれます。 



桜の葉に包まれていたのは鯛寿司でした。


桜の葉をめくると現れたのは、香り高い鯛寿司。
どれも、京料理らしい素材を活かした滋味深い薄味で、妻も私も大好きなのです。
もちろん、合わせたのはお気に入りの日本酒。
デザートのグレープフルーツと若桃煮で、スッキリと締めくくりました。


これだけのクオリティが詰まって4,000円を切るのですから、非常にバリューがあります。
今年も残すところあと3日。
慌ただしい移動の一日でしたが、良い年の瀬を感じる贅沢な晩ご飯となりました。

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老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店 (弁当 / 京都駅、九条駅、東寺駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.7

大阪への帰省前に贅沢ランチ。京都駅直結JR京都伊勢丹「京都和久傳」の絶景カウンターと素晴らしい京懐石に感動

 

施設に入所している母に面会のため、今日は妻と三男と三人で名古屋から私の実家の枚方へ。
その前にJR京都伊勢丹でお土産を買って、早めのランチ。


11階のレストラン街にある「京都和久傳」へ。
妻が予約しておいてくれました。


2回目の訪問です。
11時の開店に合わせてお店に着くと、もちろん予約で満席。


JR京都伊勢丹の11階に位置する京都和久傳は京都市内が一望できる絶好のロケーション。
特に北向きの大きな窓に面した長いカウンターからは、大文字も見えます。


カウンターには予約した「蘇芳」(すおう)のお品書きが置かれていて、期待が高まります。


お茶が運ばれ、コースの最後のご飯のチョイスを尋ねられます。
この「選ぶ楽しみ」も和久傳さんの醍醐味です。


食前酒をいただけるのですが、運転があるので全員ノンアルコール。
ほうじ茶ベースの冷たいソフトドリンクが出てきます。


ひと品目は、「鯛 あん肝 ぽんず」。
コリっとした活け鯛と濃厚なあん肝が、爽やかな酸味で纏められています。


続いてお椀。
「蟹 白才 蕪むし」。


優しいお出汁に生姜の風味。
蕪はフワフワに仕立てられています。
蟹の身も、しっかりとした存在感。


「鰤大根 梅醤」。
一般的な煮物を勝手に想像していた私は、このプレゼンテーションに驚きました。
鰤と大根を別々に炊いたものを盛り付け、梅の醤(タレ)をかけたもの。 それぞれの素材の旨みを生かしながら、梅醤が全体を鮮やかにまとめています。


別々でも、一緒でも、異なる味わいが楽しめる逸品でした。


酢の物でお口直し。
「芹 人参 切干 胡麻酢」は胡麻酢和えの上に大徳寺納豆と松の実がのっています 仄かな酸味が爽やかです。


炊き合わせは「海老芋 雲子 冬やさい すり流し」。


 とろりとしたすり流しに、甘い海老芋と濃厚な雲子が絡み合い、実に繊細で美味。
「冬野菜のすり流し」は、素材をすりつぶし、だし汁でのばした和風ポタージュ。 


また「雲子(くもこ)」とは真鱈の白子のことで、京都で親しまれる呼び名です。
その名の通り、雲のようなクリーミーな味わいが特徴です。


海老芋も甘い。


締めのご飯となりました。
妻と三男は和久傳名物の鯛黒寿司。


私は蟹に惹かれて蟹めしにしました。


お新香は、もちろん京漬物。


お味噌汁は赤出汁です。


蟹めしには、季節の蟹がたっぷり入っています。
ふんわりと炊かれ、蟹の旨味が口の中に広がります。


デザートは栗あんのふやきと京番茶。


京番茶は京都で古くから親しまれる日常茶で、独特のスモーキーな香りと、ほうじ茶とは異なる素朴でさっぱりとした味わいが特徴です。


「ふやき」とは、もち米を原料とした薄い皮(最中皮のようなもの)で、その中に栗あんを詰めた和菓子です。


美味しい料理の数々を、京都らしい和菓子とお茶で締めくくりました。
お会計を済ませて、母に会いに行きます。

京都和久傳 (日本料理 / 京都駅、九条駅、東寺駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7