2025年12月29日月曜日

大阪への帰省前に贅沢ランチ。京都駅直結JR京都伊勢丹「京都和久傳」の絶景カウンターと素晴らしい京懐石に感動

 

施設に入所している母に面会のため、今日は妻と三男と三人で名古屋から私の実家の枚方へ。
その前にJR京都伊勢丹でお土産を買って、早めのランチ。


11階のレストラン街にある「京都和久傳」へ。
妻が予約しておいてくれました。


2回目の訪問です。
11時の開店に合わせてお店に着くと、もちろん予約で満席。


JR京都伊勢丹の11階に位置する京都和久傳は京都市内が一望できる絶好のロケーション。
特に北向きの大きな窓に面した長いカウンターからは、大文字も見えます。


カウンターには予約した「蘇芳」(すおう)のお品書きが置かれていて、期待が高まります。


お茶が運ばれ、コースの最後のご飯のチョイスを尋ねられます。
この「選ぶ楽しみ」も和久傳さんの醍醐味です。


食前酒をいただけるのですが、運転があるので全員ノンアルコール。
ほうじ茶ベースの冷たいソフトドリンクが出てきます。


ひと品目は、「鯛 あん肝 ぽんず」。
コリっとした活け鯛と濃厚なあん肝が、爽やかな酸味で纏められています。


続いてお椀。
「蟹 白才 蕪むし」。


優しいお出汁に生姜の風味。
蕪はフワフワに仕立てられています。
蟹の身も、しっかりとした存在感。


「鰤大根 梅醤」。
一般的な煮物を勝手に想像していた私は、このプレゼンテーションに驚きました。
鰤と大根を別々に炊いたものを盛り付け、梅の醤(タレ)をかけたもの。 それぞれの素材の旨みを生かしながら、梅醤が全体を鮮やかにまとめています。


別々でも、一緒でも、異なる味わいが楽しめる逸品でした。


酢の物でお口直し。
「芹 人参 切干 胡麻酢」は胡麻酢和えの上に大徳寺納豆と松の実がのっています 仄かな酸味が爽やかです。


炊き合わせは「海老芋 雲子 冬やさい すり流し」。


 とろりとしたすり流しに、甘い海老芋と濃厚な雲子が絡み合い、実に繊細で美味。
「冬野菜のすり流し」は、素材をすりつぶし、だし汁でのばした和風ポタージュ。 


また「雲子(くもこ)」とは真鱈の白子のことで、京都で親しまれる呼び名です。
その名の通り、雲のようなクリーミーな味わいが特徴です。


海老芋も甘い。


締めのご飯となりました。
妻と三男は和久傳名物の鯛黒寿司。


私は蟹に惹かれて蟹めしにしました。


お新香は、もちろん京漬物。


お味噌汁は赤出汁です。


蟹めしには、季節の蟹がたっぷり入っています。
ふんわりと炊かれ、蟹の旨味が口の中に広がります。


デザートは栗あんのふやきと京番茶。


京番茶は京都で古くから親しまれる日常茶で、独特のスモーキーな香りと、ほうじ茶とは異なる素朴でさっぱりとした味わいが特徴です。


「ふやき」とは、もち米を原料とした薄い皮(最中皮のようなもの)で、その中に栗あんを詰めた和菓子です。


美味しい料理の数々を、京都らしい和菓子とお茶で締めくくりました。
お会計を済ませて、母に会いに行きます。

京都和久傳 (日本料理 / 京都駅、九条駅、東寺駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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