2018年7月14日土曜日

名古屋に来たら「櫃まぶし」。亡きお義父さんを偲ぶ「うなぎ しら河 今池ガスビル店」

お義父さんの三回忌で名古屋へ。
丑の日も近いので晩ご飯は鰻。
かなり前に予約してあったしら河 今池ガスビル店に行くと、最高気温38℃というとんでもない暑さと、三連休も相まってか、予約の無い人たちの大変な行列です。


個室に案内され、まずは注文を。


櫃まぶしが出てくる前に、まずは生ビール


う巻き肝焼きも頼んで、生ビールで流し込みます。
この時間が最高。


そこへお待ちかねの櫃まぶしが登場。


お櫃に直焼きの鰻の蒲焼がみっしりとのっています。
あらかじめ細く切ってあるところが特徴。


お吸い物は別注。
肝吸いにしてもらいました。


お新香。


今でこそ全国区の料理になりましたが、新入社員で名古屋に配属されて、先輩にご馳走になったのが初めて。
「こんな食べ方があるんだ」と驚いたのは、もう35年も前の事ですが、鮮明に覚えています。
お櫃からお茶碗によそい、最初はそのままで。


二杯目はネギや出汁、刻み海苔、山葵などの薬味をのせて。


三杯目は鰹のきいた出汁のお茶漬けで締め。


このお出汁は美味しいので、お代わりしてそのままでも頂きます。


鰻好きのお義父さんには、色んなお店に連れて行ってもらいましたが、晩年気に入って通っていたのは、このお店。
お義父さんが可愛がっていた孫たちも勢揃いして、親族9人、賑やかに偲ぶ夕食会でした。




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うなぎ しら河 今池ガスビル店うなぎ / 今池駅千種駅車道駅
 
夜総合点★★★☆☆ 3.5

帰省の途中で車中ランチ。海老名サービスエリアで「つきじ丸武の玉子焼サンド」

法事で車で名古屋まで帰省。
今日の高速渋滞はとにかくひどい。
千葉の自宅から首都高を抜けて海老名まで二時間半もかかりました。


海老名サービスエリアで、時間節約のため車中で食べられるランチを探します。
ラスワンのつきじ丸武玉子焼サンド を見つけました。
たまご好きの私はこれで決まり。
コンビニのタマゴサンドよりずっといい。


車に戻って早速いただきます。


厚焼き玉子は丸武らしい甘めの味付け。
フワフワのパンとプリプリした厚焼き玉子とのコントラストがいい感じ。


タリーズのバリスタブラックを買いましたが、棚を探しても冷えてるのが一本もありませんでした。
この混雑ではやむを得ないかもしれませんが、サンドイッチが美味しかっただけに残念でした。





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2018年7月13日金曜日

ヤエチカに話題の「蕎麦きり みよた」が出来ていた!早速「合盛りカツ丼セット」でリサーチ

昨日、ヤエチカの昭和レトロなCHAYAで生パスタを食べた帰りに、その数軒隣に見慣れない蕎麦屋が出来ているのを発見しました。
蕎麦きり みよた
表参道で女性を中心に行列が出来ているというお店ではないですか!
蕎麦はもちろん丼ものも美味しいという評判は聞いていました。
お酒は置いていないので、ノンアル晩ご飯には最適。
私も贔屓の、あの小諸そばが仕掛けた新業態だけに興味深々。
早速昨日の今日ですが、リサーチに訪れました。


店員さんに聞けば、6月20日にオープンしたばかりだとか。
新しいから綺麗なのは当たり前ですが、内装や調度品、厨房などは明らかにグレードを上げています。
高級そば店に近しい雰囲気で、美味しいお蕎麦を低価格で提供するのは、私のようなオヤジサラリーマン相手では先細りの立ち食い蕎麦業界の、サバイバルレースの一つの方向性とも言えます。
私も新橋、虎ノ門に好きな立ち食い蕎麦屋が何軒かありますが、非チェーン系の方が個性もあり、サービスも良いというのが実感。
そこへ、また違ったアプローチで活路を見いだそうというのでしょう。
まだ知られていないのか、それとも夜だからなのか、行列は無くスムーズに入店。
小諸そばにはいない、若い男性の厨房と若い女性のホール係。
挨拶も接客も明るく元気良く、全く違う店だと感じます。


卓上のメニューをチェック。


北海道江丹別の蕎麦が美味しいことは知っていましたが、冬の間雪の中で熟成させた「雪蔵熟成そば」というのは初耳です。
新そばの味を、違う形で昇華させるのでしょうか。


天ぷらやつゆも、小諸そばとは全く違うこだわりが見て取れます。


みよたの名前は長野県北佐久郡御代田町(みよたまち)に由来しているとか。
なぜなのかは判別できませんでしたが、言葉の響きがいいのは確か。


そばのラインナップは、立ち食い系の小諸そばとは異なり、一般店のそれ。
クイックに茹でて、揚げ置きの天ぷらや作り置きの具材をのせるという組み合わせではありません。


具材にもこだわり、季節のメニューにも力を入れています。


もちろん定番のせいろかけも、写真から察するに作り方や盛り付け方にも差異があります。


しかし、私が気になったのは丼セット。
欲張りな私は、蕎麦も丼ものも、両方リサーチしたいのです。


相当悩んだ末に、合盛りカツ丼セットという、ロースと肩ロースのカツが半々にのって、お蕎麦の小が付いてくるものを頼みました。


お蕎麦は小なのに、普通盛りのボリューム。
嬉しい悲鳴です。


一方のカツ丼はすごいボリュームです。
種類違いの大きな揚げたてのカツが、半熟玉子二個で綴じられています。


粗溶きの半熟卵が、たまご好きの私には堪りません。


濃厚でしっかりした食感の肩ロース。


ライトで優しい食感のロース。


江丹別の「雪蔵熟成そば」は喉越しが良く、風味豊か。
厳選した「厚削り本枯節」を使ったというつゆはもちろん、薬味も手抜きはありません。


カツ丼はタレの加減も程良いし、ご飯がちゃんとしています。
これは大事なポイント。
カツ丼の旨い店は、あるようでないのです。


終盤でゆず七味を振って味変。


頃合いを見計って出てくる蕎麦湯はアツアツ。
「熱いのでお気をつけください」
とホール係の女性の一言も嬉しい。


他のお客さんが食べている料理も、どれも魅力的。
もちろん天ぷらやカツは注文を受けてから揚げますし、蕎麦の出来上がりとのタイミングの合わせも完璧。
22時閉店ですから、同じヤエチカの筋違いの三六でシャリキンホッピーともつ焼きを楽しんでから、ここの板せいろで締める、という使い方も出来そうです。
今まで八重洲では、よもだそば 富士そば小諸そばを回していましたが、そっちの足が遠のくお店ができました。
金子半之助同様「高級な雰囲気で、一般的には高い料理を、驚くべき価格で」という消費者ニーズの一歩先を行くお店ですから、これからどう進化していくのか、とても興味があります。


お会計はこれで税別920円。
1,000円でお釣りが来るのですから、コスパで見たら太刀打ち出来る蕎麦屋はありません。
しかも私が頼んだこのメニューが最高値なのですから、名店もうかうかしていられません。




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