2022年1月15日土曜日

土曜昼酒 船橋ゴールデンコース③ ディープ船橋を象徴する底抜けに明るいラビリンス「大衆 あさひ 船橋店」でみんなお友達

 

昼酒だったのに、いつの間にか暗くなっています。
冬ですから当たり前なのですが。
もうちょっと飲みたかったので、これまた超久しぶりな「大衆 あさひ 船橋店」へ足を向けます。
2019年9月以来の訪問です。


「よく、こんな狭い店が造れた」といつも感心する激狭店。
短冊と一升瓶の向こうにいるマスターの顔は見えませんが、元気な声だけは聞こえます。
「いらっしゃ~い!」
という声に迎えられ、かろうじて空いていた席に割り込ませてもらいます。


メニューはホワイトボードと短冊にびっしりと書かれていますが、読み取りは極めて困難。


ここに来ると、いつも頼むのは天羽ハイボール
いわゆる下町ハイボールです。
厨房でマスターが作ってくれたプレーン酎ハイが、バケツリレー形式でお客さんの協力により私の席まで運ばれてきました。
割り物の「天羽の梅」は一升瓶ですが、これもバケツリレーで運ばれてきます。
必然的に、初めてのお客さん同士が仲良くなるという次第。
密が避けられる時代ですが、密が良いこともあるのです。


酎ハイがナミナミ過ぎるので、口を付けて少し飲んでから、一升瓶から天羽の梅を注ぎます。
自分が居酒屋の店主になったようで、楽しい。


お腹はいっぱいですが、あっさりしたトロたくピーマンをオーダー。


天羽ハイボールの後は、白ホッピーで振り出しに戻ります。


隣の若いカップルは初めて来たようですが、常連と思しきお兄さんが、この店の良さを猛烈にアピールしています。
一度来たら誰でも常連になれるお店ですから、お兄さんも実は二度目かも、などと考えながら飲むのも「あさひ」の楽しみ方。
もちろんお兄さんはかなりの常連なのでしょうけれど。


ホッピーはナカをお代わりして、本日は打ち止め。
「まん延防止等重点措置」が適用され、再び禁酒法の時代に逆戻りするかもしれないと思うと、果たして「あさひ」に次回来れるのはいつになるだろう、と思いながらお会計。
「ありがとうございま~す!行ってらっしゃ~い!」
というマスターの明るい声が、この暗い時代に一服の清涼剤です。

関連ランキング:居酒屋 | 京成船橋駅船橋駅東海神駅

大衆あさひ 船橋店居酒屋 / 京成船橋駅船橋駅東海神駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

土曜昼酒 船橋ゴールデンコース② 船橋を代表する大衆酒場 「一平」で名代煮込みとまぐろ脳天刺しをボールで流し込む

 

「寅屋 本町店」でエンジンを暖めたところで、二軒目は、すぐ並びの「一平」へ。
船橋を代表する大衆酒場です。


土曜日の16時。
丁度アイドルタイムなのか、すんなりと入れました。
大衆酒場の証、コの字カウンターと短冊メニューは、いつ来てもホッとします。
とは言え、コロナ禍ですっかりご無沙汰。
前回の訪問は2020年11月ですから、1年以上のインターバル。
お気に入りのお店と他人に言うのも憚られるほどです。


先ほどホッピーは飲んだので、ここはボールをレモン抜きで。
焼酎ハイボールを略して酎ハイと言いますが、ここではボール。
「ハイボール」と頼むと、「焼酎ですか?ウイスキーですか?」と聞かれる、正統派酒場です。


久しぶりですから、今日は定番中の定番を頼みます。
煮込み豆腐まぐろ脳天刺し
一平の代名詞とも言える個性的な煮込みと、なかなか他所ではお目にかかれない脳天刺しは、外せないオーダーなのです。


ボールはたちまちお代わり。
久しぶりの「船橋ゴールデンコース」に、私のテンションも上がっているようです。


つまみを食べれば、お酒が進み、お酒が進めばつまみが足りなくなる「飲兵衛あるある」
かぶお新香を頼みます。


今度はお酒が足りなくなって、鉄幹のロック
コロナ前の「自堕落なマイペース」が少しずつ戻ってきたようです。


お会計を済ませて、店を出れば、外はいつの間にか暗くなっていました。
もう一軒、ディープ船橋らしい店の様子を覗いていくことにします。

関連ランキング:居酒屋 | 京成船橋駅船橋駅大神宮下駅

一平居酒屋 / 京成船橋駅船橋駅大神宮下駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

土曜昼酒 船橋ゴールデンコース① 大好きな「寅屋 本町店」で開店前のポールポジションをゲットして、もつ焼きでスタート

 

年明けの初飲みは、私の「飲みのホームタウン」船橋でと決めていました。
リモートワークも3年目。
すっかり生活習慣も変わり、ずいぶん遅い初飲みとなりました。
土曜日の午後、船橋のゴールデンコースをハシゴ酒するプランで、一軒目に選んだのは「寅屋 本町店」
ディープ船橋の中でも一際ディープな本町へ。


私のお気に入りのもつ焼き「寅屋本町店」に開店の30分前のスタンバイです。
無事ポールポジションをゲットしましたが、たちまち行列ができました。


成田の名店の船橋支店。
パーシャルオープンの時からお邪魔していた、特に思い入れのある大好きなお店です。
2020年1月という、まさにコロナ前夜にオープンしただけに、さぞ大変な経営だっただろうと想像に難くありません。


開店前から行列が出来る船橋屈指の人気店。
オペレーションも日々進化していて、並んでいるお客さんに最初のドリンクと、希望があればボイル、更に焼き物を二皿注文を取るようになっていました。
前回お邪魔した10月は、ドリンクだけしか注文を取らなかったので、一段と進化しています。
これなら、口開けに30分並ぶ意味もありますし、後のお客さんの待ち時間も減るでしょう。


立ち飲みのカウンターには既に注文したサガリレバボイルが置かれていました。


赤星で喉を潤します。
やっぱり土曜日の昼酒は最高。
低温調理のレバボイルは、生に近い食味食感が楽しめて、何度食べても実に美味。


サガリのボイルは初めて。
噛み応えのある食感と、ボイルらしいレアな肉の旨味が感じられます。


そこへ、並んでいるときに頼んでおいた焼き物が出てきました。


タンカシラで。
私のいつものルーティンです。
それぞれにプリプリとした食感と、ジューシーな旨味が堪りません。


アルコールは黒ホッピーにチェンジ。


ジョッキ、焼酎、ホッピーの全てがキンキンに冷やされていて、ホッピーの「三冷」が忠実に守られているのも、この店の真摯な姿勢を感じます。


メニューを見ながら、次なる展開を考えます。


三杯目となる天羽ハイボール、いわゆる下町ハイボールを飲みながらの一人作戦会議。
この時間が楽しい。


ワッカを挟んで、締めはシロたれよく焼き


まだいける感じでしたが、今日は船橋ゴールデンコースをハシゴする計画。
ここはこれくらいで締めて、二軒目に向かいます。

関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 京成船橋駅船橋駅大神宮下駅

寅屋 本町店立ち飲み居酒屋・バー / 京成船橋駅船橋駅大神宮下駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

2022年1月13日木曜日

今年初めてのカキフライランチは新橋の居酒屋「伊萬里」で人気の「お刺身付き エビカキ定食」

 

連日の出社は、最近では珍しいことです。
どうしてもリモートで出来ない仕事があるのですが、出社のご褒美は美味しい新橋ランチ。
今日の狙いは「伊萬里」です。


冬場はやはりカキフライ


質量ともに納得のランチが、お刺身付きで破格の1,000円。
今はランチ営業をやめてしまった烏森の名店「和楽」の板さんが独立開業した店だけに、ランチのコンセプトもその流れを汲むものです。


人気店ですから、もちろん11時半の開店に合わせてアーリーチェックイン。
しかし、既に行列が出来ていました。


カウンター席に案内されます。
もちろん消毒液とアクリル板というニューノーマルのスタイル。
調べてみれば、前回の訪問は2020年1月中旬。
まさに新型コロナ感染拡大前夜でした。


メニューをチェックするまでもなく、やはりこの時期はエビ・牡蠣ランチの一択でしょう。


さばの塩焼きも好物なのですが、旬のカキは外せません。


最初にお新香が出てきます。


目の前の板場から聞こえる揚げ音が止んで、料理が出てきました。
多きなエビが二尾と、これまたジャンボなカキフライが二個。
もちろんこのジャンボカキフライには仕掛けがあります。


今日のお刺身はかつお。
これだけでもお刺身定食として成立する量。
和楽譲りの厚切りも嬉しい限り。


ご飯は昨日に続き、小盛にはせずに普通盛。
年末年始、連日連夜の贅沢な飲食にも関わらず、体重をアンダーパーでキープできたので、そのご褒美というわけです。


味噌汁は合わせ味噌。


目の前の素晴らしい顔ぶれに、思わずゴクリ。


和楽の味噌汁は常に大根の味噌汁でしたが、ここは日によって変化があります。
味噌汁好きの私も納得のクオリティ。


まずはお刺身から。


もちろんオン・ザ・ライス。
白飯と合い過ぎます。


続いてはエビフライ。
最初はマヨネーズで。


プリプリの海老、カリっと揚がった衣。
ホクホクのご飯と三位一体となるコラボレーションが堪りません。


お新香のオン・ザ・ライスをワンクッション挟んでから牡蠣フライに取り掛かります。


これはソースで頂いてみます。


ジャンボカキフライの仕掛け、とは「ニコイチ」。
そもそもの一個が大振りですから、それを二つ重ねて揚げればこのサイズ。
カキフライが二個というのは、実は4個ということです。


新春オン・ザ・ライス4連発。


二巡目はエビフライをソースで、カキフライをマヨネーズに変えて。


ご飯は普通盛でも足りないくらいのおかずの量。
逆ライスコントロール能力を問われる嬉しい悲鳴です。


30分で食べ終わり、お会計。
階段の行列は相変わらずです。
去年は会社に近い新橋駅の東側を主に攻めていましたが、今年は西側も攻めていきたい、と誰得な新年の誓いを立てました。

関連ランキング:居酒屋 | 新橋駅内幸町駅虎ノ門駅

伊萬里居酒屋 / 新橋駅内幸町駅虎ノ門駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5