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2026年2月27日金曜日

JR京都駅伊勢丹地下で買った「田ごと」の四條弁当。お土産に持ち帰り妻と義母と晩ご飯


朝早くに名古屋の妻の実家を出て、長岡京の光明寺で父の墓参り、枚方の施設で母の面会とあちこちを電車とバスで回りました。
15時に京都駅に戻って「山本まんぼ」の鉄板焼きとまんぼ焼きで昼酒を楽しんで、ようやく人心地。
JR京都伊勢丹地下の「老舗・名店弁当コーナー」で、朝イチで購入したお弁当を引き取りに向かいます。
京都土産は数あれど、こちらのコーナーでは京都以外では買えない老舗料亭や仕出し屋のお弁当を買うことができます。
予約もできるのですが、この日は急に大阪行きが決まったので、当日朝一番で売り場へ向かいました。
予約分以外のお弁当を確実に手に入れるための方法です。
妻からリクエストのあった「田ごと」「四條」はこのとき4つ並んでおり、妻と義母の分を含めて3つを確保できました。


お会計を済ませて売り場で取り置いてもらい、一日の用事を終えて16時半頃伊勢丹に戻りました。
お弁当をピックアップして新幹線に乗り、19時過ぎから妻の実家で晩ご飯としていただきます。
「田ごと」は明治初年創業の京料理店で、四条河原町近くに本店があり、京料理・蕎麦・弁当などを展開しています。
京都の老舗の中では「料亭ほど敷居は高くないが、ちゃんとした京料理」というポジションです。


四條は3,456円(税込)と、お弁当としてはミドルクラスのお値段。


不織布の風呂敷を開けると、そこにはお料理のおしながきが封入されていました。
見本の写真は見ているものの、やはりおしながきから想像する京料理の数々に期待が高まります。


包み紙には「羹臒」(こうかく)と書かれています。
もともとは古代中国で肉や野菜を煮た「あつもの(スープ)」を指す言葉で、転じて「ご馳走」「美味な料理」という意味で使われます。
京都の料理屋らしい雅な表現に期待も高まります。


ご飯は、サーモン西京焼きご飯。
この食材と調理法の組み合わせに、京料理のアップデートを感じます。


右下には、ひろうす、筍煮、蕗煮、花麩。


左上は、出し巻玉子、菜の花の胡麻和え、カレイ味噌漬け、南瓜煮、鴨ロース、厚焼蒲鉾、海老煮。


右上は、酢蓮根の胡麻和え、そばの実となめこ、小茄子煮、薩摩芋レモン煮、東寺湯葉煮、栗麩、蓮麩、利休麩煮。


隠れていた東寺湯葉煮を引き出すと、百合根、銀杏、キクラゲを生湯葉で包み、植物油で揚げた京都の伝統的な精進料理が現れました。


繊細で薄味の京料理は、日持ちを重視するお弁当とは対極にある料理です。
それでも、保冷技術の進化によって、朝に買った京弁当を夜に自宅で食べることができるようになりました。
もちろん、新幹線の駅弁としても、これほど贅沢なチョイスはありません。
自分への最高の京土産は、京弁当を持ち帰って旅の余韻に浸ることではないか、といつも思います。

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老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店弁当 / 京都駅九条駅東寺駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

2025年12月29日月曜日

「はり清」のお弁当をネット予約してJR京都伊勢丹で受け取る便利さ。年末年始限定の「吉祥来福御膳」は、まさに京料理の玉手箱!

 

実家の母が入所している枚方の施設に向かう途中でJR京都伊勢丹に立ち寄り「京都和久傳」で美味しい懐石ランチを頂きました。
夜には名古屋の妻の実家に戻るので、晩ご飯のお弁当を買って帰ります。
美味しいお店に詳しい妻が、あらかじめ伊勢丹のサイトで予約してくれたのは「はり清」のお弁当。
創業300年を超える老舗のお弁当を東京で買うことはできませんが、京都伊勢丹だからこそ当日に引き取れるのです。
これなら、価値のある「美味しい京都お土産」となります。


デパートで引き取り、車に積んである保冷BOXに入れます。
母を見舞った後、一路名古屋へ向かい、ようやく晩ご飯の時間です。
可愛らしいピンクの不織布に包まれた姿に、期待が高まります。


「吉祥来福御膳」という名も、いかにも年末年始らしくて縁起が良い。


包みを開けると、富士山に日の出というおめでたい掛け紙。


そして蓋を取れば、珠玉のおかずが敷き詰められた「玉手箱」が姿を現しました。
どこから箸をつけるべきか、嬉しい迷ってしまいます。


煮物の一つひとつに施された繊細な細工は、いかにも京料理らしい職人の手仕事。


野菜、お肉、魚とバラエティ豊かで、彩りの美しさは見ているだけでもお酒が進みそうです。


ご飯にのった大好物のちりめん山椒に、思わず笑みがこぼれます。 



桜の葉に包まれていたのは鯛寿司でした。


桜の葉をめくると現れたのは、香り高い鯛寿司。
どれも、京料理らしい素材を活かした滋味深い薄味で、妻も私も大好きなのです。
もちろん、合わせたのはお気に入りの日本酒。
デザートのグレープフルーツと若桃煮で、スッキリと締めくくりました。


これだけのクオリティが詰まって4,000円を切るのですから、非常にバリューがあります。
今年も残すところあと3日。
慌ただしい移動の一日でしたが、良い年の瀬を感じる贅沢な晩ご飯となりました。

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老舗・名店弁当コーナー ジェイアール京都伊勢丹店弁当 / 京都駅九条駅東寺駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.7

大阪への帰省前に贅沢ランチ。京都駅直結JR京都伊勢丹「京都和久傳」の絶景カウンターと素晴らしい京懐石に感動

 

施設に入所している母に面会のため、今日は妻と三男と三人で名古屋から私の実家の枚方へ。
その前にJR京都伊勢丹でお土産を買って、早めのランチ。


11階のレストラン街にある「京都和久傳」へ。
妻が予約しておいてくれました。


2回目の訪問です。
11時の開店に合わせてお店に着くと、もちろん予約で満席。


JR京都伊勢丹の11階に位置する京都和久傳は京都市内が一望できる絶好のロケーション。
特に北向きの大きな窓に面した長いカウンターからは、大文字も見えます。


カウンターには予約した「蘇芳」(すおう)のお品書きが置かれていて、期待が高まります。


お茶が運ばれ、コースの最後のご飯のチョイスを尋ねられます。
この「選ぶ楽しみ」も和久傳さんの醍醐味です。


食前酒をいただけるのですが、運転があるので全員ノンアルコール。
ほうじ茶ベースの冷たいソフトドリンクが出てきます。


ひと品目は、鯛 あん肝 ぽん
コリっとした活け鯛と濃厚なあん肝が、爽やかな酸味で纏められています。


続いてお椀。
蟹 白才 蕪むし」


優しいお出汁に生姜の風味。
蕪はフワフワに仕立てられています。
蟹の身も、しっかりとした存在感。


鰤大根 梅醤」
一般的な煮物を勝手に想像していた私は、このプレゼンテーションに驚きました。
鰤と大根を別々に炊いたものを盛り付け、梅の醤(タレ)をかけたもの。 それぞれの素材の旨みを生かしながら、梅醤が全体を鮮やかにまとめています。


別々でも、一緒でも、異なる味わいが楽しめる逸品でした。


酢の物でお口直し。
芹 人参 切干 胡麻酢」は胡麻酢和えの上に大徳寺納豆と松の実がのっています 仄かな酸味が爽やかです。


炊き合わせは「海老芋 雲子 冬やさい すり流し」


 とろりとしたすり流しに、甘い海老芋と濃厚な雲子が絡み合い、実に繊細で美味。
「冬野菜のすり流し」は、素材をすりつぶし、だし汁でのばした和風ポタージュ。 


また「雲子(くもこ)」とは真鱈の白子のことで、京都で親しまれる呼び名です。
その名の通り、雲のようなクリーミーな味わいが特徴です。


海老芋も甘い。


締めのご飯となりました。
妻と三男は和久傳名物の鯛黒寿司


私は蟹に惹かれて蟹めしにしました。


お新香は、もちろん京漬物。


お味噌汁は赤出汁です。


蟹めしには、季節の蟹がたっぷり入っています。
ふんわりと炊かれ、蟹の旨味が口の中に広がります。


デザートは栗あんのふやき京番茶


京番茶は京都で古くから親しまれる日常茶で、独特のスモーキーな香りと、ほうじ茶とは異なる素朴でさっぱりとした味わいが特徴です。


「ふやき」とは、もち米を原料とした薄い皮(最中皮のようなもの)で、その中に栗あんを詰めた和菓子です。


美味しい料理の数々を、京都らしい和菓子とお茶で締めくくりました。
お会計を済ませて、母に会いに行きます。

京都和久傳日本料理 / 京都駅九条駅東寺駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7