【また来てしまった新橋ナンバーワンB級グルメ。駅前ビル1号館地下「三芳八」の月初二日間限定メニュー「納豆焼きちゃんぽん」の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」】
あっという間に一年の12分の1が終わってしまいました。
昨日社食で同僚たちとちゃんぽんを食べている時に、急にある事を思い出しました。
「あ、今日1日だよね。ということは今日、明日は三芳八の焼きちゃんぽんの日だね」
そうです。
新橋駅前ビル1号館の人気店「三芳八」のランチといえばちゃんぽんと皿うどんですが、実は隠されたオリジナル人気メニュー「焼きちゃんぽん」が相当旨いのです。
「明日、三芳八行く?」
と同意を求めるふりをして自分の希望を伝えると、同僚たちも二つ返事。
やはり焼きちゃんぽんは気になる存在なのです。
混雑を避けて12時前に着いたのに、もう大変な行列です。
気になる焼きちゃんぽんが今日販売していることを店員さんに確認し、一同安堵します。
10分ほど待って入店です。
かなり狭いテーブルに4人が座ります。
着席してから10分弱。
お待ちかねの焼きちゃんぽんが到着です。
私が頼んだのは納豆焼きちゃんぽん。
B級グルメの多い新橋でも、東の横綱と私が目する料理です。
やはり私が西の横綱と位置付ける西口通りの「らぁめんほりうち」の納豆ざるラーメンもなかなかのB級グルメですが、納豆を除けば、ざるラーメンは他にもあります。
しかし納豆焼きちゃんぽんから納豆を取っても、なお残る焼きちゃんぽん自体が、存在しない料理なので、こちらに軍配が上がるというのが行司の私の裁き。
4人全員焼きちゃんぽん。
うち3人は納豆焼きちゃんぽんです。
ひと月ぶりのご対面。
さほど間隔が開いているわけでもないのに、なぜか懐かしく、愛おしいとさえ感じます。
特に錦糸卵にはテンションがアップ。
B級グルメにして、たまご好きの私ならではの偏愛です。
若女将のアイデアと思われるハート形の長崎蒲鉾が可愛すぎます。
まずは麺からいただきます。
山盛りの具在の下に箸を入れ、引き上げます。
具材の重量に逆らって引き上げるのには、重機が必要なほど。
焼きちゃんぽんにだけ許される錦糸卵も山盛りで嬉しい。
納豆にも着手します。
納豆は混ぜてこそ旨みが出ますので、しっかりと攪拌しますが、麺も具も多いので、これがなかなか至難の業。
極太ちゃんぽん麵と絡めて食べ進みます。
焼きちゃんぽんと言いながらも、濃厚ちゃんぽんスープで炒めているので、それなりに汁があります。
急に腹パンになってきました。
まだ半分しか食べていません。
そして、その半分でも他店の一人前はあったはずです。
食べ進むうちにハート蒲鉾が出てきました。
私が納豆を攪拌した時に遭難したのでしょう。
無事にレスキューできて、安堵します。終盤は、納豆をレスキューします。
どうしても納豆が自らの粘りで滑り落ちてしまい、沈殿してしまうのです。
結局、納豆をレスキューするために汁を全部飲むことにしました。
テレ東の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」のようです。
完全に腹パンですが、美味しくてコスパも最高。
ここでちゃんぽんを食べた日の晩ご飯は不要です。
実に満足度の高いランチで、新橋の老若男女が集うのも納得です。