2023年4月29日土曜日

【悲報】絶品とんかつがお手頃価格で食べられる名古屋の超人気行列店「あさくら」が6月いっぱいで閉店。開店前に1時間並んでも限定特上ロースとんかつは売切れ(涙)

 

名古屋に帰省すると必ず食べに行くお店があります。
緑区の「とんかつあさくら」
素晴らしく美味しいとんかつを、驚くほど安く食べられるとあって、食べログでも全国レベルの高評価のお店です。
予約は受け付けないので、並ぶしかありません。
「今回はいつ行こうか」
「ゴールデンウィークはお休みかな」
などと新東名を走りながら家族で会話。
すると、次男が突然大声を上げます。
「6月いっぱいで閉店だって!?」
車中は大パニック。
公式ホームページに、30年の営業に幕を閉じるご主人の挨拶が掲載されていたのです。
不覚にも初めて知りました。
緑区滝ノ水の閑静な住宅地にあるとんかつ屋さんは、今は亡き義父が昔から贔屓にしていたお店です。
息子たちにとっても、子供の頃から名古屋の帰省とあさくらのとんかつはセットになった思い出。
当時はランチにふらっと行っても入れたのですが、次第に人気が出て、営業も夜のみになり、更に行列も長くなって、一回転目に入れなければ特上ロースとんかつが食べられないという時代になりました。


善は急げ、とばかりに帰省初日の今日、義母と妻、次男、三男と5人で17時開店の一時間前にお店に向かいました。
あいにくの冷たく強い雨ですが、既にお店の角を曲がって15人くらいの行列です。


「ギリギリセーフかなぁ」
と案じながら並ぶこと一時間。
辛うじて小上がりのラスト一卓に着席。
我々の後ろの女性お二人で一回転目は終了です。
一回転目に入れないと、最低でも更に1時間は待つことになり、特上ロースとんかつも売り切れるという狭き門。
入店順にオーダーを聞かれますが、私たちは入店10分後でした。
その時点で特上ロースとんかつ定食(2,400円)はラストワン。
三男が特上を注文し、残りの4人はヒレとんかつ定食(2,200円)ロースとんかつ定食(2,000円)にしました。


瓶ビールを頼んで、ようやく人心地。
テーブル毎に肉の下ごしらえをするところから始まるので、とんかつが出て来るまで、まだまだ長丁場です。


テーブルにソースなどが用意されます。


しばらくして定食の小鉢、お新香も出てきました。


単品で頼んだ豚肉のリエットもようやく登場。
つまり、私たちのテーブルの料理に着手し始めたという証。


瓶ビールはとっくに無くなっていたので、改めて生ビールを注文。
もっともこのスローな展開は織り込み済み。


すり鉢に入ったゴマが出てきます。
それを擦ってソースを入れ、準備も徐々に整っていきます。


前菜のつもりで頼んだ串カツクリームコロッケも私たちの前のお客さんのとんかつを作り終えるまでは着手されません。
ご主人はテーブル単位でとんかつと真剣勝負。
この店が時間がかかる理由です。


クリームコロッケは自家製トマトソースで頂きます。


そして、お待ちかねのロースとんかつが出てきました。


美味しいご飯と赤出汁も。
ご飯とキャベツは、このお値段にも関わらずお代わり自由です。


ようやく整ったロースとんかつ定食。
入店から既に40分近く経っています。


いつも肉を叩く音が聞こえるのですが、決して薄くなっているわけではありません。
どういう下処理をしているのかは、とうとう謎のまま。


驚くほど薄い衣。
揚げるというよりは、コートレットのスタイルでしょうか。


肉の芯はほんのりとピンク色。
余熱で次第に色が変わっていきます。
柔らかく、ジューシーで、なにより豚肉の旨味が濃いのです。


三男が特上をひとつ分けてくれました。


もちろん特上は摺り胡麻ソースで。
もう二度と食べられないだろう、としっかり味わいながら頂きます。
しみじみと旨い。


食後のデザートまで付いてきます。
お茶とゆすのシャーベット。


お店の奥さんと義母は長い付き合いなので、挨拶を交わす仲。
義父が大好きだった店の閉店は、義母にとっても、私たち家族にとっても一つの時代の終わりを感じてとても寂しいのですが、仕方ありません。


お店を出たのは入店から1時間以上経っていましたが、お並びのお客さんは4、5人。
もう特上はもちろんロースも無いと、皆分かっているからです。
ゴールデンウィーク中にもう一回来れるでしょうか。

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昼総合点★★★★ 4.0

ゴールデンウィーク帰省最初の「名古屋メシ」は、「スガキヤ」のラーメンでサクッとランチ

 

今日からゴールデンウィークです。
渋滞を避けるため早朝に千葉の自宅を出発しました。
横浜で少し渋滞したものの、後は極めて順調に名古屋まで走ることができました。
想定外に早くお昼前に着いたので、義母の実家近くで早めにサクッとランチを食べることにしました。
今日の夜は「とんかつあさくら」で開店前に並んで美味しいとんかつを食べる予定だからです。
そんな時に便利なのが、スガキヤ
西友鳴海店に向かいます。

基本のラーメンを注文。
ちょうどランチタイムなので、カフェテリア風の店内はほぼ満席。
店員さんも大忙しです。


5分ほど待つと呼び出しブザーが鳴りました。
カウンターでピックアップして、テーブルまで運びます。


チャーシュー、メンマ、ネギ、といたってシンプルな具材。


まずはスープをひと口。
豚骨ベースの懐かしい味。
これも立派な「名古屋メシ」。


麺を啜ります。
麺量もさほど多くないので、おやつ時にも向いています。


本格的なラーメン店と比べるべくもありませんが、これはこれでとても美味しいので、私は大好き。
息子たちも、名古屋の味として刷り込まれているようです。


よくぞこれほど薄く切ったというほどのチャーシュー。
三男はそれでは物足りないのか、チャーシュー麺(スガキヤでは「肉入りラーメン」といいます)を頼んでいます。


あっという間に食べ終わりました。
ここのスープは中毒性の高い化調の味がナイスなので、飲み干したいところですが、妻の厳しい目が光っているので、グッと我慢。


今日から来週の土曜日まで8日間の名古屋滞在。
美味しいものを食べて、のんびりリフレッシュです。

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昼総合点★★★☆☆ 3.2

2023年4月27日木曜日

遅い時間の船橋ひとり酒。ハシゴ酒の仕上げは大衆酒場「一平」でレモン抜きと目玉焼き

 

遅い時間でも楽しめた寅屋本町店を出て、すぐ並びの大衆酒場「一平」の暖簾を潜ります。
私の船橋ゴールデンコースです。


人気の行列店もさすがにこの時間はガラガラです。
「9時50分がラストオーダーで、10時閉店です」
と声をかけられます。
ラストオーダーまで20分あまり。
それでもめげないのが酒飲みです。


ドリンクはボール(酎ハイ)のレモン抜き
「レモン抜き」
と言えば通じます。


壁の短冊メニューを眺めて、つまみを品定め。
見なくても覚えているのですが、やっぱりあれこれ迷う時間が楽しいもの。


今日は目玉焼きにしました。
私の大好物です。


仕上げに相応しいコンビネーション。
お醤油を垂らして、いただきます。


目玉焼きに箸入れの儀。
トロリと流れ出る半熟の卵黄がセクシーです。


ラストオーダーを聞かれます。
ここで粘るのが、飲兵衛の悪い癖。
鉄幹のロックを頼みます。


つまみは肉どうふ


ひとり酒の好きな私にとっては、まったりとした至福の時間。
あとは乗り過ごさずに帰ることだけです。


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夜総合点★★★☆☆ 3.5

残業からのレイトチェックインでも楽しめた船橋のもつ焼き「寅屋本町店」でルーティンをこなす

 

今日は残業になりました。
お気に入りのお店で飲んで帰りたい気分なので、船橋で途中下車します。
時間は、もう20時45分。
路地に分け入り、「寅屋本町店」へ。
最近従業員が増えて、仕込みの量も増やせるようになり、遅くまで営業できるようになったとツイッターにアップされていたので、チャレンジすることにしたのです。


いつも通り黒ホッピーからスタート。
ようやく人心地つきます。


さすがにこの時間なので、選べるものは限られていましたが、食べられるだけ嬉しい。
煮込みタン刺しをオーダーします。


焼き台の横だったので、久しぶりに店主とお話しできました。
早く閉まる店、というイメージを変えたいので、できるだけ遅くまで開けたいと思っているとのこと。
それは私もありがたい話なので、遅い時間でも諦めずにお邪魔しようと思いました。


ドリンクは天羽ハイボール、いわゆる下町ハイボールにチェンジ。
これも私のルーティンです。


焼き物は二種類しか残っていないので、無くならないうちにオーダーします。
カシラ塩レバータレ


好きな店で好きな流れのひとり酒。
残業の疲れも溶けていきます。


限られたネタでしたが、ひとり酒なので十分。
店主ともお話ができて、楽しい時間となりました。
ちょっと飲み足りないので、もう一軒寄って仕上げる事にします。


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夜総合点★★★★ 4.0