2017年3月3日金曜日

久しぶりの築地ランチは正しい洋食屋「禄明軒」。豊富なメニューに迷った末に選んだ肉オムレツライス

今日は朝から本社で打合せ。
ランチは出向前の部署の同僚I君を誘いました。
同じく「プリン体の会」のメンバーでもあるM先輩もジョインしてのセッション。
私は久しぶりの新橋ですから、すっかりご無沙汰の築地市場をリクエスト。
汗ばむくらいのポカポカ陽気の中を、ブラブラと市場へ。
何かと話題のスポットです。


選択肢が多過ぎて目移りしますが、今日は正門からは奥にあたる水神様通りへ。


今日のターゲットは洋食禄明軒
築地市場歴30年の私としたことが、未食の宿題店。
ここに来ると吉野家中栄豊ちゃんに吸い込まれてしまうからです。


相変わらずインバウンドの中国人が目立ちます。
我々の前にはマダム5人連れがウエイティング。
こういう人たちが市場に入り込んでくるので、我々サラリーマンの限られたランチタイムが激戦となるのです。
30年前には無かった光景です。


メニューはいずれも魅力的。
そしてメニュー以上にお値段も魅力的。
私の目はカキバター焼ライスにロックオン。
牡蠣好きの私は、そろそろシーズンラストのこの食材に絞り込みをかけます。


コの字カウンターに空席順に流し込み、という暗黙のルールがあるにも関わらず、一緒に食べようとするマダムたち。
その煽りを受けて、我々は10分後に着席です。


しかし店内には更に魅力的なメニュー群。
しかも全品600円~800円という素晴らしい価格帯。
インバウンド景気で便乗値上げする店も多い中、立派な経営方針に拍手を送りたい気分です。
人当たりのいいホール係のおじさんに注文を聞かれた私は
肉オムレツライスください」
カキバター焼ライスとは全く異なるオーダーを口走っていました。


待つこと更に5分。
ライスが出てきました。
虎ノ門と違って、メガ盛りではありません。


肉オムレツが登場。


期待通りのビジュアルの料理。


洋食屋では必須アイテムの味噌汁。
ワカメの色が変わっていないのは、見逃されがちな高評価のポイントです。


これで600円
感動の一品です。


これはI君が頼んだウインナーバター焼


こちらはM先輩のチキンソテー


肉オムレツに箸を入れます。
ひき肉ではなく、乱切りの肉が入っています。
この肉々しさが料理名の由来なのでしょう。


もちろんオン・ザ・ライス。
味付けが控えめなので、たまごそのものの味がしっかりと感じられ、好感度の高いオムレツです。


I君のウインナー、M先輩のチキンソテーもおすそ分けで頂きました。
いずれも名品、納得の味、そして見上げた低価格。


今日は石原元都知事の記者会見。
豊洲移転で揺れる東京都ですが、ここで働く方たちにとっては一刻も早い解決が望まれるところです。




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2017年3月2日木曜日

旨いうなぎと天ぷらをお値打ちで提供する大衆店。虎ノ門「光村」のメガ活あなご天丼にKO負け

「美味しい天丼を食べたい」と言っていた同僚のK部長のリクエストに応えて、今日のランチは光村へ。
旨いうなぎと天ぷらをお値打ちで提供する大衆店。
一階ではお弁当を売っていて、これは更にお値打ちです。


暖簾を潜り、階段を上がって二階へ。
大衆店とはいえ、雰囲気は落ち着いています。
1,000円オーバーはサラリーマンランチとしては贅沢ですが、味と量を考えればお値打ちだと私は思っています。
今日は、以前他のお客さんが食べていて気になっていた巨大な活あなご天丼にチャレンジすることにしました。


最初にお新香が出てきます。


皆で雑談しているうちに、まず私の活あなご天丼が出てきました。


丼、といってもお重に入っています。
長方形のお重にさえ収まりきらない巨大な穴子が丸ごと二尾。
全体の三分の一が、はみ出しています。


胡麻油のいい香り。
期待が高まります。


味噌汁は嬉しい赤だし。
天ぷらにはこれしかありません。


なんともフォトジェニック。


肉厚の穴子を箸で割いて頂きます。
胡麻油を纏ったサクサクの衣、濃い目のタレ。
いかにも江戸前の味。


ご飯は虎ノ門にしては普通の量。
というよりも、穴子が巨大過ぎて相対的に少なく見えるだけかもしれません。
どうペース配分しても穴子が余るトップヘビーなバランスです。


細心の注意を払いライスコントロールを試みますが、それでもこの有様。
しかも、かなりの胃部膨満感。
昨日の中華料理元華野菜ウマニライスに続き、大変なランチとなりました。


食後のフルーツ。
満腹を通り越して、苦しい。


なんとか寄り切りましたが、午後の仕事に支障が出そうなほどのボリュームと脂。
それでも、これを食べ切れた自分は、まだ若いなと妙な自信を持ちました。




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2017年3月1日水曜日

虎ノ門の路地裏に残る昭和の下町中華。全てがメガ盛りの「元華」で食べ切れない程の野菜ウマニライス

今日のランチは久しぶりのジャパニーズ中華。
虎ノ門には中国人経営の中華料理屋はたくさんありますが、私は昔ながらのジャパニーズ中華の方が好き。
ここはそんな数少ない昭和の下町中華。


中華料理元華


週一通っても全メニュー制覇には一年かかると思われるラインナップの豊富さです。


家族経営のアットホームなお店。
人手不足をアピールするのは、昨今社会問題となっている厳しい労働環境と無縁ではないのでしょうか。


夜もなかなか使えるお店だと友人から聞いていますが、それは未経験。


膨大なメニュー群からの選択は困難を極めます。
私はここに来ると、大分類(麺、丼、飯)から中分類(野菜、肉、玉子)、小分類(揚げ、炒め)へとふるいにかける選考方法。
もちろん価格という別軸も重要な選考基準。
今日はライス分類から価格を加味して野菜分類へと絞り込み、野菜ウマニライスへとたどり着きました。


しばらくして、私のオーダーが同僚たちよりも先に出てきました。


「少な目でお願いします」
と頼んだご飯は、それでも大盛。


野菜ウマニに至っては、この下にご飯が入った中華丼が出てきたのかと思うほどのメガ盛りです。


果たして食べ切れるのか、と風雲急を告げる幕開け。


まずは落ち着いて。
いつものオン・ザ・ライスから取り掛かります。


食べても減らない野菜ウマニ。


そこへスープが出てきました。


出し忘れていたのでしょう。
中途半端な状態で全体ショット。


大きなシイタケがゴロゴロ。
シイタケは好物なだけに、これは嬉しい。


このあたりで、既にギブ。


しかし最後の気力を振り絞り、ラスト・オン・ザ・ライス。


何とか寄り切りました。


美味しかったですが、午後の仕事に支障が出るのではと懸念される量。
虎ノ門ランチ事情に嬉しい悲鳴です。




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