2022年10月18日火曜日

江戸川区 駅から遠い名酒場② 船堀駅から徒歩14分。地元の社交場「伊勢周」のホッピーと下町ハイボールともつ焼き

 

コロナ禍で延び延びになっていた企画の第二回。
江戸川区の駅から遠い名酒場を巡る二回目は「伊勢周」
都営新宿線船堀駅から徒歩14分の酒場です。


もちろん今回もバスに乗って。


バス停を下りた向かい側にお店があります。


住宅街に突然現れる、大衆酒場伊勢周


白提灯にチューハイともつやきの文字。
実に味わい深い。


18時半のチェックイン。
下町酒場の賑わう時間ですが、お客の入りは5割といったところ。
長いL字のカウンター席に腰かけます。
奥は小上がりのようで、小さい子供のはしゃぐ声が聞こえます。
地元の家族連れがファミレス的な使い方をしているのかもしれません。


L字カウンターの内側センターには煮込みの鍋とお酒の冷蔵庫。
大衆酒場の合理的なレイアウトが、この店でも踏襲されています。


事前の調査で、和洋中と幅広い料理を供するお店であるとはわかっていましたが、こんなにメニューが多いと選ぶのも大変です。
なんといっても、私はひとり酒。
そうそう種類は食べられませんから、慎重な吟味が必要です。
もちろん、それがひとり酒の楽しさでもあるのですが。


ボードや短冊の膨大なメニューを全てチェックするのは大変ですが、手元にもニューノーマルのアクリル板を利用した定番のメニューがあります。


ドリンクは黒ホッピーを頼みます。



突き出しは名物の煮込み
煮込みを単品で頼もうと思っていた矢先なので、方針の変更が必要です。
築地場外「本種」で食べたランチのにぎり1.5人前が未消化で、今日は3品がいいところだと思うからです。


そこで、すぐに出て来るお新香を頼むことにしました。
カブときゅうりのお新香


串焼きは二本で330円。
豚モツと焼鳥があります。
好物のカシラでオーダー。


アルコールは伊勢周ハイボールにチェンジ。
天羽で割った、いわゆる下町ハイボールです。
強炭酸のヤングホープの刺激が嬉しい。


和洋中の3ジャンルの料理が食べられるユニークな酒場なだけに、お新香ともつ焼きを和とするならば、中と洋も抑える必要があります。
中部門からは、好物のトマトきくらげ玉子炒めをブラックボードに発見し、オーダーします。
しばらくして出てきた料理を見て愕然としました。
想定よりもかなりボリュームが多いのです。


「美味しそうだけど、食べられるかな。ていうか洋食部門までたどり着かないかも」
と心の中で独り言。


いくら好物料理とはいえ、どう見ても一人では多過ぎます。


絶妙な半熟加減の卵といい、味付け、旨さも文句ありませんが、残念ながらここで私の胃袋はゲームオーバー。
洋食部門で気になっていたスパゲティグラタンに辿り着けそうにありません。


しかもこのトマトきくらげ玉子炒めの完食すら危ぶまれる事態。
伊勢周ハイボールをお代わりして、なんとか場をつなぎます。


最後は、わずかばかりの胃の空きスペースにスパゲティグラタンの投入を試みましたが、出来上がるまで20分くらいかかるとお店の方に言われて断念。
次回は体調万全で訪問したいと思いました。

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夜総合点★★★☆☆ 3.5

外国人観光客も戻って、賑わいを感じる築地場外。久しぶりの築地ランチは「本種」で旨くてボリューム満点の握り 1.5人前

 

今日のランチは、久しぶりに築地場外へ。
海外からの観光客の入国制限が撤廃されて10日ほど経ちましたが、日に日に外国人観光客が増えているように感じます。
築地に来るのは私も久しぶりですが、観光客の人出は戻りつつあるようです。


中国人がまだ来ていないので絶対人数は少ないものの、活気を感じます。


今日の築地ランチは本種


細い路地の奥にひっそりと佇む人気店。


ちょうど12時でしたので、行列がありました。
5人待ちといったところですが、回転は早いはず。


実は昨日三男がここでにぎりを食べたのを知り、私も無性に食べたくなったという次第。


10分ほど並んで、カウンター席に案内されました。


息子に負けるわけにはいかないので、年甲斐もなくにぎり1.5人前を頼むという次第。


ふと見ると、隣の若いサラリーマンは昼ビールを飲んでいます。
ちょっと羨ましい。


程なくカウンターににぎりの皿が置かれました。
1.5人前は多いかなと思いましたが、いざ目の前に現れると、問題なくいけそうな量です。


味噌汁も出てきて、ランチの準備は整いました。


何から食べようか迷ってしまいます。
まずはマグロの赤身から。


どのネタも切り身が大きく、シャリも多め。


鮮度も抜群で、ホタテのもっちり感も最高です。


光物、赤貝、鰻と食べ進みます。


味噌汁マニアの私は、味噌汁もお代わり。
青さと葱の味噌汁が、実に旨い。


最後に残したのは中トロと玉子焼き。
好物は最後に取っておきたい性分なのです。


脂の乗った中トロを平らげ、厚焼きの仄かに甘い玉子焼きで締め。
お腹は一杯ですが、幸せも一杯です。


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昼総合点★★★☆☆ 3.5