2019年3月9日土曜日

お気に入りのラーメン店主が激賞する山形ラーメンに初訪問。八千代「中華そば金ちゃん」


先日、お気に入りの勝田台 中華ソバ 篤々に食べに行った時に、店主から
「今度勝田台の駅前に八千代の『金ちゃん』が支店を出すんですよ。うちも暇になっちゃうなぁ」
と話しかけられました。
「山形ラーメンのお店なんです。ぜひ食べてみてください」
とまで言われては、行かないわけにはいきません。
ライバル店を激賞するのも不思議ですが、彼は自分が気に入ったお店はツイッターでもよく上げているので、本当にラーメンが好きな上に、勉強熱心なのでしょう。
インスタグラムでチェック済みのお店ではありましたが、大好きな篤々の店主が薦めるとあって、早速の訪問です。
妻と三男と一緒に、土曜日のランチで出かけました。


店先には順番待ちの名前を書く紙がありますが、店内を伺うと空席があります。
もうピークは過ぎたようです。


食券を購入し、カウンター席に座ります。
私はもちろん味玉中華そば


ホール担当の女性店員さんたちの接客も感じが良く、期待が高まります。


山形県はラーメン消費量が日本一と言われていて、全国的に名の知れたお店もいくつかあります。
「金ちゃん」もその一つ。
とはいえ、醤油ベースのスープに中華麺が入った昔ながらの「中華そば」という以外に、山形ラーメンの明確な定義はないようです。


卓上には追加メニューのお品書きがあります。
食券制ですが、後で食べたくなっても大丈夫。


紙エプロンがあるようなので、お姉さんから受け取ってスタンバイ。


さほど待たずにラーメンが出てきました。


イメージ通りのシンプルなプレゼンス。
醤油と鶏ガラの香りが鼻をくすぐります。


デフォルトの具材はメンマ、ネギ、もも肉チャーシュー、海苔、ナルト。
必要にして十分です。


トッピングした味玉もやや固めの茹で加減で、最初から二つに切ってあります。
これも昔ながら。


まずはスープをひと口。
鶏油が浮いたスープはしっかりと熱く、醤油と鶏ガラのシンプルでクリアな味。
まさに「ザ・中華そば」


こんなラーメンには胡椒が合うはずです。
卓上の胡椒はブラックペッパーではなく、白胡椒。
黒胡椒だと、この優しいラーメンの風味を損なってしまいますから、これが望ましい組み合わせ。


平打ち麺とはいわないまでも、やや幅広の緩やかなウェーブの麺は、スープとの絡みも良好。
ズルっと啜れば、喉越しも楽しい食感です。


脂が少ないもも肉チャーシュー、固茹での味玉も、今時のラーメンとは一線を画すノスタルジックな味わい。


昔懐かしい、優しい中華そばをあっという間に食べ終えました。
ふと見ると、紙エプロンにはスープがかなり飛んでいました。





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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2019年3月8日金曜日

「カレーウイーク」となった今週四食目の金曜日はヒレカツカレーで締めくくる。虎ノ門「カツとカレーの店 ジーエス」


今週はカレー気分が継続しています。
水曜日こそ刺身定食でしたが、ナンディニ 虎ノ門店~インド式チャオカリー 汐留店~カレーの店 ガン爺と食べ繋いできました。
今日もそんな気分。
13時前のレイトランチとなったこともあり、人気行列店を狙います。
外堀通りから二本入った路地にあるカツとカレーの店 ジーエス


創作欧風カレーの人気店です。


L字カウンターだけの小さなお店ですが、さすがにこの時間は待たずに入れます。
入口の券売機で食券を購入。
気になっていたカキフライカレーは売り切れでした。
早い時間に来てリベンジが必要です。


そこで、未食のヒレカツカレーにしました。
もちろん生卵トッピング
当店ではギョクオチと呼びます。


カツは当然注文を受けてから揚げますので、10分ほど待ってサーブされます。


黒褐色のサラッとしたルーが深皿の左手に。
トッピングした生卵が浮かんでいます。


右手には揚げ立てのヒレカツが三切れ。


センターにライス。
ライスの上には豆や芋の温野菜やピクルスなどがあしらわれて、彩りにアクセントを添えています。


卓上の甘酢生姜もオンして、まずはカレーをひと口。


辛さはさほどではありません。
品の良い、奥行きのある味わい。


続いてヒレカツ。
卓上の太陽ソースのウスターを軽く垂らします。
愛知県清須市のメーカーです。


アツアツサクサクの衣と、軽く噛み切れる柔らかいヒレ肉のコントラストがナイス。
カツの下にはキャベツの千切りが隠れていて、真ん中から右はヒレカツ定食のように食べることもできるユニークな盛り付けです。


ギョクオチと呼ばれる生卵にスプーンを入れ、ライスに絡めれば至福の味わい。
カレーとたまごは黄金の組み合わせなのです。


二枚目のヒレカツにはルーをかけ、純然たる欧風カツカレーとして頂きます。


三枚目はとんかつソースで食べてみました。


サラリーマンランチとしては少し値が張りますが、満足度は極めて高いクオリティ。
お財布がリッチな時にお勧めできるカレーです。




2019年3月7日木曜日

冷たい雨の日のランチは人気行列店狙い。15分待ちで入れた虎ノ門「カレーの店ガン爺」で「今月のランチ」ケララチキン


今日は朝から小雨が降り、気温も下がっています。
以前から「ガン爺に行ってみたい」と言っていた部下たちに声をかけました。
「今日は行列が短いはずだから行ってみよう」
現地到着は12時5分前という、通常なら厳しい時間帯ですが、外待ちはわずか5名。
読み通りの展開です。


券売機まで15分弱というスピーディーな進行。


皆には
「まずはランチデフォルトのボリュームと辛さで食べるのがいいよ。二回目からは自分に合った量や味にすればいいから」
と、仕事でもないのに上司風を吹かせます。
仕事はさて置き、飲食では一目置かれているので、皆、素直に頷いてランチの食券を購入します。


私はランチのケララチキンルー大掛辛口ゆで玉子トッピング


カウンター席に時間差で4人横並びで座ることができました。
着席するとすぐに料理が出てきます。
アナログとはいえ、極限まで合理的にシステム化されたフローにより、新橋時代よりも格段に回転が良くなりました。


デフォルト大盛のサフランライス。


大掛にしたルーは、さすがにかなりの量。


このケララチキンは200g以上ありそうです。


サラダがたっぷりなのが嬉しい。


サラダに自家製ドレッシングをかけ、卓上のピクルス二種も添えて、準備は整いました。
まずはサラダで胃の隔壁に食物繊維の膜を作ってから、カレーに着手します。


大きなチキンを、デフォルト大盛のサフランライスにのせ、茹で玉子とともにルーをかけ回します。


スプーンで掬って具ごと一緒に食べると、スパイシーなルーとジューシーなチキンにライスがせめぎ合い、抜群の旨さ。
ピクルスも一緒に食べると、尚美味しい。


中盤でうこん、ガランマサラ、香りのスパイスの三種類をかけて味変します。


更に「追いルー掛け」、「追いピクルス」、「追いスパイス」を重ねながら食べ進めば、いつしか腹パンの気配。
ライスがデフォでも多い上に、ケララチキンが相当な量。
しかも今日はルーを大掛にしたので、尚の事です。


もちろん最後はケララチキンの炒め汁も残すことなくライスにかけてフィニッシュ。
ルーが少し余ってしまったので、ダイレクトに飲み干しました。


じんわりと発汗する、程よい辛さ。
やっぱり私はボリュームに関しては全てデフォルトがフィットするようです。
店を出ると「売切終了」の看板が出ていました。
帰る道すがら、感想を尋ねると、皆、この店独自のユニークなカレーの虜になったようです。





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昼総合点★★★☆☆ 3.5