大坂屋 砂場 本店。
東京の蕎麦屋には藪、更科、長寿庵、満留賀などと共通の屋号があります。
大阪発祥といわれる砂場ですが、屋号にその名残はあるものの、もちろん東京の蕎麦屋。
混み合うお昼時ですが、二階ならすぐにご案内できますと言われたので、靴を脱いで階段を上がります。
椅子の方が楽ですが、二階の座敷の方が風情はあります。
今日は4月並の気温。
汗ばむ陽気は、20度を超えているのかも知れません。
もちろんもりそばを手繰るために暖簾を潜ったのです。
昨夜飲み過ぎたダメージのせいでもありますが。
先にそばつゆと薬味が出てきます。
大もりにしました。
私の向かいに座っている男性は焼き鳥をツマミながら冷酒を飲んでいます。
羨ましい限り。
しっかりとボリュームがあります。
気取った蕎麦屋は1,000円払っても盛りが少ないものですが、ここはしっかり。
私の好きな昔ながらの町場の蕎麦屋ならでは。
大阪ではなかなか無かった、ごく普通に美味しくて安い蕎麦。
少な目に入れたそばつゆに下の方だけを軽く浸して、ズルズルっと啜ります。
結構な量があります。
ゆっくりと味わって。
頃合いを見計らって蕎麦湯が出てきました。
蕎麦湯だけでも飲めるくらい大好きなのです。
そばつゆを控え目に入れるのは、最後に蕎麦湯を飲むことも考えてのこと。
本当はビールでも飲んで迎え酒といきたいところですが、そうもいきません。
とはいえ、旨いもりそばを手繰り、二日酔いのダメージも和らいだようです。
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大坂屋 砂場 本店 (そば(蕎麦) / 虎ノ門駅、内幸町駅、霞ケ関駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5