2021年9月24日金曜日

【小江戸川越散歩⑥】川越土産のベストセレクションはうなぎ弁当。ダントツ人気の「小川菊」のうな重を持ち帰って、贅沢な晩ご飯


小江戸川越の散策の締めくくりは、川越土産のベストセレクション、うなぎ弁当のテイクアウトです。
多くの人気店がひしめく川越ですが、そんな中から選んだのは、ダントツ一番人気の「小川菊」(おがぎく)です。
川越に急遽行くことを決めた昨日、あらかじめ電話予約しておきました。
息子たちへのお土産と、旅行帰りの妻の疲れを考えて、うなぎ弁当を買って帰ることに決めたのです。
お店を訪れたのは、お昼の部の閉店間際の14時。
さきほど大正浪漫夢通りを通った時に、お店に立ち寄り予約時間を早めてもらいました。


お店で食べる場合は、当日の整理券が発行されるようですが、閉店間際まで順番待ちのお客さんがいました。


予約したのは、3,300円うな重
焼き上がりまでは30分ほどかかりますので、予約しておくとすぐに受け取れてとても便利。
電話の応対も、当日の受け渡しも、有名店の気取りがない好感の持てるもの。
現金だけだと思っていましたが、幸いPayPayも使えました。
老舗鰻屋にも、時代の流れ。


帰りの高速は朝と違ってスムーズで、ほぼ渋滞なく1時間50分で千葉の自宅まで帰れました。
息子たちには内緒にしていたので、うなぎ弁当のサプライズに大喜び。
早めの晩ご飯にします。


まだほんのりと温かいですが、電子レンジで温めていただきます。
温め方の注意書きも入っていたので完璧です。


お弁当箱は、お重を模した色で、作りもしっかりしたもの。
心して蓋を開けます。


感動のご対面。
川越ナンバーワンの鰻です。


お新香が別皿なのも、細かな気配り。


タレをかけ、山椒を振って、頂きます。


うなぎは程よい脂ののり具合。
タレは控えめな濃さで、全体的に品の良い蒲焼です。
焼き目はカリっとしていますが、全体的にはふんわりと優しい食感。
そして、鰻はもちろんですが、ご飯がとても美味しい。
これは、かなりレベルの高いうなぎ弁当です。


かなり食べ進んでも、まだ半尾残っています。
嬉しい悲鳴。


最後のひと口までしっかりと味わって、大満足。
家族もすごく喜んでくれて、いい旅のお土産となりました。


関連ランキング:うなぎ | 本川越駅川越市駅

小川菊うなぎ / 本川越駅川越市駅
テイクアウト総合点★★★★ 4.0

【小江戸川越散歩⑤】ちょっと足を延ばして「大正浪漫夢通り」から「喜多院」へ。帰りに「菓匠右門 一番街店」で名物の「いも恋」を購入

 

スタバでアイスコーヒーを飲んで休憩し、元気を回復私たちは、少し足を延ばして「喜多院」へ向かうことにします。
途中、「大正浪漫夢通り」を抜けて歩きます。
重厚なコンクリート造りの建物は、国指定有形文化財の川越商工会議所
1927年(昭和2年)に武州銀行川越支店として建設されたもの。
全体的なデザインは、ルネッサンス・リバイバル様式というもので、当時の金融機関が好んで建てた建築だそうです。


喜多院は思ったよりも中心部からは離れていました。
10分強歩いて、また汗だくに。
鬱蒼とした林に囲まれた立派な建物で、「川越大師」として親しまれているそうです。
他に人もいなかったので、ゆっくり参拝できました。



再び10分以上かけて一番街に戻ってきました。


通り沿いには、1918(大正7)年建設の旧第八十五銀行本店
蔵造りの町屋が並ぶ古い町並みにあって、ルネッサンス様式の西洋建築は異彩を放っています。
国の登録有形文化財に指定されていますが、埼玉りそな銀行川越支店として、今も現役です。


「菓匠右門 一番街店」で、妻がお目当てのお土産を買うためです。


期せずして、川越の「菓匠 右門」三店舗を全クリ。


定番の「いも恋」の他に、店員さんお薦めの「芋ぽて」というスイートポテトも買うことにします。


ご近所のお友達には、両方が詰め合わせになったものを買いました。


名物の「いも恋」は温めて食べるのが常道。
食べ歩き用に店先で蒸しているものは、一個から買えます。
一つ買って、妻とシェアしながら食べ歩き。


帰宅してから、お土産で買った「小川菊」うなぎ弁当の夕食後に早速頂きます。


「いも恋」は、さつまいもとつぶ餡を山芋ともち粉の生地でやさしく包み、昔なつかしい風味に仕上げたお饅頭。
さつまいもとつぶ餡の取り合わせ、もちもち感のある生地の妙が「いも恋」のおいしさ。
外側は山芋ともち粉を使ったモチモチの生地。
その皮に二層で包まれているのが、北海道産のつぶ餡と輪切りにしたそのままのさつまいもです。
かぶりつくと三種類の食味食感の変化が楽しめる、きっと誰もが美味しいと思うお菓子。


一方、スイートポテト「芋ぽて」は、保存料・着色料などは一切使用せず、さつま芋、バター、砂糖、生クリーム、卵だけで作られたもの。
外側は焼き上げられてやや固めになっていますが、中はさつま芋本来の風味が生きた、しっとりとした口当たりが実に美味。
和菓子ですが、洋菓子のようでもあります。
冷やして食べると、味が引き締まって尚美味しいそうです。


甘いものを普段食べない私ですが、今日は随分と頂きました。
美味しいお菓子がより取り見取りの川越が、女性に人気の観光スポットなのも頷けました。

関連ランキング:和菓子 | 本川越駅

菓匠右門 一番街店和菓子 / 本川越駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

【小江戸川越散歩④】暑さと歩き疲れでちょっと一服。町並みに溶け込んだ「スターバックスコーヒー川越鐘つき通り店」でアイスコーヒー


「菓子屋横丁」を抜けて、再び「蔵通りの町並み」に戻ってきました。
少し人出が増えたようですが、それでもシルバーウィークの人気観光地としてはガラガラといってもいいくらい。
きっとコロナ禍前はインバウンドの人も大勢訪れて賑わっていたことでしょう。


蔵通りの街並みが続く「川越一番街商店街」から一本入ると、そこには小江戸川越のランドマーク「時の鐘」があります。
1894年(明治27年)、川越大火後に建て替えられたもの。


現在も一日4回、時を告げています。


さきほど芋けんぴを買った「菓匠右門」の本店がありました。


その向かいの酒屋で川越芋を購入。


暑さと歩き疲れで、ちょっと一服したい気分。
目の前の「スターバックスコーヒー川越鐘つき通り店」に入ります。
小江戸の町並みに溶け込んだ外観からは、スターバックスとは気が付きません。


商家を改造したのか、吹き抜けの高い天井が解放感があって気持ちいい。
壁面には襖絵を額絵代わりにディスプレイし、客席の奥のガラス張りの向こうには中庭が広がり、そこでもコーヒーを飲むことが出来ます。


私はアイスコーヒートールサイズ
エアコンも効いていて快適です。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら、この後の散策プランを妻と相談します。


関連ランキング:カフェ | 本川越駅川越市駅川越駅

スターバックスコーヒー 川越鐘つき通り店カフェ / 本川越駅川越市駅川越駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

【小江戸川越散歩③】「菓子屋横丁」で名物のお土産を品定め。「菓匠右門」の「揚げたてけんぴ」と「松陸製菓」の「手作り飴」

「手打ちうどん岡野屋」でお昼を済ませ、再び菓子屋横丁を散策します。
お天気なのは嬉しいのですが、気温はかなり上がってきて30度になっています。


人だかりが出来ているお店を覗いてみると、芋けんぴのお店。
さつま芋が名物の川越らしいお菓子です。


看板を見れば、「菓匠右門 川越けんぴ工房」とあります。
妻がお土産に買いたいと言っていた川越銘菓のお饅頭「いも恋」を製造販売している「菓匠右門」の芋けんぴ専門店のようです。


店頭には通常品とは別に、まさに店頭で作りたての「揚げたていもけんぴ」を売っていましたので、そちらを購入します。
「マツコの知らない世界」でも紹介されたとのこと。
一袋140gで500円。


家に持って帰って、夕食後にいただきました。
普段、甘いものをあまり食べない私ですが、余計なものが一切入っていない芋けんぴは、さつま芋の甘さと脂の香ばしさ、そしてカリっとした食感がとても美味しかったです。
いくつでも食べられそうで、ある意味危険なお菓子でした(笑)


関連ランキング:和菓子 | 本川越駅川越市駅川越駅


更に菓子屋横丁を歩きます。
古い町並みに、懐かしさを感じます。


横丁の角に飴屋さんがありました。
「老舗 松陸」という看板がかかっています。
寛政8年と言いますから、1796年。
創業225年という、まさに老舗の「松陸製菓」。


奥の作業場で店主が作る自家製飴が主たる商品ですが、「日本一長い麩菓子」も名物だそうです。


ニッキ飴、たんきり飴、きなこ玉を購入。
店主のお話では、冷凍(冷蔵ではない)すると長期保存が可能だそうです。


関連ランキング:和菓子 | 本川越駅川越市駅川越駅