糖質ダイエットに加えて、2週間続いている禁酒で、なんだか体から油分が抜けてきたようです。
ダイエットアプリから、炭水化物と脂質が不足しているとのアドバイス。
ならば、一気にそれを補給しようと昔のようにメガ盛りランチをガツンと食べようと足を向けたのはGINZA NINEの地下にある洋食「はと屋」。
若い頃はかなりハマったお店ですが、最近はご無沙汰です。
仕事でランチタイムがずれてしまい、お店を訪れたのは14時の閉店間際。
店内は以前のままの味わいある雰囲気が残っていました。
オーダーはオムライスセット。
たまご好きなので、これは外せません。
そのオムライスと組み合わせたのはハンバーグ。
B級グルメの名店だけに、揚げ物が充実しているのですが、ここへ来て今更ダイエットを意識してのハンバーグチョイスとは往生際が悪いかもしれません。
相変わらず豪快かつ繊細なご主人の鍋捌きは見ているだけで楽しい。
私のオムライスも、見事な手際であっという間に出来上がりました。
「しまった。こんなに大きかったんだ。。。」
あまりにも久しぶりで、デフォルトのサイズ感を忘れていました。
オムライスもハンバーグも一般店の倍はあるでしょう。
B級洋食屋には欠かせない味噌汁も出てきました。
大人のお子様ランチの完成です。
しっかりとデミグラスソースで煮込まれたジャンボハンバーグ。
新橋エリアでは、ニュー新橋ビルの「むさしや」のオムライスと双璧のボリュームと味。
贅沢にも、ドミグラスソースとケチャップの合いがけです。
ダイエットで野菜に執着する私は、プレートに端に添えられたキャベツのサラダに安堵します。
サラダもそれなりのボリュームなのですが、周りが大きすぎて少なく見えます。
まずは味噌汁をひと口。
具はわかめのみ。
すっかり煮詰まって、色が変わっています。
味噌の風味も飛んでいますが、これこそが私が愛する正しいB級洋食屋の味噌汁。
しみじみと旨い。
ハンバーグに「箸入れの儀」。
つなぎ少な目、肉みっしりのハードボイルドなハンバーグは、働く男たちの胃袋を鷲掴み。
「柔らかい」「ジューシー」「肉汁ジュワー」などというハンバーグの食レポワードとは対極的な食味食感。
煮込む前に焼いてあるので、外側にはカリっとした焦げ目があります。
肉の旨味は焼いたときに閉じ込められているのですが、ほぼ肉なのでどちらかというと固めのハンバーグ。
多忙な新橋サラリーマンのニーズに応える一品です。
方や、ジャンボオムライスには「スプーン入れの儀」。
たまご好きの私には堪らない、オムのたまごの厚さ。
3、4個は使っているのではないでしょうか。
普通のお店のように、オムを節約しながらケチャップライスを食べる必要もありません。
豪快に、自分が思うまま、食べ進めば良いのです。
途中で満腹になりました。
まだ半分しか食べていません。
私の満腹中枢は正常になった証拠ですが、これをペロリと平らげていた昔の私は何者だったのでしょう。
もちろん出されたものは残さず食べるのが私の信条。
オムライスのケチャップがかかっている残り半分に着手します。
なんとか寄り切って完食しました。
汗だくなのは、今日の暑さのせいだけではないでしょう。
お会計は、使えるようになっていたPayPayで。
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