ラーメン好きの次男に教わった両国の「手打ち 蓮」。
ラーメンを相当食べ歩いている彼が絶賛するのですから間違いないはず。
ランチタイムしか営業しないのですが、木曜日だけ夜営業があります。
残業続きの毎日ですが、この日は定時で上がれたので急いでお店に向かいます。
駅から遠いお店なので、10分ほど歩きます。
今日は曇り空で連日の猛暑も一服とはいえ、気温は18時半でもまだ28度。
湿度が高く、お店に着いたときには汗だくでした。
行列は10人待ち。
これが長いのか短いのか、果たして何分待つのか初めての私にはわかりません。
店内はエアコンが効いていて人心地。
入口脇の券売機で食券を購入します。
お水はπウォーターがセルフサービス。
黒板に書かれた食材の口上を見ながら、これから出て来るラーメンに期待が高まります。
5分ほどで醤油チャーシュー麺味玉トッピングがお母さんに運ばれてカウンターに置かれました。
分厚いチャーシューが丼全体を覆い、トッピングした味玉が見えない程。
可愛いナルトがアクセント。
まずはスープをひと口。
「あれ?」
っと思いました。
ぬるいのです。
次男が絶賛するのですから、これはなにかの間違いでしょうか。
たまたまなのかもしれませんが、高評価の人気店ならばブレは許されません。
3種の煮干しや利尻昆布に半生がえし、醤油7種配合というスープは、すっきりとしていながら醤油の風味と魚介の旨味が複雑に絡んで独特の旨味が出ているだけに、このぬるさが残念です。
全ての工程が手作業という手打ち麺を、厚切りチャーシューの下から引き上げます。
平打ちの極太麺は緩やかなウェーブ。
黒板を読むと、今日の麺は【北海道産小麦「氷瀑」「和華」、岩手県産「もち姫」を使用し、加水率44.1%】とあります。
元は蕎麦職人だったというご主人の手作り多加水麺は、小麦の風味としっかりした食感、そして極太なのに滑らかな喉越し。
納得するクオリティです。
これは相当旨い。
分厚いチャーシューは、【岩手県産「岩中豚」と千葉県産「林SPF」】という銘柄豚を使用。
部位も異なるので食味食感の違いも楽しめる贅沢なもの。
麺量は160g。
太さと相まって食べ応えがあります。
ここで味変。
胡椒を振ります。
チャーシューをかき分けて、メンマにも箸を伸ばします。
これも極太タイプ。
味玉は奥久慈卵。
コクのある味玉で、たまご好きの私は満足。
大量の分厚いチャーシューと160gの極太麺にてこずりましたが、完食。
そしてぬるくて残念だったスープも完飲です。
お店を出ると、やはり10人ほどが並んでいました。
まだまだ蒸し暑いですが、駅に向かって歩きます。
スープがぬるかったは運が悪かったと解釈し、もう一度リベンジ訪問をしてみようと思いました。