2019年6月21日金曜日

三男のご馳走で少し遅めの母の日&父の日の夕食会。「博多華味鳥 銀座二丁目店」で華味鳥水炊き


タイミングが少しずれましたが、一人暮らしの三男から、母の日と父の日のお礼の夕食会を開催したいと誘いがありました。
金曜日の夜、銀座で待ち合わせて向かったのは「博多華味鳥 銀座二丁目店」
LOFTのビルの上に入っているお店です。


なぜ息子がここをチョイスしたのかはわかりませんが、彼の大学の入学式の日のお祝いランチを三原橋の四丁目店でご馳走したことがあり、その思い出があるのかもしれません。
もう六年も前、私が大阪に単身赴任していた頃のことです。
薄給の息子に夜の銀座でご馳走になるのは忍びないのですが、そんなことを考えて実行してくれるのは、親としては嬉しいもの。


定番の華味鳥水炊きコースを頼んで、まずは生ビールで乾杯です。
小鉢が二品出てきます。


ここはホール係のお姉さんが作ってくれるので、プチ贅沢な気分になれます。


コラーゲンたっぷりの濃厚な特製鳥スープが煮立ったところで、それをそのまま頂きます。
明日間違いなく美肌になりそうです。


続いて、最初に入っていたぶつ切りに火が通ったところで、食べ始めます。
鶏肉の旨味が凝縮されています。


つくね、レバー、切り身、と順番にお姉さんが鍋に入れてくれるので、これも頃合いを見計らって食べ進みます。


特にレバーは家庭の鶏鍋では入れないので、レアな食味食感がとても珍しく、美味しく感じました。


肉を入れ終わると、野菜はお好みのペースで、と私たちに奉行役がバトンタッチされます。


私は、ビールの後は角ハイボールから白ワインをグラスでという展開。


最後はちゃんぽんと雑炊が選べますが、絶賛ダイエット中の私の希望で雑炊にしてもらいました。


思いの外早く、一時間半ほどで終了。


小さい時からひょろっとしていた三男でしたが、体型はそのままに身長だけは私をとっくに抜かして185くらいはありそうです。
すっかり息子にご馳走になり、彼から両親への感謝の言葉ももらって、それが何よりも一番の今夜のご馳走。
親子三人で夜風に吹かれながら、ぶらぶらと東京駅まで歩きました。



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2019年6月20日木曜日

【悲報】6月いっぱいで閉店という突然の知らせに駆け付けたスタンドカレーの人気店。西新橋「 花一」で限定 牛すじロースカツカレーに温玉トッピング


先週、SNSで知って驚きました。
西新橋のスタンドカレーの人気店「花一」が今月末で閉店するというのです。
私が虎ノ門勤務を始めた二年半前、後輩の紹介で知って以来のお付き合い。
路地裏の目立たない店構えながら、固定ファンがいるのか、いつも行列が出て来いるお店です。
打ち合わせで出遅れて、お店に到着したのは12時20分というピークタイム。


とはいえ、券売機で食券を購入するまで25分も並ぶとは思いませんでした。
今日はお別れなので、このメニューをマストだと自分に課したのは、牛すじロースカツカレー
もちろん温玉トッピングです。


いつもは早い時間に売り切れる事が多いの数量限定メニューですが、この時間でもあるということは、閉店に向けて仕込みの量を増やしているのかもしれません。


ようやく席に案内されますが、丁度カツが無くなったのか、少し待たされます。


やがて出てきた牛すじロースカツカレーは、相変わらず美味しそう。


卓上の福神漬けを添えて、頂きます。


まずは牛すじカレーをそのまま一口。
トロトロに煮込まれた牛すじは甘みすら感じます。


続いて揚げ立てのロースカツに着手。
柔らかい豚ロースは、丁度良い揚げ加減。衣のサクサク度合いも完璧です。


ルーと絡めて食べたり、ソースをかけたりして楽しみます。


ここのカレーは昔懐かしいジャパニーズスタイルなので、私には辛さ不足。
そこで卓上の辛みスパイスを振って、味変。
いい按配になりました。


中盤にトッピングした温玉に箸入れの儀。


やや固めの茹で加減の温玉も加わった、牛すじカレーとロースカツとの三位一体。
いやライスも加わった四位一体と言うべきでしょうか。


そのまま一気に寄り切り腹パンです。


絶賛ダイエット中なので、ライスを食べたのは一週間ぶりでしょうか。
ここはコシヒカリを使っていることを思い出し、良いランチになったと自己満。
職場まで少し距離があるので、早歩きで消化を促進しましょう。
花一さん、お世話になり、ありがとうございました。
ごちそうさまでした。




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昼総合点★★★☆☆ 3.5



2019年6月18日火曜日

月例「下町はしご酒の会」 山谷編② 大正15年創業。山谷で現存する最古の酒場「 遠州屋本店高尾 」で仕上げ


山谷の人気店「丸千葉」の素晴らしい料理と接客を楽しんだ我々は、吉野通りを渡った反対側にある老舗酒場「遠州屋本店高尾」に向かいます。
風格を感じる設えに、期待が高まります。


白い暖簾をくぐれば、内装も歴史を感じる落ち着いた木製調度。
左手にカウンター、右手は小上がりとなっています。


綺麗に磨かれた厨房と掃除の行き届いた店内は、居酒屋というよりは割烹の雰囲気。
短冊のメニューも創意工夫が見られるラインナップですが、お値段は大衆価格。
「大衆割烹」という言葉がありますが、そんな形容がしっくり来ます。


小上がりに腰を落ち着け、まずは乾杯。
私は酎ハイです。


突き出しの枝豆をつまみながら、いずれも魅力的なメニューから絞り込みます。
二軒目ですから、そんなには食べられません。


すぐに出てくる白菜漬け


もつ好きの我々が頼んだ味ガツ和えは、薄くスライスされた味付けのガツにたっぷりの刻みネギとゴマが振られた一品。
これは酒が進みます。


「美しい 牛ハツステーキ ミディアムレアで」
と書かれた短冊に目が留まります。
黒いお皿に、スライスされて美しく盛り付けられた牛ハツステーキは、想像と全く異なるプレゼンテーション。
こんな所に若い店主の腕前を感じます。


「千葉 真いわし丸干し」は、脂ののった大きないわしが二尾。
実に旨い。


締めに何を頼もうか、で意見が分かれました。
ゴロゴロチャーハンか、温玉焼きそばで迷ってしまい、明るい接客のホール係のお兄さんに相談。
「どちらも美味しいですよ」
と優等生の答ながらも
「私なら温玉焼きそばです」
とのアドバイス。
玉子も麺も大好きな私が、真っ先に飛びつきました。
ソース焼きそばのセンターに温玉がオンされ、その周りにたっぷりの花かつお。
ざく切りのキャベツがいっぱいです。


味付けは品が良く、後味もさっぱり。


名店らしい料理と大衆価格に満足して、お店を後にしました。



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夜総合点★★★☆☆ 3.5