今は、それぞれに異なる部署で仕事をしていますが、私の出張に合わせて忘年会を開催してもらうのが最近の恒例になりました。
スケジュール調整は気配りのきく女性、Hちゃん。
お店は私が提案しました。
我社の古株社員には知られた新亞飯店 芝大門店。
新幹線を品川で下り、山手線で浜松町へ。
昔よく行った秋田屋、その先には東京タワーが見えます。
回りは賑やかになりましたが、ここだけは懐かしい佇まい。
営業時間の案内表示の文字も、昭和レトロ。
今日は4階の個室でした。
一番乗り。
写真に写すとゴージャスに見えますが、かなり古い内装です。
今日のメンバーは総勢12名。
男性10名、女性2名、案内したうちスケジュールの都合が合わなかったのは1名だけ、と優秀な集まり具合です。
とはいえ業務の都合で五月雨式に現れるので、とりあえずは少人数の乾杯から。
4階担当の従業員は日本語がどうも不安です。
最初に前菜を4種類頼んだところ、このお皿が出てきました。
我々は一品ずつ一皿頼んだつもりですが、一盛で出てきました。
まさかこれで8,000円もするのか、と一同驚きましたがそうではなかったとわかり、安堵。
仕切り直して、一品ずつ納得の量の大皿が出てきました。
クラゲの酢の物、ピータン、蒸し鶏、牛肉香料煮込み。
前菜で色めき立った一同ですが、落ち着きを取り戻し、紹興酒へと流れます。
ビールはチェイサー代わりで。
名物の小龍包。
たっぷりの生姜と、お酢と醤油で。
ここの小龍包は他の店よりも沢山の肉汁が出てきます。
脂や煮凝りが多めに入っているからこのようになるのでしょう。
レンゲが欲しいところですが、この店にはありませんので、お皿にこぼれた肉汁を余さずに頂きます。
にんにくの芽と豚肉の炒め物。
鶏肉とにんにく唐辛子炒め。
茹で海老。
空芯菜炒め。
イカとセロリの炒め物。
筍のから揚げ。
かなり塩が効いています。
肉団子。
みっしりした食感が良い。
海老小龍包。
もちろんこれもジューシー。
そろそろ〆。
チャーハンと焼きそばがいいよね、と一同合意し件の店員を呼びます。
「オナカハドレクライスイテイマスカ?」
と聞かれ
「中くらいです」
とよく食べる女子のIさんが答えました。
大きく頷いて立ち去る店員を見て
「いや、そんなことないよ。もうお腹いっぱいだよ」
と皆が言いましたが後の祭り。
こんなチャーハンが出てきました。
更に上海焼きそばもこんなことに。
兵どもが夢の跡。
店の前で解散となりました。
私は浜松町方面に帰るKちゃんと二人。
「ちょっと、行く?」
ということになり、芝神名商店街へ。
ここに何とも言えないディープな居酒屋があります。
ニュー浅草。
たぶん二年ぶり。
フェミレス的なセットが何ともいえません。
玉露ハイ。
その言葉の響きに、「健康」などという浅薄な満足感で満たされますが、そもそもアルコールが入っているのですから、身体に良い訳がありません。
微妙に日本語が通じない店員が、注文を聞きにきました。
枝豆とガーリックこんにゃくというオーダーを入れるKちゃん。
彼とは吉田類ファン繋がりでもあり、飲食の嗜好は極めて近いので、そんな居酒屋談義で盛り上がります。
時計は23時。
楽しい仲間たちとの忘年会もそろそろお開きです。
再会を約し、私は都営地下鉄大門駅へ。
果たして乗り過ごさずに帰れるでしょうか。
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