2022年4月30日土曜日

実家が長い付き合いのお寿司屋さんで、昔ながらの握りの出前。枚方市駅前の「すし一」


ゴールデンウィークに法事で帰省しました。
お墓参りから帰って、晩ご飯はお寿司を取ろうということになりました。
今の時代のように美味しいお店が世の中にたくさんある時代と違い、私が子供のころはお寿司の出前といえば特別な時だけのものでした。
この「すし一」さんは、私が子供のころには無かったお店ですが、実家の母や姉は法事のお膳などで度々お願いしているそうです。
この日は「お寿司が食べたい」という母の希望もあって、握り寿司と巻き寿司の出前をお願いしました。
姉曰く、久しぶりに頼んだそうなのですが、受け取りに出た私に配達に来たお二人の店員さんは、常連さんのようにこちらが恐縮するほどとても丁寧なご挨拶。
勝手口での受け渡しも、寿司桶が倒れないように細かく気を遣ってくださりました。
私はお寿司といえば、会社の近所でランチで食べるか、家族で回転すしに行くくらいなので、出前は本当に久しぶり。
大きなネタとシャリは、庶民的ですがとても美味しい。


母も久しぶりのお寿司の出前に喜んでいました。
なんだか、タイムスリップしたような懐かしい時間が家族で共有できました。

ごちそうさまでした。

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亡き父の三十三回忌のお墓参りで長岡京の「光明寺」へ。遅いランチは門前の「もみぢの里」でしっかり腰のある手打ちうどん

 

父が亡くなって、早や三十三年。
来年には、私も父が亡くなった年を追い越すわけですから、父も随分と早く逝ってしまったものです。
足を悪くした母は、もう何年もお墓参りに行けていませんが、三十三回忌の節目ですし、姉や弟の手もあるので、車椅子を借りてお墓参りに連れて行ってあげることにしました。
お墓は、紅葉で有名な長岡京市西山光明寺
といっても、盆暮れしかお参りしたことがない私は、ここで紅葉を見たことがありません。
しかし、新緑が濃い時期ですから、これはこれで美しいもの。
初日から雨の今年のゴールデンウィークですが、今日は晴れていて、母をお墓参りに連れて来ることができました。


母を介助してのお墓参りは時間はかかりましたが、お墓参りを無事に終え、遅いランチ。
門前にある手打ちうどんのお店「もみぢの里」で頂くことにします。
母がまだ元気だった頃、やはりお参りに合わせてお昼を食べた気がしますが、今となってはその記憶も曖昧です。


店先では朝獲れの筍を売っています。
このあたりは、筍の産地で、錦水亭という有名な筍料理のお店もありますが、実は今日はその予約が取れなかったというサイドストーリー。
ご近所の方がキロ単位で予約していた筍の引取に何人も訪れます。
地元で朝獲れの美味しい筍が食べられるとは、羨ましい限り。


車椅子を押してお店にお邪魔すると、元気な女性主人が気を遣ってテーブルを用意してくれます。
元気で優しい接客に、ホッコリ。


丼物もありますが、手打ちうどんの暖簾がかかっていますので、やはりうどんを頂きましょう。
姉、妻、弟の奥さんはにしんうどん
にしんそばは何度も食べたことがありますが、にしんうどんは初めてです。
母は玉子とじうどんを頼みます。
ガッツリ派の弟はカツ丼、私はざるうどんにしました。
今日は暑いくらいだったので、冷たいうどんが食べたかったのと、手打ちならやはりザルだろうと思ったからです。


素朴な田舎食堂らしい、質素な供され方です。


純白とも思える白いうどんは、箸で手繰っただけで手応えを感じます。


思ったよりも腰があり、しっかりとした喉越しのうどん。
少し甘めのつゆに潜らせて冷たいざるうどんを啜れば、汗も引いていく感じ。


あっという間に食べ終えました。
母はゆっくりとマイペースで食べていましたが、玉子とじうどんをしっかり一人前平らげました。
母は、足腰は弱ったせいで家から出る機会がめっきり減っていますが、今日は内々で気の置けないメンバーと外食ができたので、ご機嫌そう。
さっき車椅子を押していた時、すっかり丸く小さくなってしまった母の背中を見て、母も私もいつの間にか随分と年を取ったものだと感じました。

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もみぢの里うどん / 長岡天神駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

2022年4月29日金曜日

ゴールデンウイークに大阪の実家に帰省。「せっかくならランチは京都で美味しいものを」と「京都和久傳」の料理をゆったりと愉しむ


二泊三日で大阪の実家に法事で帰省です。
今回は妻と二人。
せっかくのゴールデンウィークなので、美味しい京料理を食べようという妻の提案で、前もって予約しておいたJR京都伊勢丹にある京都和久傳へ。
3年ぶりに行動規制の無いゴールデンウィークで、新幹線は満席。
京都駅もデパートも賑わっています。


13時半の予約です。
窓の向こうに見える京都市街は、あいにくの雨で煙っています。


最初に煎茶が出てきます。


私は瓶ビールをもらいます。
プレミアムモルツでした。
昼間から飲むのは、休日ならではの楽しみ。


今日予約したのは蘇芳(すおう)という 6,500円のコース。
スタートは鯛松皮造り
梅肉鬼おろし吉野ポン酢。
上にはペリーラがあしらわれています。
さっぱりとしたお料理からのスタートです。


食前酒には和久傳オリジナルの青竹の冷酒


お椀は帆立真丈の清汁。
わかめ木の芽
春の京都らしい一杯です。 


続いては稚鮎天ぷら
コゴミ独活山菜天ぷら盛り合わせ実山椒醤油が垂らしてあります。
稚鮎のワタの苦みが、また旨い。


ビールの後は日本酒しかありません。
冷酒の揃えから、京都藤岡酒造」蒼空を頼みます。


長野県産美山錦を使用した蒼空。
やさしい口当たりと上品な旨味が伝わるお酒です。


酢の物が出てきました。
蛍イカもずく土佐酢ゼリーおろし生姜というあしらい。
器の底には山芋が隠れていました。


焼き物は旬魚と筍、春野菜。
高野豆腐、そしてうすい豆のあんがかかっています。
再び筍が登場し、その演出に季節を感じます。


京都の街並みを眺めながら、昼酒で京懐石。
最高の贅沢です。


最後のご飯はチョイス。
妻は和久傳名物の鯛の黒寿し。
後で少し分けてもらいます。


私は鯛の味噌茶漬けにしました。


味噌漬けの鯛にあられがのっています。
そこへお茶をたっぷりかけて頂きます。


濃い目の味付けに、お茶漬けもサラサラと進みます。


お漬物と塩昆布も入れて。


京番茶が出てきました。


お菓子は山椒の麩焼き



パリッとした麩焼きに、しっとりとした山椒の餡。
山椒のピリッとした刺激と甘さが同居した不思議な餡です。
とても美味しい。


ゆったりと一時間以上かけてお料理と景色を愉しみました。
天気が良ければ少し観光してから実家に行きたかったのですが、外はかなり強い雨。
観光は諦めて、真っすぐ実家に向かうことにします。 

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京都和久傳懐石・会席料理 / 京都駅九条駅東寺駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

2022年4月26日火曜日

久々の「ウーバーお父さん」出動。「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り 新橋駅店」で「チーズ竹輪 一本揚げの 海」


妻が帰省で我が家は息子たちと男3人。
出社日の今日、お弁当を買って帰ろうと思い立ちました。
久々のウーバーお父さん出動です。
息子たちの希望で、新橋駅前の「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」の鮭の海苔弁を買って帰ります。


お店に入ると、初めて見る商品があります。
「チーズ竹輪 一本揚げの 海」
基本の海苔弁の竹輪がチーズ入りの一本揚げになっているのです。
新しいものには目がない私は、これにします。


自宅に帰って、男3人の晩ご飯。
ビールを飲みながら頂きます。


大きな焼き鮭の切り身がドーンと乗っています。


白滝たらこ和え、ほうれん草のナムル、大根塩漬、玉子焼きというおかずは、定番の「海」と同じラインナップ。


チーズ入り竹輪は、半分のカットではなく丸ごと一本。


中はクリームチーズでトロリとしています。


海苔は二層になっていて、「海苔弁感」がしっかり味わえるのが嬉しい。


海苔ご飯と一緒に鮭をパクリ。


好物の玉子焼きは終盤まで温存しておきます。


あっという間に食べ終わりました。
息子たちが喜んでくれたので、「ウーバーお父さん」も満足です。
まだ時間も早いので、もう少し飲んで仕上げようと思います。