2022年4月29日金曜日

ゴールデンウイークに大阪の実家に帰省。「せっかくならランチは京都で美味しいものを」と「京都和久傳」の料理をゆったりと愉しむ


二泊三日で大阪の実家に法事で帰省です。
今回は妻と二人。
せっかくのゴールデンウィークなので、美味しい京料理を食べようという妻の提案で、前もって予約しておいたJR京都伊勢丹にある京都和久傳へ。
3年ぶりに行動規制の無いゴールデンウィークで、新幹線は満席。
京都駅もデパートも賑わっています。


13時半の予約です。
窓の向こうに見える京都市街は、あいにくの雨で煙っています。


最初に煎茶が出てきます。


私は瓶ビールをもらいます。
プレミアムモルツでした。
昼間から飲むのは、休日ならではの楽しみ。


今日予約したのは蘇芳(すおう)という 6,500円のコース。
スタートは鯛松皮造り
梅肉鬼おろし吉野ポン酢。
上にはペリーラがあしらわれています。
さっぱりとしたお料理からのスタートです。


食前酒には和久傳オリジナルの青竹の冷酒


お椀は帆立真丈の清汁。
わかめ木の芽
春の京都らしい一杯です。 


続いては稚鮎天ぷら
コゴミ独活山菜天ぷら盛り合わせ実山椒醤油が垂らしてあります。
稚鮎のワタの苦みが、また旨い。


ビールの後は日本酒しかありません。
冷酒の揃えから、京都藤岡酒造」蒼空を頼みます。


長野県産美山錦を使用した蒼空。
やさしい口当たりと上品な旨味が伝わるお酒です。


酢の物が出てきました。
蛍イカもずく土佐酢ゼリーおろし生姜というあしらい。
器の底には山芋が隠れていました。


焼き物は旬魚と筍、春野菜。
高野豆腐、そしてうすい豆のあんがかかっています。
再び筍が登場し、その演出に季節を感じます。


京都の街並みを眺めながら、昼酒で京懐石。
最高の贅沢です。


最後のご飯はチョイス。
妻は和久傳名物の鯛の黒寿し。
後で少し分けてもらいます。


私は鯛の味噌茶漬けにしました。


味噌漬けの鯛にあられがのっています。
そこへお茶をたっぷりかけて頂きます。


濃い目の味付けに、お茶漬けもサラサラと進みます。


お漬物と塩昆布も入れて。


京番茶が出てきました。


お菓子は山椒の麩焼き



パリッとした麩焼きに、しっとりとした山椒の餡。
山椒のピリッとした刺激と甘さが同居した不思議な餡です。
とても美味しい。


ゆったりと一時間以上かけてお料理と景色を愉しみました。
天気が良ければ少し観光してから実家に行きたかったのですが、外はかなり強い雨。
観光は諦めて、真っすぐ実家に向かうことにします。 

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昼総合点★★★☆☆ 3.7

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