2015年6月5日金曜日

週替りのイベリコ豚&スモーク豚トロキーマをようやく食べられた金曜日。お気に入りの堂島「シナジー」で豚チチカブカリーと合掛けで

今週の週替りがとても気になっていた堂島のシナジー
午前中の会議が長引いてランチタイムに食い込みました。
時計を見れば12時10分。
行列の人気店なので、13時までに戻ってこれるか微妙な所ですが、どうしても食べたかったメニューなのでチャレンジすることにしました。


もし行列なら、潔く諦めましょう。


階段を上がって二階へ。
嬉しい事に行列は無し。
ドアを開けると、空席がありました。


オーダーはもちろんイベリコ豚&スモーク豚トロキーマ
これに豚チチカブ(おっぱい)カリーを合わせて豚×豚の合掛けにし、温玉をトッピングするという構想です。
女性店主は私がご飯は少な目なのをわかってくれているので
「これぐらいでいいですか?」
と確認してくれます。


相変わらず美しい彩りのプレゼンテーションです。


フレッシュパクチーソース、スイスチャードダル、プチトマト、ズッキーニ、赤軸水菜、エディブルフラワー、ラディッシュ添え。


豚チチカブカリーは初めて。
店主も初めての試みとかで、この食材を知って早速作ってみたとのこと。
コラーゲン&ビタミンB1がたっぷりという説明です。


トロトロの温玉。


オレイン酸たっぷりのイベリコ豚とスモークの風味がたまらない豚トロのコラボ。
善玉コレステロールを増やし、ミネラルとビタミンE、ビタミンB群が含まているというので、私のような不摂生な生活を送る者にはありがたい食材。




豚のおっぱいは希少部位。
東京時代によく通った立石のもつ焼き屋で一度だけ食べたことがあります。
おっぱいと言っても店主が言うようにミルキーなわけではありません。
当たり前ですが筋肉なのです。
しかし脂肪が多く、柔らかくて、かつグニュッとしているので、言われてみれば確かにそうだな、と頷ける食感です。


温玉を割ります。


今日は動画で撮ってみました。
左手でここまで撮れるようになった自分に妙に感心してしまいました。


とろ~り出てきた黄身をカレーと混ぜ合わせながら食べていきます。


終盤は二種類のカレーを自分の好みで混ぜ合わせながら、好みの味を探りつつ食べ進みます。
お皿の上は自分だけのスパイスワールド。


最後はお口直しの蜂蜜がけヨーグルト。


医食同源を旨とする店主の料理ですが、もちろん説教臭くも薬臭くもありません。
身体に良いスパイスと食材を選びつつも、あくまでも「おいしいカレー」を追求し、創作しているのです。
彩りが豊かで女性店主らしいプレゼンですが、味はしっかりスパイシーで、奥深い複雑さとしっかりとしたパンチを兼ね備えた男性的なカレーでもあります。

なんとか週替りを金曜日に食べることができました。
並ばずに食べられたおかげで、12時45分にはデスクに戻れました。



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2015年6月4日木曜日

実に久し振りの「フスマにかけろ 中崎壱丁」で塩らーめん中太麺味玉トッピングとメンマ飯にビール。欲張りすぎて胃がはち切れそうに

天満〜天六界隈はラーメン激戦区。
レベルの高いラーメン店が凌ぎを削っています。
そんな中でも私の好きなトップ5に入るうちの一軒に久し振りに訪問することにしました。
会社帰りに地下鉄谷町線で中崎町駅へ。
天五中崎通商店街を入ってすぐの所にある人気店です。


フスマにかけろ 中崎壱丁


シャッターが下りていたので
「うわっ、休み!?」
と一瞬焦りましたが夜の営業は18時45分から。
まだ18時半でした。


一番乗りの私は店の前のベンチに座ってゆっくり待つことにしました。


出汁に使う材料が店の前に積まれています。
貝と節を使った深みのある魚介系がウリの店ですが、店名通り小麦に拘る自家製麺も逸品です。


色んなラーメン店を食べ歩く新規開拓が優先で、この店に来たのは1年半振り。
メニューも少し変わっています。


塩にしようか、醤油にしようか、麺は中太麺か細麺か、などと悩んでいる時間が楽しい。
過去二回は何を食べたのか全く覚えていませんが、こんな時に役に立つのは自分の食べログ。


ようやくシャッターが開きました。


一番乗りです。


食券を購入します。
熟慮の末決定したのは、塩らーめん煮玉子トッピングメンマ飯という組み合わせ。
夜ですから、更に瓶ビールという豪華絢爛、贅沢極まりない夕餉。


コの字カンターの一番奥に詰めて腰掛けました。
続々と後続のお客さんたちが食券を購入しています。


店内には芸能人や取材を受けた番組の色紙などが飾られています。
大阪のラーメン界では著名な店。


先にビールを出してもらいました。
サントリーモルツの瓶生とは今時レア。
それをギンギンに凍ったジョッキに注ぎます。
ジョッキがキリンラガーなのはご愛嬌。


私のラーメンが着々と製作中。


しばらくして出てきた塩らーめん煮玉子トッピング


あさりが入っています。
実際には出汁を取るために大量に使用しています。


店名の焼き印が押されたかわいい味付煮玉子。


チャーシューは鶏肉と豚肉の二種類。


豚肉の方はレアになっていて、ラーメンの熱いスープで時間の経過とともに熱が通って色が変わっていくという演出。


早速スープから。
相変わらず独特の奥行きのある複雑な魚介の味わい。
人気が頷けます。


メンマ飯が出てきました。


想定外に大きくて、度肝を抜かれました。
200円という価格からは予想できませんでした。


思わぬ展開に、食べきれるのか脳裏に不安がよぎります。


麺は店名の「麩(フスマ)」からもわかるように、小麦にこだわった全粒粉の自家製麺。
モチモチしているのに、エッジも立っていて、実に美味


一方のメンマ飯は食べても食べても減りません。
こんなことならご飯少な目と言っておくべきでした。
しかし、メンマは抜群に旨いです。


塩らーめんには中盤からえび油をスポイトで5滴程垂らすのが作法。


こんな感じです。


味付煮玉子にも着手します。


メンマ飯はもうギブアップに近い状況。
瓶ビールもお腹にくる要因です。


何とか寄り切りました。
完食ですが、せっかくのスープは完飲ならず。


食後のジャスミン茶すら飲めない状況に。


大満足の晩ご飯。
やっぱり美味しいな、と思いましたが、頼み過ぎました。
昔はこれくらい楽勝だったのですが、寄る年波には勝てないということでしょう。
大阪に来てから座右の銘に加えた「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を忘れていたことを猛省しました。



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