呉のメイン繁華街れんがどおりを歩きます。
そこから表の本通りへ抜けると、向こう側に人だかりが見えます。
今日のランチスポット、珍来軒です。
行列の店とは聞いていましたが、もう2時近いのに大変な人気。
地元の家族連れが多い印象です。
先ほど歩いて来たれんがどおりは閑散としていただけに、ギャップを感じます。
昨年1月に初めて広島を旅した時に呉冷麺を食べましたが、ここがその名物料理発祥の店だそうです。
15分ほど並んで行列の先頭に来ました。
点心もあるようです。
朝早くにサンドイッチとコーヒーを食べただけなので、お腹が空きました。
小籠包が気になります。
それより何よりこの暑さですから、早くビールが飲みたいです。
行列のお客さんの人数を確かめていた店員さんが、店内から椅子を持って来ました。
何と売り切れ閉店のお知らせ。
まだ14時。
11時半から18時までの通し営業にも関わらず、です。
店内に招じ入れられました。
ここで食券を買ってスタンバイ。
3、40人は入れそうですが、大繁盛です。
やっぱりカープ。
そしてPerfume。
入口で
「今日は冷麺だけです」
と言われました。
温かい麺は用意していないのか、それとも売り切れたのかはわかりません。
1955(昭和30)年生まれという呉冷麺。
屋台から始まったこの店の先代が
「冷麺に中華そばの麺を使えば、それは冷麺ではなく冷やし中華になる」
と、平打ち麺で、甘みとピリッとした辛さが広がる酸味の抑えたスープの「呉冷麺」を作り上げました。
食べ方の解説が書いてあります。
通販も対応しているようです。
卓上にある酢辛子や黒酢をお好みで使うと良いとか。
生ビールが出て来ました。
ビールの食券で瓶か生かが選べますが、もちろん生にしました。
うれしいサッポロ。
グイグイっと。
出て来ました。
呉冷麺大盛。
シンプルで、実にいいビジュアルです。
30度の中、歩き疲れた身体が求めていたものは、まさにこれ。
茹で卵のスライス。
エビ。
キュウリ。
チャーシュー。
平打ち麺にヒタヒタと浸かる位入っているスープ。
食べ方に従い、スープを絡めながら麺を啜ります。
これは旨い!
酸っぱい冷麺とは全く異なる味。
ほのかな甘みを感じる出汁ですが、しっかりとピリ辛。
どちらかといえば、醤油ラーメンかうどんの出汁に近い系統。
実にユニークですが、とても美味しいです。
具とも一緒に食べてみます。
麺そのものもツルツルモチモチと喉越しが良く、平打ち麺のエッジも効いています。
小籠包が出て来ました。
猫舌の私ですが、これは熱いうちに食べないといけません。
中からたっぷりの肉汁が出て来ました。
中盤から味に変化を付けるために酢からしを入れてみます。
お酢に唐辛子が入っているのは、沖縄の島とうがらしのようです。
更にピリッと味がしまりますが、酸味のおかげで爽やかさも増します。
最初出て来た時は
「これで大盛?」
と思いましたが、大皿は意外と深く、食べてもなかなか減りません。
嬉しい悲鳴です。
ここで生ビールを追加。
店員さんが現金で受けてくれました。
5月だというのにこの暑さですから、堪らない旨さです。
完食完飲です。
生ビールを二杯、小籠包まで食べたせいで、私が最後のお客となりました。
これから千福で有名な三宅本店へ。
酒蔵見学に向かいます。
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珍来軒 (中華麺(その他) / 呉駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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