もちろん風呂あがりは生ビール、といきたいところですがバイクなので飲めません。
ぐっと堪えて自宅に戻り、片付けを済ませてから出動です。
とはいえPCの調子が悪く、20時にはサポートから電話がかかってくるので後50分しかありません。
そんな短い時間では居酒屋というわけにいきませんが、こんな時こそ浪速が生んだ素晴らしきソウルフードにして、偉大なるファーストフード、串かつがあるではないですか。
チェックインしたのは地元の人気店七福神 南森町店。
カウンター席に辛うじて一席空いていました。
座ると同時に生キャベツ。
この店は鮮度のいいものを使っています。
もちろんお代わり自由。
何をおいても生ビール。
この店は最初の1杯目が100円。
しかもプレミアムモルツです。
串かつを頼みます。
出てくるまでは生キャベツをムシャムシャと。
意外と野菜が取れるのが串かつでもあるのです。
第一弾が出てきました。
野菜不足を補うために、今日はスライストマトも。
牛カツは3本が単位。
れんこん。
ししとう。
この店はカレーも名物。
とはいえ今カレーライスを食べたいわけではありません。
「ルーだけ貰えますか」
と聞いてみました。
「串かつにちょっとつけて食べたいんです」
すると若い女性店員が
「つけて食べる分くらいだったらサービスでいいですよ」
と小皿に出してくれました。
お店はファミレス風ですが、ここは天五の名店の支店。
下町人情の接客は店のポリシーなのでしょう。
有り難く頂戴し、牛カツを付けました。
ビーフカツカレーのライス抜き、というところ。
生キャベツも付けちゃいましょう。
ドリンクは二杯目。
今度は角ハイボールにしました。
名物のチューリップ。
鶏の手羽元をチューリップ上に開いたもの。
ジューシーで旨い。
大阪らしいネタの紅生姜とたまごを頼みましたが、私の滑舌が悪かったのかたまねぎが出てきました。
「あ、いいですよ、ごめんなさい」
と引き受けることにしました。
大阪に来て紅生姜の天ぷらや串かつに驚いたことが随分昔のことのようです。
もう一杯。
プレーンチューハイ。
やっぱり串かつには炭酸系です。
たまねぎは甘みがあって美味しい。
頼んではいなかったものの、思わぬ収穫です。
そしてもちろんたまごはお願いしました。
ソースに浸けて。
ここはうずらではなく鶏卵がまるごと一個。
幸せを感じる瞬間です。
若い店員さんから声をかけられました。
「ときどきいらっしゃってくれてますよね?天五の店でしたっけ。こっちでしたっけ」
「両方で会ってますよ」
と私。
「あ、やっぱりそうでしたか」
彼は修行を終えてこの度めでたくこの南森町店の店長になったそうです。
「それはおめでとうございます!頑張ってくださいね」
聞けば、この七福神は都立大学と大森に出店したそうです。
ならば私がいつか東京に帰っても、この味に再会できるということ。
大阪の店が東京に進出するのは、本当は良しとしない私ですが、ついそんなことを考えてしまうのは、ずいぶんと自分勝手な話です。
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