寒さも和らいだので、久し振りに愛車キャノンデールに跨ることにしました。
もちろん、ただのサイクリングではつまらないので、餌の人参を用意。
地元北総エリアでは評判の蕎麦屋が未訪でしたので、行ってみようというプラン。
10キロちょっとなので、距離は全然大したことはありません。
久し振りのペダルの感触を確かめながら30分も走らないうちに着いてしまいました。
そば畑が広がっています。
畑の横に自転車を止めます。
石臼自家挽き蕎麦 みなもと。
かなり以前からある店で、評判は聞いていたのですが、ようやく訪問となりました。
今は自家栽培の新そばの季節ではありませんが、いずれも近隣の産のもの。
店内は大きなテーブル席が3つと奥に座敷。
11時の開店から30分が過ぎていましたが、既に数組のお客さん。
開店と同時に来ているのでしょうか。
メニューの口上。
蕎麦にも保存にも製粉にもこだわっているのがわかります。
蕎麦は二八と十割。
両方食べたいので、食べ比べられるのが良さそうです。
倍くらべなら、大盛が二種類食べられるのでこれにします。
そばがきが美味しいとも聞きましたが、今日は蕎麦一本で。
もちろん天婦羅もあります。
そば茶とお茶うけの蕎麦の実を煎ったもの。
想像よりも早く出てきました。
まだお客さんが少ないからでしょうか。
薬味も瑞々しい。
こうやって並んでいると、違いが際立ちます。
淡い色の二八そばは多古産の蕎麦。
神埼産の蕎麦を使った十割そば。
石臼挽きの蕎麦粉が付いていました。
「後で蕎麦湯と一緒にどうぞ」
とお店の方に言われました。
楽しみにしておきましょう。
さっそく手繰ります。
ますは二八から。
そばつゆはキリッとしっかり辛口。
二八そばは繊細ですが、喉越しはしっかり。
スルスルと胃に落ちていきます。
片や十割そば。
蕎麦らしさがしっかりと伝わってくる色です。
もう少しボソボソしているかと思いましたがそうでもありません。
瑞々しく味わい深い十割。
あっという間に完食です。
〆はもちろん蕎麦湯。
蕎麦の楽しみは食べ終わった後にもあるのです。
こればっかりは、大阪名物のうどんには出来ない芸当。
蕎麦粉を、蕎麦湯を入れたツユに入れてみます。
一気に香りが広がって鼻をくすぐります。
蕎麦粉の器にも蕎麦湯を入れてみました。
今度はそばがきのような風味がしました。
最後はそば茶でまったりと。
卓上にはお土産の蕎麦。
自転車でなければ赴任先の大阪に買って帰りたかったです。
帰りはルートを変えて印旛沼へ。
佐倉ふるさと広場へ立ち寄りました。
美しい菜の花。
佐倉チューリップフェスタの準備が進められていました。
毎年全国ニュースになるほど有名です。
地元の小学生たちが植えたチューリップの球根。
私の息子たちが植えたチューリップを、いつも見に来たことを思い出しました。
もう遠い昔のこと。
目が出ています。
春はそこまで。
あいにくの曇り空でしたが、印旛沼に雲間から覗く光も心なしか暖かく感じます。
今度ここを走るときは、桜の季節になっているでしょう。
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