お昼ご飯を難波のお好み焼き福太郎で食べたのが14時。
まだ3時間しか経っていませんが、明日のUSJに備えて早寝しなければなりませんから晩ご飯も早いスタート。
今食べれば、胃袋もランチの続きと錯覚してくれるでしょう。
渋い立ち飲みが並ぶディープエリア。
京阪沿線育ちの私には昔からなじみ深い光景です。
そんな立ち飲みストリートを東に向かって歩くこと3分。
ホルモン焼きが軒を連ねる一角。
今日の狙いはホルモン徳いち。
大阪赴任時代の肉好きの友人から教わっていた店ですが、初訪問。
300円~400円という低価格。
しかもネタがいいと評判です。
幸い行列はありません。
カウンターだけの「ひとり焼肉」の店。
もちろん1人で無くてもいいのですが、4人は難しいでしょう。
妻と私は、1人しか入れないであろうスペースに店員さんが無理やり椅子を突っ込んで2席作ってくれました。
両隣のお客さんにお礼を述べてから着席。
油の滲みた短冊メニューや壁の色に期待が高まります。
もちろん排気設備はありません。
開けっ放しのドアからの自然換気。
古い店ですが掃除は行き届いているので、清潔です。
綺麗な網をセットしてコンロに火をつけてくれます。
まずはドリンク。
私はメガ角ハイボールを注文。
500円。
妻は生中。
今日の昼も飲んでいましたが、大丈夫なのでしょうか。
早速焼いていきます。
ホルモンがわからない妻に代わって、私が発注。
まずはミノサンド。
キムチも頼みます。
網にのせて。
脂ののったミノサンドは、コリコリとしつつも柔らかく、質の良さを感じます。
続いて中落ちカルビ。
この店では希少な正肉。
ひとり焼肉なので一皿の量が少ないのですが、二人だと更に種類も色々と食べられるのが嬉しい。
これは旨い。
すじ肉。
脂がしたたり落ちて、実に旨そうです。
私の大好物の部位ですが、この店では最上位価格帯の600円台。
肉は何度もひっくり返してはいけません。
「肉をいじるな!」
と西成の政ちゃんに教わったことを忠実に実行します。
ジューシーかつ程良い歯応え。
堪らない旨さ。
2杯目のメガ角ハイボールも進みます。
ここで何と妻はご飯を発注。
コメ好きなのです。
好物をもう少し。
肉厚な塩ハート。
これは見ただけで間違いないとわかります。
焼けるのが待ち遠しい。
肉汁が表面に浮いています。
これくらいがベスト。
生キャベツをお替り。
こういうサービスの良さは大阪ならでは。
ツラミ。
東京ではなかなか食べられません。
やや固い部位ですが、独特の食感と旨味があって私は好き。
もうちょっとだけ食べたい気分。
ホルモン盛り合わせで締めることにします。
何が出てくるかはお楽しみ。
ハート、ミノ、アカセン、センマイなど。
角ハイを舐めながら焼けるのを待ちます。
外にはいつの間にか行列が出来ていました。
家族経営なのか、カウンターの中で接客する女性陣と肉を捌く男性陣の呼吸もぴったり。
開けっ放しのドアから入ってくる外の風も心地良い店で、安くて旨いホルモンを堪能して、気になるお会計は二人で4,570円。
もう一軒行きたいところですが、妻は満腹だと言います。
コンビニでアルコールとつまみを買って、ホテルの部屋で仕上げましょう。
明日は早起きです。