2022年11月17日木曜日

リモートワークランチでアツアツのたこ焼き。ユーカリが丘「たこ焼き 八屋」でテイクアウト

 

在宅勤務も、もはやニューノーマル。
妻のおさんどんの負担を軽減するために、時々外食に出かけるのですが、都心のように選択肢が豊富にあるわけではありません。
食べログやGoogleマップであれこれ検索して新規開拓していますが、今回はそんなお店からピックアップ。
なんとたこ焼き屋さんがユーカリが丘にあったのです。
駐車場が無いので、テイクアウト。
「飲み処」と書かれているので、たこ焼きで飲むのか、と思いながら店内へ。


小さなカウンターとテーブルが3卓。
昼酒の御仁もいて、郊外の新興住宅地らしからぬ雰囲気です。


店名は「八屋」(やや)と読むそうです。
店主は大阪で修業した、とあります。
大阪生まれの大阪育ちの私は、さしずめ実家でたこ焼きを修業したことになるでしょうか。


妻と三男と三人。
定番ソース8個を二つとネギソースマヨ8個を一つお願いしました。


テーブルに置かれているメニューをみると、たこ焼き以外は確かに居酒屋的なラインナップ。


赤星の大瓶もあります。
残念ながらホッピーはありません。


そして、なんとメガジョッキまで。
なかなか、置いている店はありません。


串揚げメニューがカウンターに貼りだされています。
串揚げ、というと東京風の言い方に私には聞こえますが、要は串カツでしょう。
100円台前半の価格帯が中心で、私はこちらの方が気になりました。
もちろん大阪ではマストの紅ショウガもあり。
串カツ屋と看板を変えたほうが、集客効果がある気がします。
駅からちょっと遠いのが難点ですが。


お昼の定食を食べながらサワーを飲んでいるお客さんを横目に待つことしばし。
出来立てのたこ焼きを受け取り、キャンペーン中のPayPayで支払って車に戻ります。
せっかくだから、今すぐ食べようということになり、車中でいただきます。


車内はソースの匂いが充満。


かなりトロりとしたタイプのたこ焼きです。
やけどに気を付けて、フーフーと冷ましながらいただきます。
たこ焼きを食べるのは久しぶり。
タコのサイズもまあまあです。
ビールが飲みたくなりました。


個人的にはたこ焼きよりも、串揚げが相当気になりました。
問題は、駅から徒歩10分と離れていることです。

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たこ焼き 八屋たこ焼き / 地区センター駅公園駅ユーカリが丘駅
昼総合点★★★☆☆ 3.1

2022年11月15日火曜日

都営新宿線 ひとりはしご酒② 店主の人柄に惹かれてご常連が集まる本八幡駅前の居酒屋「竹千代」で、赤ハイと心の籠った玉子焼き


住吉の山城屋酒場を早めに切り上げて、再び都営新宿線に乗り終点の本八幡へ。
地上に出て、京成八幡駅の踏切を渡ります。


踏切を渡ってすぐの路地を右へ。
線路沿いにある小さな酒場が今日の二軒目。


やきとり「竹千代」
通勤の電車から視界に入っていたはずですが、初めての訪問。
親しい飲み友達のお薦めです。
かなりアウェイ感のある店構えですが、私は平気。


暖簾を潜って店に入ると、相当な激狹店。
四畳半くらいのスペースにテーブル二卓と短いカウンター。
10人も入れないお店です。
先客は三組。
私は辛うじて空いていたカウンターのスツールに身体を滑り込ませます。
やはりアウェイ感は半端ないですが、そんな一見の私にマスターはにこやかに話しかけてきました。


赤ハイを頼みます。
私の好きな、いわゆる下町ハイボール
先ほどの住吉「山城屋酒場」と異なり、焼酎が濃いのかガツンと来るハード系。
ご常連と親しく会話していますが、私を置いてきぼりにすることもなく、かといっておせっかいにならない距離で気配りしてくれるマスターに、私の緊張感も溶けていきます。
新規開拓がうまくいった時の心地よさ。


とりあえず、今日二杯目となる煮込みを頼みます。
素朴な味噌味にホッとします。


もつ焼きも頼みます。
カシラ塩で。
ネタは小ぶりながらも旨い。


一見の私にも、人懐っこく接してくれるマスター。
きっと、彼の魅力に惹かれて人が集まってくるのでしょう。
狭い厨房に掛かった「愛」という大きな額に、彼の想いが籠っているのです。
私より少し先輩とお見受けしましたが、人生の奥深さで言えば、大先輩でしょう。
そして、やっぱり厨房は、古いながらもきれいに磨かれていました。


ここに来てみたかった最大の理由は玉子やき
マスターがボールで卵を溶き、それを焼き始めます。
他の注文が入ると
「ごめんね、今玉子焼いてるから」
と後回しにするほど、全身全霊を傾けて焼いてくれています。
私もその姿から目が離せません。
しばらくして焼き上がった玉子焼き。
焦げ目が良い感じです。
鼻をくすぐる美味しそうな匂い。


「なつかし玉子やき」と書かれているメニューをあらためて見ると、なんと300円とあります。
コスパとかそういう次元を超越した、素晴らしい料理です。


あえての固焼きが、いかにも昭和。
マスターのこだわりが凝縮された一品です。
甘い玉子焼きですが、醤油も入っているのか、油多めなのか、焦げもいい感じ。
これだけ食べに来たいくらい旨い。


小一時間の滞在でしたが、初めて来たとは思えない不思議な居心地の良さを感じました。
たぶん私が若い頃からあったお店かもしれません。


お会計は1,370円のセンベロ。
お店を出ると、そこはもう駅です。

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竹千代居酒屋 / 京成八幡駅本八幡駅菅野駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4

都営新宿線 ひとりはしご酒① 住吉駅からすぐの長暖簾が目印。「山城屋酒場」のカウンターで残業帰りにホッピーと煮込みでゆるりと一杯

 

今日は残業となりました。
帰りに一杯飲んで帰ろうと、都営新宿線の住吉駅で途中下車。


お目当ての店は駅からすぐ。
白い長暖簾が目印です。


山城屋酒場
同名のお店が近くの南砂にあり、親戚と人づてに聞いたことがありますが、雰囲気や料理などは全く異なります。


大きな赤提灯には屋号とにこみの文字。
思わず喉が渇きます。


入口を入ると、長いL字カウンター。
先客と間隔を開け、入口を背にした席に座ります。
ここは「二軒目お断り」なので、一軒目に行かなければなりません。
お店は古いですが、カウンターの向こうに見える厨房はピカピカに磨かれています。
私の基準通り、間違いないお店です。


とりあえず、黒ホッピー


突き出しは落花生。


名物の煮込みを頼んで、とりあえずスタートします。
煮込みには珍しい平皿。


七味を振って頂きます。
濃い目の甘口です。
こんにゃくがいい感じ。


ホッピーはたちまちナカをお代わり。


ようやく人心地ついたので、あらためて短冊のメニューをチェック。


しらすおろしを頼みます。
ついつい健康志向なつまみを選んでしまう私。


醤油を垂らして。
辛味大根が、また刺激的でホッピーが進みます。


更に鹿児島の寒ブリ刺しを頼みます。
混んでくると
「お時間少しいただきま~す」
とお姉さんの返事。
急ぐわけではありませんから、チビチビとホッピーを飲みながらいつもの人間観察で時間をつなぎます。


脂ののった寒ブリは実に旨い。
この時期ならではです。


アルコールは酎ハイに切り替えます。
この店はデフォルトが黄色い下町ハイボールなのが嬉しい。


家族経営だからなのか、この店ではタバコが吸えるのが唯一の難点。
この日は私の両隣のお客さんが吸っていたので、せっかくの料理の風味を下げてしまい残念でした。
煙を避けるため、1時間で退散。
もう一軒、腰を据えて飲むことにします。

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山城屋酒場居酒屋 / 住吉駅菊川駅錦糸町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5