2017年1月21日土曜日

千葉県屈指の人気ラーメン店「濃麺海月」で、寒風の中50分並んで煮干しラーメン

千葉県屈指の高評価ラーメン店、東千葉の濃麺海月(こいめんくらげ)


濃厚煮干しラーメンが人気の行列店。


ひと月ほど前に食べに来た時は、残念な事に定番の煮干しラーメンは無く、イベント的に二郎系ラーメンのみを出していたので諦めた経緯があります。
今回は事前にお店のツイッターをチェックしてからのリベンジです。


自分の前に並んでいる人が食券を購入して戻って来たら、交代で買いに行くシステム。
店内が狭いので、オペレーションには細かいルールがあります。


麺は埼玉県新座市の村上朝日製麺


7席しかないカウンターに案内されたのは、並び始めてから50分後。


程なく出てきたラーメン。
妻が頼んだ鶏濃麺 塩


息子が頼んだ鶏濃麺 醤油


そして、私が頼んだ煮干しラーメン味玉入り


まずはスープを一口。
シンプルなようでいて、複雑な味わい。
醤油本来の旨味と煮干しの風味がバランス良く仕上げられています。


村上朝日製麺のエッジの立ったストレート中太麺は、スープとの相性も良好。


生玉ねぎとシナチク。


チャーシューは薄切りの大きなもの。
とても柔らかい。


一気に食べ進みます。


中盤に味玉に着手します。
絶妙な半熟加減。


和え麺を頼みました。


かき混ぜて。
息子とシェアします。


残しておいたラーメンのスープにも入れて。


煮干しスープが美味しくて、飲み干してしまいました。
完食完飲です。


一番食べたかった煮干濃麺が売り切れだったのが残念でした。
開店前から並ばないと食べられないのかもしれません。
もう一回リベンジする必要がありそうです。




関連ランキング:ラーメン | 東千葉駅栄町駅千葉公園駅

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2017年1月20日金曜日

大寒の金曜日に鶯谷でコートを着たままセンベロひとり酒③ 欲望が交錯する街の名食堂「信濃路」は24時間眠らない

二軒目のささのやでもつ焼きをつまんでから、北口へ向かいます。
表の言問通りからでも良いのですが、ラブホ街を抜けたほうが近道。
昭和な私はつい「ラブホ」と言ってしまいますが、その言い方も今は古いのでしょうか。


フライデーナイトですが、まだ20時半とあって往来はまばら。
欲望が交錯する街の妖しいネオンも、どこか寂しげです。


線路沿いに歩くこと3分。


目指す店の看板が見えました。
信濃路 鶯谷店


「定食 そば・うどん」と書かれていますが、ここは24時間営業の呑み処。
昼酒とか朝酒という概念を遥かに超越した飲み屋でもあるのです。


表のコルトン看板のメニューは、実はほんの一例。


男女の欲望が交錯する街、鶯谷の入口でもあり出口でもある関所のような場所に位置するこの店は、昨年、NHKの「ドキュメント72時間」でも取り上げられました。
眠らない街の眠らない人々が、入っては出ていきます。


鰻の寝床のようなカウンター席へ。


店内の壁はメニューの短冊で埋め尽くされています。


果たしてこの店で忘年会、新年会をする人がいるのか疑問ではあります。


酎ハイをオーダー。
長いコの字カウンターに囲まれた狭い厨房とカウンターの間は背の低い棚が邪魔しているので、炭酸の瓶を斜めにして差し出してきます。
隣のオジサンはビールを頼んで、受け取り損ねて零していました。
まるでマンガのようなホントの話。


下町の定番、コダマのハイサワー。


あまりにもメニューが多すぎ、しかも三軒目でお腹もさほど空いていないとあって、つまみ選びに苦慮します。


野菜を食べようと、ようやく決めたほうれん草のおひたしは売り切れ。
中国人のお姉さんから
「ハクサイノツケモノハ、ドウデスカ?」
と勧められるままに注文。
24時間営業の店で宵の口に売り切れが出ると、補充はいつされるのか心配になってしまいます。
6、7年ぶりに訪れましたが、カオス度は一段と増しているようです。


醤油を垂らして。


ナカをお代わり。
グラスはかろうじて引っかからない棚の高さなのです。


テレビは、トランプ大統領の就任式を数時間後に控えたワシントンからの生中継。
歴史が今まさに動こうとしていますが、ここで飲んだくれている人たちには全く無関係の話。


この店に来てから、ずっと温めていた今日の締め企画に着手します。
目玉焼きをオーダー。


見事な半熟に小躍りしたい気分。


そして、焼きそば


味噌汁付きというのが、また嬉しい。


企画がイメトレ通り実現しました。


まずは焼きそばを啜ります。
間違いなくマルちゃん。
だからこそ、旨い。


目玉焼きを焼きそばにスライド・オン。


これがやりたかったのです。
我ながら天才かも、とひとりで悦に入ります。


半熟の黄身に箸を割り入れます。


焼きそばに絡めて。
痺れる旨さに、全身が震えます。


味噌汁も実に合う。


もう一つの黄身にも手を付けます。


お会計は1,680円。
帰りは北口から。
欲望の街で三軒センベロハシゴ。
今週もしっかりと仕上がりました。
大人のワンダーランドを後にします。





関連ランキング:居酒屋 | 鶯谷駅入谷駅日暮里駅

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