恒例の我が家の誕生日会。
12月は長男です。
コロナもかなり落ち着いているので、外食の希望を聞くと
「亀戸ホルモンに行きたい」
と言います。
お店に営業状況の確認を入れ、誕生日よりも前倒しの11月末にセッティングし、「亀戸ホルモン本店」に集合としました。
次男が来れるのが19時過ぎだというので、それぞれの勤め先や在宅から18時半を目安にお店に集まり、並びます。
予約が取れないお店なので、少し早めにスタンバイという計画です。
私は18時半過ぎに到着。
三男がちょうど並び始めたところでした。
先客は三組ほど。
これなら、ちょうどいいタイミングで入店できそうです。
まだコロナの影響が残るのか、お客さんはその後もあまり増えず、しばらくして我々が先頭になりました。
この店は入店したらすぐに一気に料理を頼む方式。
追加を後で頼むと
「かなり待ちますよ」
と言われてしまいます。
過去、家族で来た時の記録をメモで残してあるので、それをベースに前回の反省も踏まえて長男が吟味し、オーダーを組み立てます。
何をいくつ頼んだか、スマホに残しておけば、いつでも思い出せる便利な時代です。
20分ちょっとで先頭となりましたが、次男が少し仕事が長引いて遅れるとのこと。
次のグループの方に順番をお譲りします。
お店の前では、七輪の炭が準備されています。
19時15分に次男が到着。
ようやく全員揃ったので、入店が許可されました。
17時開店の一回転目のグループが出た後の席がまだ空いています。
この店では珍しいことなので、やはり、まだコロナの影響は残っているようです。
過去2回家族で来た時と、また同じセンターの大きなテーブル席に案内されました。
赤々と炭が燃える七輪がセットされ、準備は万端です。
同じテーブルの隣の席との間にはアクリル板が設置されていますし、そもそも真上にある強力な換気扇で、換気も万全です。
オーダーは既に決定しているので、メニューは念のため見るに留めます。
まずはドリンクから。
もちろん私はホッピーです。
ここは白のみ。
誕生日を祝して乾杯!
家族全員が元気で顔を合せられるのも、幸せなことです。
てんこ盛りの豆もやし。
これで一人前です。
大盛麦めし。
まんが「日本昔ばなし」もびっくりの超特盛です。
注文した肉が続々と出てきます。
上ミノはみんな好きなので二人前オーダー。
固過ぎず、程よいコリコリ感。
塩加減も絶妙で、ミノそのものの旨味がよくわかります。
ハツと塩ホルモンは一人前ずつ。
更にレバ。
これは二人前。
実に美しい、ゴロゴロと厚切りのレバ。
私はサッと炙って、激レアで頂きます。
トロトロプリプリで堪らない旨さ。
目の前の七輪からは、ジュウジュウと美味しそうな音とともに、ホルモンの焼ける良い香りがします。
塩ホルモンの脂は最高です。
肉はタレ系へと変わります。
ハチノスを1人前。
これは初めて。
そしてホルモン。
美味しいホルモン焼きに家族のテンションもアップ。
やっぱり焼肉は楽しい。
そこへマルチョウ二人前とトロミノ二人前が合い盛りでドーンと出てきました。
人気メニューでもあるマルチョウは、上ミノと並んで家族が好きな部位。
たっぷりの脂が堪らない旨さ。
もう一つの七輪では、温存しておいたハツを焼きます。
ホッピーはナカをお代わり。
巨大で分厚い肉が出てきました。
レンガと呼ばれるハラミの塊です。
横から見ると、その厚さがわかります。
この部位は、今回初チャレンジですが、食べる前から美味しいとわかります。
頼んだオーダーはほぼ出てきましたが、まだ会は中盤。
肉が出てくるスピードに、焼きが追い付きません。
麦めしを少し分けてもらい、オン・ザ・ライスをキメます。
焼肉には欠かせないルーティン。
タレの滲みたトロミノとハチノスがライスとマリアージュ。
ギアラ。
牛の第四胃で、アカセンとも呼ばれる部位ですが、脂がのって程よい歯応えがあります。
昔から息子たちは好物。
モクモクと煙が上がりますが、テーブルの上の大型換気扇が強力なので、煙たくなることはありません。
最後はコブクロ。
これは本日の主賓である長男が好きな部位。
ようやくレンガを焼く順番が来ました。
巨大なハラミの肉塊を豪快に焼いていきます。
炭火でしっかりと外側に焦げ目をつけつつ、中を焼き過ぎないように注意します。
お酒は下町ハイボールにチェンジ。
ハラミは私の大好物。
これだけ厚みがあると、実に食べ応えがあり、満足度マックス。
最後にもう一杯、下町ハイボールをお代わり。
これだけ食べて飲んでも、まだ入店から1時間です。
いつもは満席行列の超人気店も、まだお客さんが完全に戻っていないのか、私たちがお店を出るときも行列はありませんでした。
久しぶりに家族で焼肉を堪能した楽しい誕生日会も無事終了。
お会計は、相変わらず驚きの安さでした。