時間調整で立ち寄ったつもりが、ずいぶんと時間を食ってしまいました。
気を取り直して、飲食街の北の外れへと向かいます。
ひっそりと線路沿いに佇むもつ焼きの名店米山。
しかしここにも行列です。
しかも、今までこの店で見かけなかった若い客層。
20分程粘ってみましたが、中から大将が顔を出し
「一時間は待つよ」
とぶっきらぼうな声を我々行列客にかけます。
もともと人気店ではありますが、想定以上の混雑と行列に彼も疲れているのでしょうか。
米山はギブアップすることにして、駅前に戻ります。
最近改装したまるよしを狙ってみることにしました。
お店の前に人だかりがあったので、ここも並ぶのかと一瞬焦りましたが、その方たちはたまたまお店の前にたむろしていただけだとわかって一安心。
中を覗いてお姉さんに声をかけると、ちょうどお客さんが出るところだから、との返事。
まるます家を出てから、なんと1時間50分ぶりに座りました。
ディズニーランドなら「スタンバイ 110分待ち」といったところでしょうか。
改装で、壁紙も短冊メニューもすっかり綺麗になっています。
とりあえず、今日はまだ飲んでいないホッピーを注文します。
黒で。
今日三度目の乾杯です。
まさに、お疲れ様。
名物のもつ煮込みとキャベ玉を注文。
煮込みは濃厚な味噌仕立て。
キャベ玉は、その名の通りキャベツと卵を炒めたシンプルなものですが、コスパが良くて腹持ちがいい、赤羽の大衆酒場には似つかわしい名物料理。
もつ焼きを頼みました。
ホッピーが進みます。
ラストオーダーの時間が来ました。
ここは22時閉店です。
最後の一杯は下町ハイボールを注文。
外装も内装もすっかり綺麗になりましたが、客層や従業員の接客など、お店の雰囲気は変わっていませんでした。
すっかりテーマパーク化してしまった赤羽に驚いた一日でしたが、最後は赤羽らしく締めることができました。
ご連れしたY部長にも満足いただき、ホッと胸をなでおろした赤羽ハシゴ酒でした。