千葉市若葉区みつわ台、車でしか来れない不便な住宅街にある横浜家系ラーメンのお店です。
今は40代になったかもしれませんが、若いご夫婦が始めたお店です。
元々家系ラーメンが好きな私は、自宅から車で20分ほどのこのお店の噂を聞きつけて通い始めたのです。
当時は息子たちも小学生、私も30代でした。
いつしか行列の人気店となりましたが、子供たちが成長するにつれて、家族での外食も減り、次第に足が遠のきました。
自分の食べログの記録を見る限り、2010年1月の訪問が最後。
ほぼ5年ぶりの再訪です。
しかし、この半年ほど、単身赴任で不在の私を差し置いて妻と息子たちは再び通い始めたとか。
聞き捨てならない話に、私は今日の訪問を提案しました。
横浜ラーメン千葉家。
13時少し前。
ちょうどタイミングが良かったのか珍しく行列はありません。
我が家は5人の大世帯なので、5席並びで空くまで少し待ちましたが問題ありません。
このあたりの奥さんの差配は相変わらず見事。
家族全員で来たのは10年ぶりくらいかもしれません。
昔と変わらず綺麗に磨かれた厨房は素晴らしく、ステンレスが眩しい限り。
お値打ちな店でしたが、消費税の影響も受けて今では並盛が一杯730円。
開店当初は600円だったと、自分の食べログに書いてありました。
おそらくメニューも定期的に張り替えているのだろうと思うほど綺麗ですが、文字は昔のまま。
驚異的な記憶力を誇る奥さんは、お客の顔を見ただけで、二回目以降は注文を暗記しているほどでしたが、さすがに今回我が家の顔ぶれを見ても、私の注文は分からなかったようです。
全員、並盛、麺固め、油少な目で注文しました。
通い始めた頃は中盛でも楽勝だったのですが。
店内は昔と全く変わりません。
しかし、ラーメン屋が昔と全く変わらないということがいかに大変か、ラーメン屋巡りが趣味の私にはよくわかります。
厨房もカウンターも床も隅々まで綺麗に保つことは、とても大変なことなのです。
私がトッピングで頼んだ味付玉子が出てきました。
ライスを3つ。
これを5人で分けます。
ラーメンが出てきました。
懐かしいビジュアルに感動します。
家系らしい濃厚な豚骨醤油。
背脂は少な目にしてもらいましたが、それでもしっかりと浮いています。
味付玉子も投入。
スープを一口。
変わらない旨さ。
懐かしく、そして間違いない味。
卓上にも昔から変わらない薬味の壺が置いてあります。
トウバンジャン。
ショウガ。
ニンニク。
これらの薬味を小さじに半分ずつ。
そこへコショウを振り入れて準備は整いました。
酒井製麺の極太麺。
家系の必須アイテムです。
味付玉子は見事な半熟。
息子のライスを三分の一ほど貰ってラーメンライスです。
二回目は味付玉子や海苔まで載せて。
お行儀が悪いのは百も承知。
これほど旨い食べ方はありません。
完食です。
小さかった子供たちは今は皆成人。
当然夫婦は50代半ば。
足繁くこの店に通っていたあの頃が、私の青春だったような気がしました。
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