かつて、私が浅草のすずきを発見して先輩に教えたところ、週イチに近いペースで通ってたちまち常連になるほどの人。
そのすずきも人気が出て予約が取れなくなって困っていたところに、やはり本社の焼肉好きのOさんの紹介でこの店を知ったとか。
たちまち虜になって、またもや猛烈なペースで通いつめ、たちまち顔となりました。
先輩の話を聞くにつけ、私も是非食べてみたいと訪問の機会を窺っていたのですが、丁度今回の東京出張の少し前に次男と妻の誕生日が続いたので、そのお祝いと称して、自分にもメリットのある当店での食事会をセッティングしました。
房家 本郷三丁目店。
先輩によれば、盛岡冷麺も絶品とか。
和牛一頭買い。
今日は家族全員仕事や学校があったので、各自現地集合。
私が一番乗りでした。
予約の時間の5分前にテーブルセッティングが終わり店内に招じ入れられました。
一階のテーブル席。
肉を捌く調理場が見えます。
どんな肉が出てくるのか興味津々。
この石板は、きっと七輪をのせるためのものでしょう。
全員が揃うまで、メニューをチェック。
N先輩のアドバイスにより、希少部位の注文は予約時に入れてありますが、全体を俯瞰しておく意味で。
和牛一頭買いならではの希少部位が豊富なのが当店のウリ。
先輩のオススメにより、厳選五種盛はあらかじめ頼んであります。
特タン芯も二皿予約済み。
出来たて白菜キムチという浅漬も頼むように指示を受けています。
なぜか馬肉もあるようです。
少し遅れてくる次男を除いた4人が揃いました。
まずは乾杯。
これが本日の厳選五種盛の内容だそうです。
タレが出てきました。
右側は韓国ポン酢。
たっぷりの本山葵。
浅漬のキムチも二人前。
そこへ次男も遅れて到着。
料理が出てくる前に全員集合です。
炭の入った七輪がセットされました。
タンの根元の部分で、タン元とも呼ばれるところ。
見事な色艶。
サシの入り具合も良好です。
そして何よりこの厚切。
まだ何も食べる前から、生ビールもお代わりです。
早速七輪の上に置いて、焼き始めます。
できるだけレアで。
ポン酢で頂きます。
焼き方、食べ方を店長が丁寧に解説してくれます。
表面だけに火が通っていて、中はレア。
これほどの厚切なのに、タンとは思えない柔らかさ。
家族一同、感動のあまり声も出ません。
メインの厳選五種盛。
N先輩の紹介とあって、ボードに掲示されていた五種とは微妙に異なるようです。
サーロイン。
ヒレ。
はねした。
イチボ。
三角ばら。
食べる順番も紹介された通り。
まずはサーロインから。
店長自ら見事に肉を焼いてくれます。
サッ、サッっと まるで海苔を炙るように素早く裏返しながら焼きます。
この程度でOK。
卓上の塩を二つまみパラパラと振り掛けます。
山葵をたっぷりとのせて、一口で。
口中で肉が溶けていくのがわかります。
続いてヒレ。
本来五種盛には入っていないそうですが、N先輩がお気に入りだそうで、お店も気を使って入れてくれたようです。
これも見事に焼いてくれました。
ある意味鉄板焼きのシェフのような肉のあしらいです。
三つ目のはねしたはタレに軽くくぐらせてから網にのせます。
焼く直前に軽くタレ味をつけるだけ。
漬け込むと肉本来の味が失われるからでしょう。
これは、私が大阪の焼肉の名店でも聞いた話。
安い肉の味を誤魔化す為にタレに漬けるのだ、と。
これもほんのりと色が変わったらもう食べ頃。
素晴らしい。
四種類目はイチボ。
これもサーロイン同様、サッ、サッと炙っていきます。
これは半分に切って塩と山葵、ポン酢とに分けて食べてみました。
箸で簡単に切れるのです。
お酒は角ハイボール。
最後の三角ばらはお好みでどうぞ、と言われました。
あまり焼き過ぎないように気をつけて、そのまま炙ってタレでも塩と山葵でも、軽くタレにくぐらせてからでも、ご自由に、と。
私は塩と山葵で締めくくり。
子供たちはまだもう少しお肉が食べられるようです。
でも、これだけの希少部位を食べた後では、普通の部位ではきっと物足りなく感じてしまうでしょう。
そこで、ホルモンを頼むことにしました。
レバと上ミノ。
私は森香る白州ハイボールにチェンジ。
レバ。
上ミノ。
メシもので締め。
N先輩のアドバイスに従います。
肉めしチャーハン、辛味噌雑炊をそれぞれ一つずつ、そして盛岡練り出し手打冷麺は大で。
盛岡練り出し手打冷麺は口上がメニューに書いてありました。
当店自慢の一品のようです。
冷麺に入れるキムチが出てきました。
冷麺用に開発された特別のキムチだそうです。
かなり辛いので入れ過ぎないようにとのこと。
期待の盛岡冷麺が出てきました。
これは美しい。
実にコシの強い麺。
冷たいシャーベット状のスープは、牛はもちろん鶏も使って和の深みを引き出しています。
これだけでも食べに来たい位旨い。
茹で卵はもちろん私が貰いました。
辛味噌雑炊。
それほど辛いわけではありませんが、じっくりと煮込まれて柔らかいご飯に唐辛子エキスの辛味が沁みています。
肉めしチャーハン。
牛スープが付いてきます。
やや甘味を感じる味付け。
タレと肉の相性がいい。
私はしつこくもう一杯。
山崎ハイボールを。
先輩の紹介もあって同じ希少部位でも特別にいい所を出してもらったようです。
家族も大満足。
しかしあまり高級な焼肉を食べたことのない我が家は、希少部位に胃もたれ気味。
今度来ることがあれば、タン芯は是非とも食べたいけれど、後は普通のカルビやロース、ハラミ、まる腸あたりを頼んで、盛岡冷麺を一人一杯だね、と合意。
単身赴任で別々に暮らす家族は、今宵の素晴らしいディナーを司ってくれた店長にお店の前で記念写真を撮ってもらい、つかの間の一家団欒となりました。
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房家 本郷三丁目店 (焼肉 / 本郷三丁目駅、水道橋駅、御茶ノ水駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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