2023年11月25日土曜日

【名古屋市堀田のアットホームなベトナム料理店「ダラットマリムラ」。カフェスタイルのモーニングで美味しいバインミーとベトナムコーヒー】

 

今日は、妻が見つけて気に入っているベトナム料理店「ダラットマリムラ」モーニングを食べに出かけます。
バインミーがすごく美味しいというのです。
9時の開店に合わせてお義母さん、妻、三男の三人でお店へ。


営業時間は朝9時から15時までですが、金土はディナータイムも営業します。
ベトナム料理店というよりも、ベトナムカフェといった雰囲気。
質素ですが、おしゃれな空間です。


店内ではベトナムの調味料などを売っています。
女性店主はベトナム料理の教室も開いているそうで、妻も参加したことがあるようです。


モーニングはセットメニューの他に、ドリンクに料理をつける頼み方もあります。
妻の勧めに従い、皆、ベトナムコーヒーバインミーをオーダーします。


さほど待たずにバインミーが出て来ます。
ふんわりサカサクのパンは、ほんのり温かいトースト。
甘酸っぱい膾のキャベツ、ニンジンやパクチーなど野菜たっぷりでヘルシーです。
鶏肉ハムを使い、ペッパーやニョクマムも入っています。


ネイティブスタイルで淹れられたベトナムコーヒーも出て来ました。


ベトナム独自のフィルター、カフェ・フィンを使用して抽出。


小さなガラスのカップは湯煎でコーヒーを冷めにくくしています。


コーヒーに練乳を加えて飲むのがベトナムコーヒー。


あえて混ぜないと、前半と後半で味の変化が楽しめます。


ベトナムのモーニングは私は初めてです。
とても美味しかったので、流暢な日本語を話す奥さんに「ごちそうさま」と告げ、お店を後にしました。
ランチでも来てみたいと思います。

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昼総合点★★★☆☆ 3.5

2023年11月24日金曜日

【風情が残る京都下木屋町の「日本料理とくを」。旬の食材を活かした美味しく美しい会席ランチで贅沢な気分】

 

今日は、名古屋のお義母さんと妻と三人で私の実家のある大阪へ。
施設に入所している母に面会に行きます。
途中で京都に寄って京料理のランチ。
いつもお世話になっているお義母さんへ、ささやかなお返しです。
お店は木屋町四条から下がったところにある「日本料理とくを」
妻が見つけたお店です。
高瀬川のせせらぎに面した小さな町屋の設えは趣があります。


私たちは個室に案内されました。
料理の様子が見れるカウンターも魅力がありますが、個室は家族には気兼ねなく落ち着けます。


今日は私がドライバーなので、ノンアルコール。
全9品の「花」という会席コースを予約しておきました。
店主が市場で旬のものを仕入れるので、メニューは当日までわかりません。
まず先付けが出て来ます。


煮凝り、ほうれん草と原木椎茸のお浸し、丹波黒豆湯波の雲丹のせ。


造りは淡路島の天然鯛、本マグロ、シマアジ。
盛り付けも美しい。


評判のお刺身は実に美味。


椀盛は小かぶの吹き寄せ。
銀杏と海老の餡掛け仕立て。


ゆずの香りが食欲をそそります。


焼き物はかますの幽庵焼きと、よもぎ麩の田楽、


かますは串打ちして食べやすい形になっています。
手の込んだ仕事が伺える一品です。


煮物の蓋を開けると、鴨饅頭が姿を現します。


鴨肉ミンチをじゃがいもで包んだ鴨饅頭は食感も楽しい一品。


酢の物でうざくが出て来ます。


私は好物なので、思いもかけない一品に嬉しくなりました。


強肴の揚げ物は鱧フライ。
軸はアスパラで、クラッカーを砕いた衣を使っているそうです。
茄子、獅子唐、パプリカのフライも添えられています。


関西と言えば鱧。
少し季節は遅いですが、とても美味しい。
軸のアスパラとクラッカーの衣という三層構造の食感の妙がナイスです。


「美味しいね」
と感動しているうちに、いつの間にかご飯です。


ご飯には京都らしいちりめん山椒が振られています。
私の好きなご飯のお供。
パリパリしたちりめん山椒は初めての食感でした。


留め椀はなめこの赤出汁。
これも私の好物です。


香の物は京都だけに間違いありません。


黒豆の豆乳のパンナコッタにマンゴージャムご添えられたデザートで締め。


一時間半、ゆっくりと美味しい会席と会話を楽しむことができました。
お会計を済ませて、お店を出ます。
店主が店先まで見送りにきてくださいました。
この後、すぐ近くで同級生が営む老舗精肉店「長崎屋」に挨拶がてら美味しいコロッケを買って帰ることにします。

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昼総合点★★★☆☆ 3.8

2023年11月23日木曜日

【名古屋に来たら「スガキヤ」のラーメン。濃い味スガキヤラーメン肉マシを五目ごはんとソフトクリームセットで】

 

名古屋の妻の実家に滞在中。
お義母さん、妻、三男と四人で買い物に出かけてそのままランチとなれば、最も手軽なスガキヤです。
よく行く「スガキヤ西友鳴海店」へ。


私は今日は「濃い味スガキヤラーメン」にします。
肉マシを頼んで、三男と分ける計画。
前日、お義母さんが録画した名古屋ローカル番組の「スガキヤ」特集を観て、気になった五目ごはんとソフトクリームのセットも頼みます。


ランチタイムは地元の人で賑わっています。
ご年配の方や、お子さん連れのご家族など、万人に愛されている名古屋人のソウルフードだとわかります。
混みあっていたので珍しく10分ほど待ちました。
ワイヤレスのブザーが鳴って、カウンターに引き取りに行きます。


濃い味ラーメンは、スープが濃いことはもちろん、ほうれん草と煮玉子がデフォルトで付いているのが、基本のスガキヤラーメンと大きな違い。


肉マシはスガキヤの個性的な茹でチャーシューが8枚。
注文するときに別皿で、とお願いするとシェアしやすい。


トレーの上はスガキヤの人気メニューでいっぱい。
スガキヤの大人食いです。


肉をオンして、いただきます。
チャーシューではなく「肉」、という言い方が、カップヌードルの謎肉にも通じる気がします。


五目ごはんは名古屋のソウルフードだと昨日観たテレビで言っていました。
店内を見ると、確かに五目ごはんを頼んでいる人が多く、隣のテーブルでは小さなお子さんがお茶碗の五目ごはんを美味しそうに食べています。
幼稚園に入る前から食べていれば、身体に沁みつく味となるでしょう。


まずはスープをひと口。
ラーメンフォークと言われる、スガキヤ文化の象徴でもあるスプーンで。
豚骨と魚介や昆布から取ったスープだそうですが、明らかに強い化調の味がなんとも言えない旨さを生み出しています。


続いて麺を啜ります。
「固めで」とお願いした細麺ストレート。
スープとの相性もバッチリです。


油揚げ、ニンジン、タケノコ、ゴボウ、シイタケの五目具材の入った五目ごはんは濃い目の味付け。
名古屋ですから当然かもしれません。
ラーメンの肉と同様、「五目ごはんの素」はお店でも通販でも買うことが出来ます。


スガキヤのラーメンはおやつ感覚で食べられることが多く麺量は少ないと感じます。
次回は+110円で大盛にチャレンジしてみたいと思いました。


たまご好きの私には、煮玉子がデフォルトで付いてくる濃い味ラーメンは、いいこと尽くし。


終盤、妻の目を盗んで五目ごはんにラーメンをオン。
五目ラーメンライスです。


完食完飲。


セットのソフトクリームは食後に受け取りに行きます。
これも注文の時にオーダーするのですが、ソフトクリームとラーメンを交互に食べる猛者がテレビに出ていました。
奥の深いスガキヤ道。
ソフトクリームは4人で分けました。


東京では食べられなくなったスガキヤだけに、通販やおみやげの袋麺では味わえない「リアルスガキヤ」は、訪れるべき「名古屋メシ」と言えます。

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スガキヤ 西友鳴海店ラーメン / 神沢駅徳重駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3