家族全員の新型コロナウイルスの2回目の接種が終わって1ヶ月が経ちました。
家族合わせて遅い夏休みを取り、2年ぶりの帰省です。
最初は妻の実家の名古屋へ。
晩ご飯はやはり台湾ラーメンが食べたくて、実家から一番近い「味仙 焼山店」へ。
お義母さんを含めた6人ですし、密を避けるため、17時オープンに合わせて一番乗り。
矢場町店のようなオオバコではなく、町中華のサイズ。
アクリル板の設置などはありませんが、かなり清潔に保たれています。
一番奥の円卓に案内されました。
もちろんノンアル。
アルコールの提供はありません。
中華料理屋だから成り立つ、緊急事態宣言下の営業です。
と言うわけで、残念ながらお水。
といっても、実は先週から断酒している私には、むしろ好都合。
お客さんの入りの割に厨房がやけに活気があると思ったら、UberEatsの注文がひっきりなしに入っています。
確かに、名古屋のソウルフードでもありますし、自宅ならお酒も飲めますから、この「大禁酒法時代」には良い選択肢かもしれません。
「店内!青菜炒め!」
「ウーバー!台湾、麺生!」
などの声が響きます。
「ウーバー」の方が、圧倒的に多いようです。
ご存知の通り、味仙は今池本店をルーツとする複数のファミリー経営グループの集合体。
この焼山店は四男が経営する系列で、「郭政良」の名を冠しています。
東京に進出している味仙は、このグループになります。
メニューは豊富ですし、壁一面にも短冊メニューが所狭しと貼られていますが、我が家には味仙定番の料理の不動のラインナップがあります。
こぶくろ。
もちろんピリ辛、そしてニンニクもたっぷり。
青菜炒めは二人前。
これもニンニクの食感がダイレクトに伝わる量です。
アサリ炒めは、スープに旨味が滲み出しているので、汁も残さずにシェアします。
唐辛子とニンニクの刺激も堪りません。
にんにく茎炒めも外せないメニュー。
とにかく、食材も味付けもニンニクなのです。
どんな料理にも刻みニンニクが入っているので
「仕込みが大変だろうな」
「1日何個ニンニク使うんだろう」
などと、余計な心配をしてしまいます。
ノンアルなので、食事もハイペース。
しかも、コロナ禍で店内は空いているので、料理もすぐ出てきます。
ここからは仕上げの飯・麺類へとスイッチ。
五目焼きそばは、オイスターソース風味。
キノコがたっぷり入っています。
バリ焼きそば。
いわゆる餡掛け揚げそばですが、麺は超極太。
「バリ」という名の通り、かなりのハード系。
チャーハンはにんにくチャーハンをオーダー。
ただでさえニンニクまみれの料理ばかりですが、これはそのニンニクがメインの料理。
もう全員がニンニク臭をプンプンさせているので、お互いに気にならなくなっています
もちろん仕上げは味仙名物の台湾ラーメンで決まり。
醤油ベースのスープに中太ストレート麺。
そこにピリ辛のミンチ炒めとニラ、ネギがのっています。
一気に色々食べたので既に相当腹パンなのですが、これは別腹。
具材と麺を混ぜ合わせながら、食べ進みます。
油断するとむせこんでしまう、凶暴な赤唐辛子。
最後はレンゲで具材を残すことなくレスキュー。
かつては飲み干していたスープですが、還暦も過ぎて、そんなおバカな事をしてはいけません。
すっかり満腹。
そして、ニンニクと唐辛子の刺激で、なんだか胃がヒリヒリしてきました。
入店して、ジャスト30分。
刺激物を一気に摂取し過ぎたようです。
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味仙 焼山店 (台湾料理 / 植田駅(名古屋市営)、塩釜口駅、原駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5