2014年7月19日土曜日

一食入魂!モトコーのB級中華「丸玉食堂」で思いっきり食べるために朝昼を抜いて新快速で神戸元町へ

噂を聞いてどうしても訪れたかった神戸元町のB級中華丸玉食堂
先月飲み会で知り合ったみずちゃんから紹介されたお店の一つ。
事前に食べログで調査したところ、食べたいものがたくさん有りすぎてなかなか絞り込めません。
友達を誘って行くにも遠いので
「一人であれこれ食べるなら、その日は絶食して一食入魂しかないな」
と決意。
三連休の初日、絶食の私は夕方の新快速の車中の人となりました。

JR元町駅のガード下という完璧なロケーション。


店の前に立って、ふと思い出しました。
4月に三度目の神戸餃子探訪に来た時に、この店の前を通って、その佇まいから猛烈に気になっていたのです。
しかし、食べログのブックマークに登録し忘れるという私らしくもない失態で、みずちゃんから話を聞いた時に、私の頭の中でその丸玉食堂という店名がつながらなかったのでした。
とはいえ、私の嗅覚が正しかったということで、少し嬉しくなりました。


入口には山積みのビールケース。


その奥は鰻の寝床のように奥まっています。
壁はタイル貼り、床はコンクリの打ちっぱなし。


更に進むと奥にカウンターと厨房が現れました。


奥には女湯の暖簾。
女性トイレ、ということでしょう。


この店は昼休みがないため、何時でも食べに来ることができます。
私はカウンター席の中程に座りました。
カウンターには、私同様一人で昼酒を飲みに来たご同輩が二組。
B級中華とはいえ、綺麗に磨かれたステンレスの厨房とカウンターに期待が高まります。
手入れを怠らない店は間違いない、というのが私の考え。


事前にメニューは調査済み。
胃袋も空っぽなので、落ち着いて組み立て通りに事を運びます。
焦ってはいけません。


紹興酒日本酒がバットで湯煎されています。
このワイルドさが堪りません。


まずは生ビール
朝から水以外は口にしていないので、急速に血中アルコール濃度が高まっていくのがわかります。


スタートは腸詰めから。


ピリ辛の腸詰めを自家製の味噌ダレにつけて食べます。
この味噌ダレもピリ辛。
神戸餃子の味噌ダレにも通じるものがあります。


もう一品はロバと呼ばれる豚肉の角煮


箸で掴むと崩れるほどトロトロ。
これは絶品です。


炒め系を。
モヤシ・ニラ炒め


エビ豚肉ひき肉キクラゲなども入っています。
想像以下でも、想像以上でもない、想像通りの味を感動しながら噛み締めます。
「何を食べても旨いですよ」
と言ったみずちゃんの言葉が思い出されます。


二杯目はレモン酎ハイにしました。
「プレーン酎ハイは無いんですか?」
と尋ねる私に
「ない」
と答えるホール係のツンデレお姉さん。
しかし、そんな対応も想定内。


私はここでぶた天の注文を繰り出しました。


厨房から天ぷらのいい匂いが漂ってきます。
ご主人と奥さんはとても物腰の柔らかい方。


思った形とは異なるものが出てきました。


一切れ一切れが肉厚のぶた天は、厚切りのバラ肉を使っているようです。
柔らかくてジューシー。
酎ハイが進みます。


ほぼ満腹ですが、ここで止める訳にはいきません。
〆は麺、と決めていたからです。
「そばは沖縄風」という表記が気になります。
焼きそば焼きビーフンローメン(餡かけ卵とじ麺)の三人が私に猛烈なラブコールを送ってきますが、ここは顔出しになっているローメンにしました。
何よりもというのが決め手。


ご主人が手際よく捌く中華鍋の音が心地よく響きます。
程なく出てきたローメンは想像通りの美人。


粗く溶かれたの半熟加減が絶妙です。


餡と混ざり合ってトロトロ。


麺は平打の細麺。


熱いので小皿に取り分けて冷ましながら。


結構なボリュームで、食べても食べても麺が現れます。
嬉しい悲鳴を通り越して、本当に悲鳴を上げそうです。


何とか完食しましたが、もうお酒も入らない位、胃はパンパンです。
「できればひょうたん餃子を連食しよう」
と考えていた自分の胃袋への過信を猛省。
もう50歳をとっくに過ぎているのです。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
という、忘れかけていた座右の銘への思いも新たに、滞在1時間で再び新快速の車中の人となりました。




↓ クリックお願いします(^^)/
食べログ グルメブログランキング


2014年7月18日金曜日

週末はお気に入りのお店で気の置けない飲み友達とゆったり。与力町「竹うち」~南森町「ホワイトラベル」

今日は金曜日。
どこでひとり人酒をしようか、とフェイズブックで何気なくつぶやいたところ、飲み友達のHさんからお誘いがありました。
誰かと飲みに行くためにつぶやいたのでは無かったのですが、渡りに船。
二つ返事でご一緒することにしました。

待ち合わせは、お互いにお気に入りの居酒屋与力町竹うち


「今日は3人だし、色々食べられるかな」
と黒板のお品書きを眺めているうちにHさんがやって来ました。


奥さんはお仕事で遅れていらっしゃるとのこと。
とりあえず生ビールで乾杯です。


一品をいくつか。
いわし生姜煮


八尾の枝豆


釜上しらす


高野豆腐
一品が出揃ったところでHさんの奥さんも合流です。


私はキープしてある三岳のロックに切り替えました。


3人の希望のお造りを少しずつ盛り合わせてもらいました。
3人で分けられるように数を考えて切ってくれていました。


かつおタタキはおろしポン酢で。
もちろんにんにくと生姜も一緒に。


はもちり
浪速の夏の風物詩は梅肉で。


たこぶつ
コリッとした歯ごたえがいい。


剣イカ
滑らかな触感の後に、甘みが口に広がります。


一品を追加。
小芋ゆず煮


ポテトサラダ
ここはじゃがいもそのものの味がいい。


キスの天ぷら
一人だと多くて頼めないのですが、今日は3人なので普段我慢していた料理が色々食べられます。


天つゆでも塩でも食べてみました。
淡白なキスと衣の油のコントラストが美味。


私が気になったがっちょ唐揚
広義のコチの一種で、正式名はネズミゴチ。
大阪南部ではがっちょと呼ばれています。


実物はユニークな魚体。
頭を落として身を開いて唐揚げにしています。


塩でいただきます。
程よく脂ののった白身と骨がカリッと揚がって、酒のアテにぴったり。
この店はマスターが和歌山出身ということもあって、紀州の珍しい魚が時々入ってくるのも楽しみの一つ。


〆はもちろん名物の棒寿司
今日は鯵の炙りです。


売切御免の人気の料理なので、いつも最初に取り置いてもらいます。


脂ののった炙り鯵は酢飯と見事なハーモニー。
納得の味です。


久し振りにH夫妻とご一緒し、楽しく会話。
ひとり酒も良いですが、仕事を離れ、気の置けない友人と飲むのもまた良し。
2時間ほど飲んだ後、相変わらずお安いお会計を済ませて、いつもの止まり木へ。



関連ランキング:居酒屋 | 扇町駅天満駅大阪天満宮駅


二軒目はもちろん南森町バーホワイトラベル


最初は3人でしたが、一人、二人と見知った顔が現れて、いつのまにかカウンターは満席。


明日の朝は早いというH夫妻は先にお帰りになりましたが、入れ替わりに遅がけのメンバーが集まってきました。
初めてお会いした方とも楽しく会話できるのも、この店の雰囲気と常連さんたちのフランクさからでしょう。


今日は軽めのつもりがすっかり深くなってしまいまいた。
明日は久しぶりに寝坊しよう、と思い熱帯夜の南森町を自宅に向かって歩きました。



関連ランキング:バー | 大阪天満宮駅南森町駅扇町駅



↓ クリックお願いします(^^)/
食べログ グルメブログランキング



B級グルメ ブログランキングへ