相変わらずの猛暑日が続きますが、貴重な出社日ランチのために新橋6丁目まで遠征です。
先日「洋食すいす」と劇的な再会をした時に、その向かいにあった行列店「IshiMatus食堂」へ。
新橋と言っても、御成門駅に近いロケーションです。
一見すると店名がわかりませんが、ドアの小さなプレートにお店の名前があります。
新橋駅から歩いて10分弱。
汗だくでたどり着いて店内へ。
店外に行列が無かったので、すんなり座れるかと思いきや店内に4人待ち。
噴き出す汗はエアコンでも止まりませんが、店内は座って待てるのが救いでした。
L字カウンターは8人掛け。
女性が好みそうな店ですが、男女比は半々といったところ。
300gまで同料金なのが、サラリーマンにも人気なのかもしれません。
ご主人一人でも狭い厨房は、しっかりと磨かれてピカピカ。
私の評価基準から言って、間違いないお店です。
夜のメニューもリーズナブルなラインナップ。
ワインを飲みながらちょっとつまむには良いでしょう。
紙エプロンの用意があるので、一枚ピックアップしてスタンバイ。
二人前に順番が来たところでオーダーを聞かれます。
Aランチは「粗挽きミートソースすずの木畑茄子と一緒に」、Bランチは「釜揚げしらすと水菜のペペロン」。
サイズはMと迷った末に、Lにしました。
意志の弱さが露呈。
ようやくありついた冷たいお茶。
一気にゴクゴクと二杯飲み干しました。
最初にサラダが出てきます。
ビストロソングラムはサラダが別料金なので、トータルで価格が拮抗するのです。
カウンターの後ろの椅子で待っている間に他の方のパスタを見ていましたが、目の前に現れると、やはりLサイズは迫力があります。
釜揚げしらすと水菜のペペロンチーノは、好物の一つ。
この店に来るために体力を消耗したので腹ペコですから、Lでもイケそうです。
並んでいる間、他のお客さんのパスタに茹で玉子が出て来るのを見ていたので、メニューには書いていないのにと不思議に思っていましたが、デフォルトのサービスのようです。
たまご好きの私は一気にテンションアップ。
茹で玉子をのせ、チーズも振って、準備は整いました。
フォークに生パスタをクルクル巻き付けて、早速頂きます。
「おっ、これは」
と思いました。
お店の謳い文句通りもちもちした生パスタですが、そのもちもち加減が絶妙なのです。
生パスタは、もちもち過ぎたり、歯応えが良すぎたりするお店もあるのですが、ここのもちもち加減は私の好み。
舌触りも滑らかで、とても美味しい。
少し味にパンチが欲しかったので、卓上のブラックペッパーを挽きかけます。
スープパスタではありませんが、お皿の底にはスープが。
生しらすの旨味が滲み出して、これがまた旨い。
茹で玉子を割ります。
黄身の濃い色が嬉しい。
煮玉子というほどではありませんが、ほんのりと味がついています。
残りが四分の一くらいになったところで、急に満腹中枢が反応し始めました。
やはりMサイズ200gで良かったようです。
それでも、美味しかったので完食。
スープも完飲です。
パスタ好き、たまご好きの私は、会社が近ければ間違いなく通うお店。
おそらく日替わりで色んなメニューもあるでしょうから、ご近所のサラリーマンが羨ましい限り。
夏はさすがに暑いので、涼しくなったら再訪してみましょう。