二泊三日で急遽大阪の実家に帰省となりました。
年老いた母を同居介護している姉のヘルプです。
この年になると老々介護も大変です。
気の滅入る話ですが、そんな帰省でもランチは旨いものを食べたいもの。
東京駅から新幹線に乗る時の駅弁は、大抵大丸のデパ地下です。
コロナ禍中には「ウーバーお父さん」でいろんなお弁当を買って帰ったこともあって、大丸東京店の地下はかなり熟知しています。
今日は大阪の実家に帰ってから車を運転するので、ノンアル。
ご飯がしっかり食べられるお弁当を、と思い「築地 味の浜藤」へ。
ここの鮭海苔弁が旨いのです。
定番の「ハラミ白醤油焼海苔弁当」を購入します。
1,480円は駅弁としては贅沢な部類ですが、飯ぐらいは旨いものを食いたいもの。
正月明けに、また大阪に行くことになるとは思ってもいませんでした。
週末とは言え、さすがに年末年始ではありませんから、ホームも閑散としています。
12時を待って、お弁当を取り出します。
この瞬間が楽しい。
保存料、化学調味料不使用。
豪華な二段重仕立て。
お弁当の一段目は大きな鮭ハラミがドンと構えています。
おかずの彩りも食欲をそそります。
上の段のご飯は、潔いまでの海苔弁ぶり。
みっしり敷き詰めた白飯を覆う海苔こそ江戸前の証。
その下から少しのぞく鰹削り節が、また憎い。
おかずは鮭ハラミ白醤油焼をメインに据え、竹の子山椒煮、がんもどき、しらたき、にんじんなどの煮物、ひじき当座煮、玉子焼き、そして大根酢漬けといった、必要にして十分なラインナップ。
大振りの鮭を大胆に箸で切り、いきなりのオン・ザ・ライス。
家でも、店でも、そして弁当でもオン・ザ・ライスなのです。
ビールを飲みたい気分でしたが、それはグッと我慢。
そのせいか、いつもよりも早いペースで食べ終わりました。
とはいえ、もう名古屋。下車する京都はもうすぐです。
味の浜藤 大丸東京店 (弁当 / 東京駅、大手町駅、日本橋駅)
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5