2022年12月31日土曜日

まだ並ぶ所があった!新大阪駅にラスボス登場。「551蓬莱」に30分並んでお土産のチルド豚まんを購入

 

西中島南方の「人類みな麺類」に1時間半並んで大阪屈指の人気ラーメンにありついた私は、かなりお疲れモード。
今回のソロ活の最後のミッションは
「蓬莱の豚まんを20個購入せよ」
という妻からのLINE指令。
御堂筋線からの乗り換え途中にある「551蓬莱 アルデ新大阪店」へ。
やはり行列が出来ていますが、それは織り込み済み。


と思ったら、その行列はお店の角を曲がって、更に裏までずっと延びています。
「30分ほどお待ちいただきます」
という店員さんの案内。
蓬莱を買うなら、乗り換え時間に1時間は見ておいた方がいいという私の見立ては合っていました。
やはり、蓬莱のラスボスが登場です。
新大阪駅には全部で5店舗あるのですが、いったい一日どれだけ売れるのでしょう。
儲かって笑いが止まらない蓬莱でしょう。


店員さんたちが黙々と豚まんを作っています。
本来は退屈な行列ですが、これを眺めていると不思議と飽きることなく時間を感じません。


次から次へと手際よく餡が皮に詰められていきます。
出来上がった豚まんは、蒸籠にいっぱいになると、蒸し器へと運ばれます。
いつ、どこのお店で見ても、寸分違わぬ技。
お見事です。


このお店はチルド豚まんがあるので、それを注文することにします。
値段は同じで、匂いがしないので、新幹線の車中でも他の方に迷惑がかかりません。
もっとも、匂った方が他の方も喜ぶかもしれませんが。


ようやく順番が迫ってきました。
20分以上経過しています。


チルド豚まん4個入りを5個購入し、ミッションコンプリート。


これがまた、相当重いのです。
しかし、後は新幹線に乗るだけですからもうひと踏ん張り。


車内で飲むコーヒーを買うためにスタバへ。
やはり行列でしたが、モバイルオーダーで並ばずにゲット。


発車5分前に乗車。
楽しかった三泊四日の大阪ソロ活を終え、無事に車中の人となりました。


関連ランキング:肉まん・中華まん | 新大阪駅西中島南方駅東淀川駅

551蓬莱 アルデ新大阪店肉まん・中華まん / 新大阪駅西中島南方駅東淀川駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5

大阪ラーメン界の風雲児。常に人気のトップを争う西中島「人類みな麺類」に1時間半並んで大晦日限定の年越しそば「Thanks Giving Ramen」

 

三泊四日の大阪ソロ活もいよいよ最終日。
大晦日の大阪ラストランチは、「人類みな麺類」へ。
私が大阪単身赴任直後の2012年にオープンし、並み居る強豪を抑えて一気に大阪ナンバーワンに上り詰めた大阪ラーメン界の風雲児です。
大阪の人気店で大晦日に開いているお店をネットで検索。
ちょうど新大阪からの新幹線に乗る前に、その一駅手前の西中島南方駅前にある「人類みな麺類」が、年越し営業をすると知りました。
ホテルの大浴場で朝風呂を浴びてゆっくりチェックアウトしてから向かったので、お店に着いたのは11時の開店直後。


既に50メートルほどの行列が出来ています。


今日は年末年始の特別メニューとなっているようです。
初めての訪問なので本当は基本メニューを食べたかったのですが、残念ながらそれは次回のお楽しみ。


並んでいる間に、改めてお店のツイッターをチェック。
年越し限定のスペシャルなスープが仕込まれているようです。


並び始めて1時間。
ようやく阪急南方駅の改札口まで進みました。
後ろを振り返ると、私が並び始めた時よりも更に行列は延びています。
それでも、この寒風吹きすさぶ中、みなさんなぜか楽しそうです。
若いグループやカップルの方が多く、会話やスマホで時間潰し。
まるでディズニーのアトラクションのように、並ぶことすらエンタテインメントとして楽しんでいるようです。
おそらくこの行列で最年長ではないかという私も、若者を見習ってスマホで時間潰し。
定期的に巡回に来る店員さんが優しい一言をかけてくれるので、長く並んでいても我慢できます。
このあたりもディズニーっぽい感じ。


ようやく行列の先頭まで来ました。
1時間20分が経過しています。


お店の前の椅子席に辿り着きました。


グループの割引券を貰いますが、これから東京に帰る私には残念ながら無用の長物。


ようやく入店です。
暖かい店内で座れるのが何よりありがたい。


オーナーの好きなミスチルのライブ映像が流れる空間は、明るい色調のモダンなインテリアを相まって、「ラーメン屋さん」らしからぬ雰囲気です。


もちろん厨房はピカピカ。
若いスタッフばかりですが、おじさんから見ても礼儀正しく、元気よく丁寧な接客は好印象。


並んでいる間に見たメニューの通り、今日は年越し限定のThanks Giving Ramenのみ。
画像とハッシュタグを付けたツイートで「JUNK STORYコラボチャーシュー2枚」「人類が麺類になる為の海苔1枚」がトッピングサービスとなります。
もちろん、その前提でオーダー。
SNSを巧みに使うマーケティングです。
これ以上人気が出る必要もない気がしますが、それでも常に大阪ラーメン界に旋風を巻き起こす風雲児だけのことはあります。
そういえば、今や大阪だけではなく東京にも進出しているわけですから、全国ブランドになりつつあるのです。


不織布のエプロンも受け取って、スタンバイOK。


着席して10分。
ラーメンが出てきました。


お年玉プレゼントの、店名がプリントされた巨大な「人類が麺類になる為の海苔1枚」がトッピングされています。


もう一つのお年玉サービス、「JUNK STORYコラボチャーシュー2枚」も。


ラーメンに鰹の糸削りのトッピングもユニーク。


まずはスープをひと口。


魚介と醤油の風味がしっかり感じられます。
もちろんこれが本来のこの店の味ではないとはわかっていますが、これはこれで旨い。


麺は中太ストレート麺。
小麦の風味を感じる、モチっとした食感です。


サービスの鶏チャーシューも、旨味があって食べ応えあり。


食べ応えと言えば、この店の名物、巨大で分厚いバラ肉のチャーシュー。


これは迫力。
柔らかく、そして肉々しい。


メンマも太切りも、この店の名物です。


食べてしまうのがもったいない特別企画の巨大海苔ですが、中盤に思い切って一気に頂きます。


最後に残ったスープは、もちろん飲み干します。


完食完飲です。


レジでお会計。
ツイートした2件を見せて、トッピング無料の権利を獲得し、お会計は800円。
お会計をしてくれた若い女性スタッフに
「寒い中、長い時間お並び頂きありがとうございました!」
とお礼を言われ、
「ああ、そうだった」
と今更思い出しましたが、そんなことを忘れるようなエンタテインメントなお店でした。
年末ギリギリまで大阪ソロ活を堪能し、新大阪に向かいます。

関連ランキング:ラーメン | 南方駅西中島南方駅新大阪駅

人類みな麺類ラーメン / 南方駅西中島南方駅新大阪駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

2022年12月30日金曜日

三泊四日の大阪ソロ活最終夜。同窓会の流れで来たのは、やっぱり南森町のバー「ホワイトラベル」

 

今宵は三泊四日の大阪ソロ活最終日。
大好きなマスターのいる野田地獄谷「酒縁 ゆるり」の二階で4時間も中高の同級生4人でプチ同窓会。
二次会は、もちろん南森町のバーホワイトラベル」です。


単身赴任時代を思い出す三日連続の訪問。
カウンターにはマスターを交えて語るご常連のお二人。
どちらも親しくして頂いている友人です。


二次会はM君とS君と三人で。
再び乾杯です。
もちろんいつものデュワーズホワイトラベルハイボール
次回いつ会えるか、と思うと、このひと時がとても貴重に感じます。


今日も突き出しはタマゴサンド
たまご好きの私がこのバーに足繁く通った数ある理由のひとつでもあります。


三人でグラスを重ねていると、一昨日開けたデュワーズのボトルが早くも無くなりました。
楽しい酒は、ペースも早くなります。
まして、滅多に会えない旧友たちと、お気に入りのバーで、とあっては、尚更です。


カウンターでのんでいた向かいのスナックViolaのママ、Mさんがお帰りになる前に私たちのテーブルに寄ってくれました。
今回は彼女と話す機会もほとんどなく残念でしたが、また今度会えるでしょう。
ここに来れば、必ず会いたい人に会えるのです。


気が付けば、また1時。
楽しかった大阪ソロ活も、そしてコロナ禍3年目となった2022年も終わろうとしています。

関連ランキング:バー | 大阪天満宮駅南森町駅扇町駅

ホワイトラベルバー / 大阪天満宮駅南森町駅扇町駅
夜総合点★★★★ 4.0

中高のやんちゃ仲間とコロナ禍を挟んで久しぶりの同窓会を野田地獄谷で。大好きなマスターの店「酒縁 ゆるり」の二階で年の瀬に盛り上がる


年の瀬も押し詰まった30日。
今回のソロ活のメインイベントとも言える中高のやんちゃ仲間4人M君、S君、Y君との同窓会。
さすがに30日に開いているお店は限られているので、どうしようかと相談した結果、私の大好きなマスターの営む野田地獄谷の居酒屋「酒縁ゆるり」が30日まで営業していることをM君が調べてくれました。
2階の座敷で宴会が出来るというので、予約をお願いし、今日を迎えます。
17時からの会ですが、マスターと少し話したかったので30分前にホテルから東西線に乗って海老江へ。
コロナ禍直前の2019年夏以来の訪問ですが、新橋筋商店街のアーケードは、何も変わっていません。


地獄谷の関所にある古い店を覗いてみます。
いずれも看板は新しくなっていて、コロナ禍を挟んでの月日の流れを感じます。


通称「地獄谷」、大阪市福島区吉野2丁目の一角に行くのに、私が好きなルートがあります。
暮れの買い出しで賑わう新橋筋商店街、誰も気が付かない建物の隙間へと身体を滑り込ませます。


その先は、戦後の匂いをいまだに感じる狭い通りと二階建ての長屋が続きます。


大阪赴任時代の後半、友人から教わって以来足繁く通った酒縁ゆるり
大阪に来たら、この店の前を通り過ぎるわけにはいきません。


会の始まる開店20分前にドアを開けると、そこには仕込み中の懐かしいマスターの顔がありました。


東京と大阪で離れてはいるものの、Facebookで繋がっているのでお互いの動静はわかっています。
とはいえ、厳しかった行動制限時代を挟んで3年振りの再会です。
「酒のなんたるか、酒場のなんたるか」を教わった大好きなマスターだけに、嬉しく、懐かしく、そしてホッとします。


5人も座れば満席のカウンターだけのお店ですが、このあたりの建物らしく二階にちょんの間があります。
はしごの様な急な階段を上って、二階へ。


既に鍋の用意がされています。
そういえば、私がまだ大阪にいた頃に、この二階をマスターがDIYで設えていましたが、ここで飲むのは初めて。


約束の17時にメンバーが揃いました。
宴の始まりです。


4人揃うのは、私が東京に帰任する直前の2016年1月以来7年ぶりです。


マスターが下から運んできてくれた鹿児島産のヒオウギ貝の酒蒸し
「海の宝石」とも言われる美しい色合いの、南の海の帆立貝。
私は初めて食べましたが、磯の旨味が感じられ、とても美味しい。
全国を「修行」と称して訪ね歩き、土地土地の旨いもの、旨い酒を発掘して持ち帰る店主ならではのチョイスです。


続いてチャーシュー
大皿にひと盛のワイルドなプレゼンテーション。


柔らかくジューシーで、ビールも進みます。


二階席の宴会はお酒持ち込みも可。
ビールと焼酎は飲み放題の仕切りです。
今日は薩摩焼酎南之方(みなんかた)がお店の用意。
芋の風味がしっかりと感じられます。
これは、飲み過ぎてしまいそう。


鍋に出汁が張られ、鍋の支度。


さっきマスターが仕込んでいた具材が運ばれてきます。


豚しゃぶ


料理の上手なマスターらしい旨い出汁に、豚しゃぶの味も引き立ちます。


コロナ禍を挟んで久しぶりの同級生4人の飲み会。
昭和ど真ん中の私たちですから、コンプライアンスとは無縁のやんちゃ世代。
何度も語り合った思い出話は40年、50年も前の出来事ですが、昨日のように蘇ります。
「お前やろ。みんな悪いこと考えるんはお前や」
と言われますが、自分に都合の悪いことは全て忘れている私は身の覚えのないことばかり。
「そうかなぁ。俺そんな事したっけ?そりゃ悪い奴やなぁ」
と私。
でも、そんな話が楽しくて食事もお酒も進みます。
持つべきものは、やはり友。
まして旧友は、格別です。


締めはもちろん雑炊。
たまご好きの私には、たまらない卵とじ。


旨い出汁を吸った雑炊を啜れば、会も終盤。


マスターの厚意もあって、お開きは4時間後の21時。
実によく飲み、よく食べ、よく話しました。
一階に降りると、若い男女のお客さん。
地獄谷も変わりつつあるようです。


4,000円ぽっきりのお会計を済ませ、大好きなマスターとはしばしのお別れ。
また、必ず伺います!

関連ランキング:日本酒バー | 野田阪神駅野田駅(阪神)海老江駅

酒縁 ゆるり日本酒バー / 野田阪神駅野田駅(阪神)海老江駅
夜総合点★★★★ 4.0