今日は午前中は、早くに亡くなった父の墓参り、午後は姉の買い物の手伝いや、母が明日から入所する施設の下見などをしているうちに時間が過ぎました。
明日からは大阪市内で懐かしいお店を巡ったり、旧友との再会などが予定されているので市内のホテル暮らし。
そんな晩ご飯は、母が昔から贔屓にしている枚方市駅前の「すし一」さんの出前をおねだりしました。
脚を悪くして出歩くことが出来なくなってしまった母ですが、それ以外は至って元気。
本当は私が食べに連れて行ってあげたいのですが、それも叶いません。
寿司の出前は私の世代、もっと言えば母の世代では最高の贅沢。
今は違うのでしょうが、それでも嬉しいもの。
母の好きな上握りと巻き寿司をお願いしました。
還暦を過ぎている私ですが
「お母さん、頂きます!」
と母に頭を下げれば、ちょっと嬉しそうな、自慢げな表情を見せます。
おねだりも親孝行。
出前の方も
「いつもお世話になってます!」
と気持ちよく持ってきてくれました。
最近は全く頼んでいないはずですが、そんな律儀な挨拶も嬉しいもの。
昭和一桁の母にとっては、桶に入った出前の寿司こそが、幸せの証。
私も、子供の頃に父のお客さんのご相伴に預かったことを思い出します。
母も姉も私もすっかり年を取りました。
これだけのお寿司でお腹いっぱいです。
明日から姉の仕事の都合でショートステイ施設に入る母は、ペロリと一人前を平らげていました。
施設ではこんなに美味しいご飯はしばらく食べられないでしょう。
早く元気になって、また自分の家で暮らせるようになることを願っています。
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