2022年12月29日木曜日

懐かしい新世界。ジャンジャン横丁の「八重勝」でサクッと飲んでつまんでから、通天閣のお膝元をぶらりお散歩

 

11時から一時間半並んでカドヤ食堂総本店で大阪ナンバーワンとも言われるシンプルイズベストの中華ソバを食べて大満足。
年末休みのソロ活で時間もたっぷりあるので、そのまま新世界に向かいます。
私が大学生の頃は、このJRガード下にたたき売りが並んでいて、怪しげなものを売っていましたが、すっかり風紀は良くなりました。
もう40年も前の話です。


50代で大阪に赴任した時は既にこの通りも綺麗になっていて、当時の面影は残っていませんでした。


今日は、その学生時代以来の訪問となる八重勝の暖簾を潜ります。


木曜は定休日ですが、なぜか今日は開いていました。
年末の書き入れ時だからでしょうか。


10分ほど並んでカウンターに案内されました。
まずは瓶ビール


大人の義務教育、633の大瓶です。


目の前がフライヤーでした。
手際よく揚げらる串カツ。
そして、なぜか間違わずにデリバリーされるシステムは、本当に感心します。


土手焼きも目の前に。
焼いてもいないのに土手焼きとはこれ如何に、と昔から不思議です。


キャベツが用意されます。
コロナ禍で、いろいろと衛生面のシステムも変わったことでしょう。


私の朧げな記憶では、当時は立ち飲みだったはず。
確か「ダークダックススタイル」で飲んだ覚えがあるのですが、他の店の記憶と混じっているかもしれません。
でも、はっきり覚えているのは、20代など私一人で、周りはみんな日雇のおっちゃん達だったということ。
今は20代、30代の若いお客さんが多く、カップルも見受けられます。
むしろ私が最年長かもしれません。
親から「行ってはいけない町」と教わった新世界も、すっかり様変わりです。
既にラーメンを食べた後なので、お腹もいっぱい。
これから串かつで一杯飲むなど順番がリバース過ぎますが、ちょっとしか頼まなくても許されるのが串カツの良いところ。
土手焼きは我慢して、基本の串かつと、好物の玉子だけにします。


串かつは3本セット。
大阪ではカツといえば牛。
牛の方が高い気がしますが、串カツ屋では豚の方が高いのです。


コロナ禍でバットに入ったソースが姿を消したこともありましたが、無事復活。
それとともに「ソースの二度づけお断り」も復活です。


衣はやや厚めのしっとりタイプ。
もっとも40年前の味と比較するほどの記憶力はないので、「変わらぬ味」などと偉そうなことは言えません。


キャベツを合間に挟みながら食べ進みます。
ザ・大阪ソウルフード。


そして、玉子
たまご好きの私には外せないメニュー。
玉子はネタが大きいので、ソースの漬け方に技が必要です。
いっぺんに漬けてしまうと衣のサクッとした食感が失われてしまいます。


足りないソースはキャベツで掬って、ネタに垂らします。
学生の私が、40年前に日雇のおっちゃんに教わった方法です。
「兄ちゃんな、こないしたら、二度漬けせんでも、なんぼでもソースが食えるやろ?」
あのおっちゃんは、その後どうしたでしょう。


玉子を間に挟んで、最後は三本目の串カツで締め。


大瓶一本と串カツ4本。
サクッと30分の昼酒を楽しんで、お会計。
この後、通天閣のお膝元で食後のお散歩をすることにします。


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八重勝串揚げ / 新今宮駅前駅動物園前駅新今宮駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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