今朝も、もっそりと起きて、ホテルの大浴場でゆっくりと朝風呂に浸かります。
連夜の大阪ソロ活、そして午前様。
かつて暮らしていたこの町から離れて7年も経っているのですから、寄る年波には勝てません。
今日もランチはラーメン。
南森町で一番人気は「らーめん颯人」ですが、今やとてつもない行列だと聞きました。
今朝も偵察に行ってみましたが、開店の11時には既に本日分の満員札止めという驚異的な状況でした。
颯人も久しぶりに食べてみたい気持ちはありましたが、今日の私は新店狙い。
南森町~天満エリアは福嶋と並んで高評価のラーメン店が多いのですが、その南森町でコロナ禍に開店してから2年ちょっとでみるみる人気店となった「小麦生まれ、麺育ち。」へ。
一昨日、南扇町の「旬味ひげ」で飲んだ帰りに閉店の片づけをしている店員さんに確認し、今日のランチが最終営業であることを確認しての訪問です。
思ったよりは短い行列に並んでスタンバイ。
店名からもわかる通り、自家製麺がウリの店。
昼の部10食、夜の部5食の冬季限定新商品の味噌というのも、かなり気になります。
全員揃っていないと後回しになるようで、店員さんの差配で私はいきなり行列の先頭へ。
あっという間に入店となりました。
今日はツイています。
食券を購入。表に看板の出ていた冬季限定の新商品「味噌」も気になりましたが、今日は初めてですから基本の中華そばにします。
全部入りの特製中華そば1,000円を購入。
入口脇、表通りに面してガラス張りの製麺コーナーがあります。
その横には店名にもなっている小麦が、山積みにされています。
券売機の上を見ると、「新麦」とあります。
北海道美瑛産の小麦「春よ恋」。
11月から12月の2ヶ月だけの、特別な自家製麺。
明るく清潔な店内。
厨房も磨きがかかっていて、私の基準はクリア。
アクリル板で仕切られたカウンター席に案内されました。
若い店員さんたちは、みなさん明るく丁寧な接客で、とても良い印象です。
不織布のエプロンも頂いて、準備万端。
6、7分で特製中華そばが出てきました。
麺の中の豚バラチャーシューとは別に、丼のヘリに更にチャーシューが4枚。
年内最終日ということで、チャーシューが1枚から4枚まで選べると店員さんに伺い、迷わず4枚とお願いしたのですが、まさかこういうビジュアルでのプレゼンテーションとは思いませんでした。
半熟の味玉。
丼の豚バラもジャンボサイズ。
まずはスープをひと口。
かなり濃厚な醤油の風味です。
「秋刀魚、飛魚、鶏節、海老など8種類の乾物と島根県の醤油、黄金比率で合わせた醤油タレ。創業時から色々な国産鶏で使用し、現在は名古屋コーチンと大和肉鶏でスープ炊いているスープ…どれをとっても一切の妥協なし。
日々、進化を続ける「名物中華そば」」
日々、進化を続ける「名物中華そば」」
というのがお店の口上です。
「創業以来、変わらぬ味」ではなく「日々、進化を続ける」という言い方がユニークです。
開店時よりも、どんどん美味しくなっている、ということでしょう。
続いて、この店自慢の麺に着手します。
エッジの立った中太ストレート麺。
小麦の風味がしっかり感じられるのも、自家製麺ならでは。
そのエッジがスープを絡めとりながら、口の中で程よく暴れます。
しかし、ズルズルっと吸い込むと、モチっとした喉越しで胃袋へ。
確かに旨い、この麺。
丼にへばりついていた豚肩ロースは、薄切りですが大きいので食べ応えあり。
しかも、今日は4枚です。
なんともいい日に来ました。
トロリとした半熟加減の味玉は私好み。
終盤で一気に腹パンモード。
やはり、チャーシュー増量がボディーブローのように効いてきたのです。
とはいえ、完食完飲。
店を出ると行列は一気に20人くらいに延びていました。
小さいお子さんを連れたヤングファミリーも。
このお店なら、スタッフさんも優しいのでお子さん連れでも美味しく頂けるでしょう。
大阪のラーメン事情は、私が赴任した当時の2012年とは大きく変わっているようです。
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昼総合点★★★☆☆ 3.7
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