島田屋でもつ焼きを摘まんで、再び川崎駅にバスで戻ってきました。
目指すお店はJRと京急の間に挟まれた一角にある丸大ホール 。
昔ながらの長暖簾が、なんとも渋い味を醸し出しています。
いわゆる大衆食堂ですが、単品や酒の揃えがあって、食堂飲みができる店。
金曜日の19時前というピークアワー。
一人だったこともあり、運良く入れましたが、私の後のお客さんは断られていました。
ホール係はベテラン女性三人と、若いお嬢さん一人という布陣。
ホール係はベテラン女性三人と、若いお嬢さん一人という布陣。
オオバコのホールを囲むように貼られた膨大な短冊メニューから、玉子料理を探します。
ハムエッグを頼んだら玉子焼きが出てきました。
「あれ、ハムエッグ頼んだんだけど」
「そう?いいでしょ、お兄さん」
とリーダー格の女性の有無を言わせぬ強い押しに負けてしまいました。
でも、その玉子焼きは、ほんのり甘く、焼きたてで美味しかったので、まあいいかと。
でも、その玉子焼きは、ほんのり甘く、焼きたてで美味しかったので、まあいいかと。
満席のホールは酔客の会話が響き渡って、活気があります。
お客さんやお店の人の人間観察をしながら酒を飲むのが、私流の楽しみ方。
ナカをお代わり。
ハムフライを頼みます。
私の大好物、ハムカツです。
卓上のソースをかけて。
薄いロースハムを二枚重ねにして揚げたタイプ。
ハード系の衣がサクサクしていて実に旨い。
玉子焼もそうでしたが、添え物はキャベツの千切りとポテサラで、野菜不足を補えてありがたい。
二軒目ということもあり、腹パン気味にもかかわらず、せっかくの川崎飲みなので、何か食堂らしい一品で締めたい気分。
そこで麺類から焼きうどんに白羽の矢を立てました。
焼きそばはよくありますが、焼きうどんは珍しい。
ドリンクは酎ハイを合わせる組み立て。
ドリンクは酎ハイを合わせる組み立て。
ソース味の焼きうどんは、大阪出身の私には懐かしい味。
しかし、こんなものを食べてしまっては、ここ数日のストイックに食事制限をしていた努力を一気に自己破壊。
でも、金曜日だからいいでしょ、と結局は自分に優しくします。
だって、私以外に私に優しくしてくれる人はいないのですから。
ここも、さっきの島田屋と同じように、厨房のステンレスは綺麗に磨かれていました。
お会計はニセンベロ。
ここも、さっきの島田屋と同じように、厨房のステンレスは綺麗に磨かれていました。
お会計はニセンベロ。