今月は三男の誕生日。
恒例となっている家族の誕生日会、今回は主賓の希望で、地元のみならず関東でも名店と評価の高いイタリアンレストラン「カステッロ」になりました。
隠れ家風の一軒家レストランのエントランスは四季折々美しい植栽で囲まれた道の奥。
いつもはランチを食べに来るのですが、今回は土曜日のディナーにしました。
早めに予約したので希望の時間が取れました。
大きな一軒家の奥のフロアに、今日の私たちのテーブルが用意されていました。
コースはリーズナブルな4,500円のAコース。
前菜、スープ、パスタ、メイン、デザートとドリンクというコースです。
スタートは白ワインで乾杯です。
ワインに詳しい長男がチョイスしたのはメラッチェ・モンテクッコ・ヴェルメンティーノ。
ドライで辛口、食前酒にもいいようです。
「お誕生日、おめでとう!」
三男もいつの間にか29歳です。
定番の前菜と旬の食材を使った前菜がワンプレートに。
どれから食べようか、といつも迷ってしまいます。
焼きたてのフォッカチオが出て来ました。
続いてスープ。
今日は夏野菜のガスパチョ。
連日の猛暑に夏バテ気味の身体が喜んでいます。
グラスワインで白をもう一杯。
発砲感のある味わいに、口もさっぱりと洗われます。
私はしらすとアンチョビのスパゲッティーニにしました。
こちらは夏野菜のヴェルデソース スパゲッティーニ。
茄子とトマトのシチリア風 スパゲッティーニ。
ここでメインに備えて赤ワインをオーダーします。
長男が見立てたのは、コッレマッサーリ・リゼルヴァ モンテクッコ・ロッソ・リゼルヴァ。
長男が見立てたのは、コッレマッサーリ・リゼルヴァ モンテクッコ・ロッソ・リゼルヴァ。
しっかりしたタンニンと香り、複雑なニュアンスを感じる良いワインです。
メイン料理が出て来ました。
皆、それぞれに異なるチョイス。
山形県産 さくらんぼ鶏の炭火焼き。
明石産 真鯛のカルパッチョ仕立て。
和牛頬肉の赤ワイン煮込み マッシュポテト添え。
私が頼んだのはスペイン産 イベリコ豚ロースのオスティア風。
外はカリっと、中はレアな厚切りのイベリコ豚ロース。
そのコントラストが楽しい料理です。
最後はデザート。
小さなデザート5種の盛り合わせ。
私の好物、クリームブリュレもありました。
コーヒーはエスプレッソで。
久しぶりに家族全員揃ってゆっくりと2時間近くディナーを楽しめました。
まだ子供たちがほんとに小さい頃にこの店の前身の店に通い始めて以来ですから、かれこれ30年以上経つでしょうか。
長いようであっという間だった気がします。