2021年10月30日土曜日

家族みんなが大好きな昭和の中華そば。大井町「永楽」の焦がしネギラーメン


妻が子供の頃住んでいた大井町の思い出のお店です。
今は亡きお義父さんに連れられて食べに来たという中華ソバ「永楽」
前回の訪問から4年経っています。


大井町駅の東に残る昭和レトロな「東小路飲食店街」にあります。
昭和31年創業といいますから、もう65年の歴史があるラーメン店です。


土曜日の今日、阪急大井町ガーデンでの買い物と引っかけて家族4人で訪れました。
令和となった今でも人気のお店なので、11時半の開店20分前からスタンバイ。
7番目のポジションをゲットしたので、一回転目は確定です。
みるみる行列は延びて、11時半には30人以上にもなりました。


昔は2階もありましたが、今は1階だけの営業。
2階で餃子を作っている様子が見えたのも楽しかったのですが、今も2階で作っているのでしょうか。


ホール係は外国人ですが、割と上手な日本語で、行列に並んだ順番に注文を取っていきます。
必ずしも奥から詰めて座らせているわけではないのに、なかなかこなれたオペレーション。
私はワンタンメンにしました。
筋トレの成果もあって、ダイエットが順調なので、今日はご褒美ランチです。


更にご褒美で昼ビール


長男と二人で乾杯です。


つまみで頼んだ味玉
醤油で外側は真っ黒。
燻製風の風味がして、ビールが進みます。


餃子も一皿注文しました。


ビールと言えば、餃子。
久しぶりに食べました。


結構にんにくが効いていますが、家族みんなで食べれば平気。


ラーメンが運ばれてきました。


久しぶりのご対面。


鶏ガラと醤油と化学調味料の効いた昔ながらの醤油ラーメンのスープです。
真っ黒の焦がしネギが特徴。
渋谷の「喜楽」と同系の中華ソバです。


チャーシューはもも肉。


たっぷりの茹でもやしがのっています。
これもデフォルト。
ちなみにもやしそばは餡かけになります。


先程つまみで食べた味玉が、ラーメンには半個入っています。


大量のもやしをかきわけると、その下からワンタンが現れました。


麺は平打ちのたまご麺。


少し柔らかめの茹で加減。
平打ち特有の喉越しが、また楽しい。


ワンタンにも肉がみっしり詰まっています。
次から次へと下から出てきますが、5、6個は入っていたでしょうか。


ビールを飲みながら、ラーメン。
まだ12時前という最高のブランチです。
ようやく、こういうことが楽しめる日常が戻りつつあります。


チャーハンも頼みました。
滅多に来ないので、ついつい頼んでしまいます。
4人いるから、なんとかなるでしょう。


最後に、スープに残ったもやしをレスキュー。


ちょっと頼み過ぎたかもしれません。
満腹です。


まだ時間は12時。
天気も良いので、阪急で買い物を済ませたら、浅草にお散歩に行くことにします。

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永楽ラーメン / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2021年10月29日金曜日

長らくお世話になった「銀座 桃花源」が博品館ビルに移転復活後初訪問。オーダーはやっぱり「麻婆豆腐ランチ」を四川風辛口で

 

コロナ禍の影響もあってか、今年3月に突然閉店となった「銀座 桃花源」。 
20年来、歓迎会や送別会など、ハレの日にお世話になることが多かったお店だけに、良い思い出がたくさんあって、とても残念。
なんとかお別れの訪問を試みましたが、同じ考えの人が多いのか、コロナ禍にも関わらず2時間待ちというような状況で、願いは叶いませんでした。
ところが、その桃花源がなんとかつてのお店に近い博品館ビルに復活するという、これまた嬉しいサプライズニュースが飛び込んできたのが9月の事です。
移転オープンの混雑を避け、ひと月ほどたった今日、訪問することにしました。


お店は博品館ビルの5階。


この店の大ファンだった博品館の社長が、閉店を惜しんで自ら経営権と従業員を引き取って再開したと聞きます。
さすがオーナー社長。
私も大ファンですが、庶民には到底真似のできない事です。


店の前に並べられた多くの胡蝶蘭が、この店の復活を祝しています。


11時半開店ですが、5分前に到着。
ポールポジションをゲットしました。


一番乗りで入店し、綺麗にセットされたテーブルに案内されます。


メニューを見るまでもなく、今日は麻婆豆腐ランチで決まり。
もちろん四川風の辛口にしてもらいます。


続々とお客さんが訪れるなか、私の麻婆豆腐が運ばれてきました。


感動の再会です。


一人分にしては大きな土鍋にたっぷり。
山椒がたっぷりと効いているのは、表面を見ればわかります。


ご飯は少な目にしてもらいました。
お代わり可能ですし、絶対足りなくなることはわかっているのですが、これは掟。


搾菜と胡瓜の漬物。
確かにこんな角切りだった、と懐かしく感じます。


スープはトマトとたまご。


デザートに杏仁豆腐が付いて、1,300円ビジネスランチです。


早速いただきます。


もちろんオン・ザ・ライスで。


刺激的な辛さは、山椒が効いた麻辣ならでは。


箸休めにスープを頂きます。


食べ進むうちに、次第に身体が温まってくるのがわかります。
久しぶりだったので、激辛にはしませんでしたが、今度はもっと辛くしてもらいましょう。


懐かしさを噛み締めながら、完食。
デザートの杏仁豆腐を頂きます。
一切れが大きくカットされていて、食べ応えのある食感です。


ふと見ると、椅子には桃花源の彫りがありました。
前のお店から持ってきたのでしょう。
目利きはありませんが、紫檀でしょうか。
立派な調度です。


テーブルに置かれた札を持って、レジでお会計。
お店のレイアウトこそ変わりましたが、雰囲気も味も、間違いなく大好きだった、あの桃花源。
次回は担々麵酸辣湯麵にしてみましょう。


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昼総合点★★★☆☆ 3.5