「すごく美味しくてお得なイタリアン」
という妻の情報です。
このエリアでは評判のイタリアン
カステッロで働いていたシェフが独立して開いたお店、
プレゼンテ スギ。
地中海風の一戸建ての一階がレストランと厨房になっています。
昼も夜も一回転なので、予約が先々まで埋まっています。
三男の就職内定祝いを兼ねて、今回ようやく訪問することが出来ました。
11時半の開店まで、ドアはクローズされています。
ダイニングルームは白を貴重とした明るい空間。
全部で20席。
綺麗に整えられたテーブルセットに期待が高まります。
ドリンクメニュー。
妻にハンドルキーパーを任せて、息子と飲むことにします。
生ビールはアサヒプレミアム。
「内定おめでとう!」
ようやくこれで子育ても終了。
肩の荷が下りました。
今日のお料理メニュー。
「お散歩」「寄り道」「お出かけ」の三コース。
「1,800円の
『お散歩』で十分満足」と妻が言うので、それを頼みました。
最初に出てきたのは
トマト飴。
「シェフからの最初の贈り物」という副題です。
中はもちろん生のプチトマト。
「こぼれるので、一口でお召し上がりください」
と、ホールを一人で取り仕切る美人の奥さん。
ご夫婦からの想いのこもったメッセージカードが添えられています。
お店の名前は、杉岡さんから取ったものでしょう。
イタリア語で「プレゼンテ」とは「現在」の意味。
続いては、
フォアグラとトリュフ香るマッシュ パフェ仕立て。
滑らかなクリーム。
濃厚なフォアグラに、トリュフの味が見え隠れ。
ラスクが添えられています。
それぞれに細かい仕掛け。
熱々の
パルミジャーノフォッカッチャが出てきました。
白のグラスワインを頼みました。
カステロ シャルドネ IPG。
続いては
千葉県産カツオのプレコット 大葉ソースとニンニクオイルのパウダー。
低温で調理したカツオは旨味が閉じ込められるそうです。
大葉のソースと一緒に添えられている黒いツブツブは球体状のバルサミコソース。
ベビーリーフも特殊な調理法を使って、カツオ出汁で煮たもの。
この白い粉がニンニクオイルのパウダー。
これも一緒にいただきます。
創作イタリアン、とでもいうべきジャンルのお店ですが、調理方法まで含めての創作力には脱帽です。
Sugi 畑の野菜を使った採れたてサラダ。
自家菜園というこだわり。
もちろん器もそんな野菜に相応しいもの。
既に1時間20分経っています。
今度は
赤のグラスワイン。
マンモス ジンファンデル。
ようやく
本日のパスタ。
私は
地鶏のプッタネスカヴェルデ。
プッタネスカと言えばトマトの赤いイメージがありますが、それを敢えて緑色で作ったからヴェルデ。
妻が頼んだ
ハマグリとキャベツのガーリックオイル。
既に何回も来ている彼女によれば、この店は貝の調理が上手いとか。
息子は
モッツァレラとトマトのジェノベーゼ。
少しずつ交換して食べてみました。
どれも本当に美味しい。
ここでデザートタイム。
メロン+マスカルポーネ+泡=Buono。
お店に入ってから2時間が経っています。
メロンとマスカルポーネの風味が冷たいアイスのような状態で封じ込められています。
中のふんわりとした食感はまさに泡。
その名の通り、
buono(ボーノ/おいしい)。
桃のズッパに透明ニョッキを忍ばせて・・・セロリのソルベ添え。
この泡にはセロリの風味。
泡の下から出てきた抹茶のアイス。
透明なものがニョッキ。
食感はまさにニョッキですが、実際は葛粉で作ったもののようです。
食後のお飲み物は
アイスコーヒーをお願いしました。
外は30度を超えているはずですが、ダイニングルームは快適な空調です。
おしゃべりのひと時。。。。
とメニューに書いてありました。
食後のお飲み物の後、おしゃべりをお楽しみください、という意味かと思っていたら、これがそれ。
アマレッティを使ったクッキーです。
ゆったりとした時間が流れていきます。
美味しい食事とおしゃべりを楽しみ、ふと時計を見れば14時を回っています。
もう2時間半。
お酒を除けば、2,000円でお釣りが来るお値段で、こんな充実したランチとデザートが食べられるのですから、近郊の女性たちに人気があるのも肯けます。
お会計の時にオーナーご夫妻とお話。
美味しいイタリアンを通じて佐倉を盛り上げるために、日々メニューにも調理法にも創意工夫を重ねるご主人と、それを支える奥様の仲睦まじさを感じました。
「プレゼンテ」という店名は、「常に進化する今」という「未来」も含めた意味なのかもしれません。
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プレゼンテ スギ (
イタリアン /
佐倉駅、
京成佐倉駅)
昼総合点
★★★☆☆ 3.6