2018年8月17日金曜日

お盆の帰省で恋しくなった地元のラーメン。勝田台「中華ソバ篤々」でやっぱり旨い煮干しソバ

一週間の名古屋、大阪の帰省から戻って久しぶりの我が家。
とはいえ雑事もいろいろあり、気がつけばランチタイムです。
妻と息子の三人で、地元の人気店中華ソバ篤々の煮干しラーメンを食べに行きました。


開店ラッシュが終わったアイドルタイム、世間はお盆休み明けの金曜日とあって行列はありません。


少し待ってカウンター席へ。


今日は残念ながら裏ニボと呼ばれる特製濃厚煮干しラーメンは無し。
基本の煮干しソバに大好物の味玉トッピング麺固めといういつものオーダーです。


まずはスープを一口。
今更ながら非の打ち所がないクリアで深みのある煮干しスープに改めて感動。


固めに茹でてもらった蒲田菅野製麺所のストレート細麺は繊細なスープとナイスコラボ。


レアチャーシューは時間の経過とともにスープの熱で変化しますので、早めに一枚食べておきます。


薬味の生たまねぎも煮干しスープとの相性がバッチリ。


半熟味玉もペロリと平らげ、あっさり完食です。


息子が頼んだお代わりのあえ玉を少し分けてもらって腹パン。
「やっぱり旨いなぁ」と大満足のランチでした。





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昼総合点★★★☆☆ 3.6

2018年8月15日水曜日

2018年お盆休み⑤ 30年ぶりの元祖味噌カツ丼。名古屋市栄の路地裏にまだあった「味処 叶」

お盆休みで妻の実家。
新入社員から4年強を過ごした名古屋は思い出深い街です。
今でこそ「名古屋メシ」と呼ばれる全国的に人気のご当地グルメですが、大阪出身の私は初めて口にするものばかり。
とはいえ、当時からB級グルメだった私は、そうした「名古屋メシ」がすぐに気に入りました。
そんな中で、鮮烈に記憶に残っていながら、東京転勤後30年、一度も再訪できなかった店が元祖味噌カツ丼味処 叶です。


初めて先輩に連れて来てもらった時は、既に味噌カツの洗礼は受けていたものの、とんかつが濃厚な八丁味噌に生卵と一緒に煮込まれて出てくるここの丼には衝撃を受けました。他店は味噌ダレをかけるスタイルなので、名古屋でも個性的なもの。
名古屋の繁華街、栄の交差点のすぐ近く、戦後のままの昭和が残る細い路地裏に、当時の佇まいのまま、お店が残っていました。


昭和レトロな飴色の内装は昔のまま。
私が初めてこの店に来た30数年前も既にこうでした。


しかし、それ以外は大きく変わりました。
インバウンド観光客もいる店内は、当然ながら先代から代替わり。
先代も、その奥さんの姿も当然無く、男性が厨房をひとりで仕切っています。
そして中国人女性店員が4人。
かつては娘さんが一人でカウンターとホールを仕切っていましたが、いつの間にか二階も客席になっているらしく、狭い階段を上がり下りしての上げ下げに人手がかかるのでしょう。


メニューも少し変わっていました。
もちろんお値段も。
それは仕方ないでしょう。
もっとも、私も正確に覚えているわけではありません。
今みたいに写真を撮っていたわけではありませんから。


味噌カツ丼は意外と高い料理。
当時も少し高かった記憶があります。
残念なことに大好きだった名物のあさりの味噌汁は止めてしまっていました。


味噌えび丼


カツライスエビフライライス
昔こんなに種類があったかどうかすら覚えていません。
この店では味噌カツ丼しか食べたことがないからです。


そんな事を縷々考える時間があるほど店外で15分、店内で20分待ちました。
昔は並ぶことも待つこともなかったお店ですが、「名古屋メシ」の影響力と、客席倍増によるオペレーションの悪化が原因と思われます。
ようやく出てきた味噌カツ丼は昔と変わらぬビジュアル。



単品で追加した玉子は、別皿で出てきました。


心して食べることにします。


黒に近い茶色の味噌を纏った分厚いとんかつが丼を覆っています。
一つ齧ってみれば、若かりし頃、二日酔いの翌日に食べに来たノスタルジーが蘇ります。


味噌で煮込まれた半熟玉子は絶妙な加減。
味噌と玉子は味噌煮込みうどん同様、最高の組み合わせです。


味噌汁ももちろん八丁味噌の赤だし。
返す返すもあさりの味噌汁が無くなっているのが残念です。
しかも催促しないと出てこない、ということなど無かっただけに、サービスの低下も残念な限り。
中国人店員は皆さん印象は良いのですが、要領の悪いオペレーションには、かなり難点があります。


二個目の玉子もオンして、箸入れして黄身をとろ~り。
カツを絡めて食べれば、これぞ名古屋メシ、と思う味。



名古屋に配属されたばかりの大阪出身の私にとって、八丁味噌はカルチャーショックでしたが、今となっては懐かしい味。


完食しましたが、お腹はいっぱいです。


 「あの頃は若かったよなぁ。二日酔いでもペロリと食べたのに」
と思うほど、私は年を取りました。






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味処 叶とんかつ / 栄駅(名古屋)栄町駅矢場町駅
 
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2018年8月13日月曜日

2018年お盆休み④ お買い物ランチは東京の鰻屋の大阪の支店で名古屋のひつまぶし。「赤坂ふきぬき 大丸心斎橋店」

今日は姉の還暦祝にメガネをプレゼントしようと、姉を連れて大丸心斎橋店へ。
ここのメガネサロンに入っているTAKANORI YUGEで良いデザインのものが見つかりました。
今回の帰省の大事な用事の一つが無事終わりホッとしました。
今日の大阪も猛暑日なので、ランチはデパートの中で済ませようか、と赤坂ふきぬき 大丸心斎橋店へ。
姪の「ひつまぶしが食べたいわぁ~」というリクエストに応えての訪問です。


11時の開店直後だったので、スムーズに入店できました。


大阪に来ているのに、東京の鰻屋の大阪支店で、名古屋名物のひつまぶしというのも妙ですが、私も鰻は好きなのでOK。
注文はもちろんひつまぶし。ランチは2,500円のメニューがありますので、それをお願いしました。


出て来たひつまぶしは、淡白な色。
妻が頼んだ鰻重の鰻と同じようです。


ひつまぶしに欠かせない薬味は、ネギ、海苔、山葵。
これは名古屋と同じ。


お吸い物。


お新香。


まずはそのまま一杯目。
名古屋の甘辛いタレと違い、この店のひつまぶしは薄味。
鰻もふっくらしています。
関東風の蒸し焼きなので、そこも名古屋スタイルとも関西スタイルとも違いますが、美味。
このお店は初めてなので、美味しいかどうか不安だったのですが、一安心。


二杯目は薬味をのせて。


三杯目はお出汁をかけて、サラサラっと頂きました。


名古屋の甘辛い濃い目のタレとは全く違った食味のひつまぶしですが、やっぱり美味しい。


お店を出ると、大行列になっていました。
タイミングが良かったようです。

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